08月

資格試験直前対策

shikenbenkyo 私自身は、これまで数々の資格試験を受けてきました(社労士、行政書士、FP、簿記、パソコン・・・)

今年3月には、年金アドバイザー試験(2級)を受けました

(内容はこちらを参照)

来週日曜日(25日)には社労士試験があるので(私はH13合格)、 私なりの試験直前対策3か条をお話したいと思います。

 

<①手を広げず、これまでやったことを復習すべし!>

理由はですね。。。「新しいことを覚えるよりこれまでやったことを復習したほうが効率がいい」というありがちな話はもちろんですが、もう1つ、、、やったことができない(思い出せない)ときの試験会場でのダメージがめちゃくちゃ大きいからです!!! なお、これまでサボりすぎて(^^)一通りの知識を学んでないというピンチな方は、新しいところでも出題率の高い箇所だけは、山を張ってやってみてもよいかと思います。

 

<②試験に合わせた起床と勉強をすべし!>

直前に1日中休みを取れた場合は、試験と全く同じように起床し、勉強を開始・終了してみましょう。 これ、何回かやると本番で異様に自信を持って望めます! ポイントは全く本番と同じ時間どおりにやることです。 本番は、鉛筆を持つだけでもブルってくるときがありますが、これをやっておくとだいたい解消できますよ。

 

<③体力をつけるべし>

試験ってめちゃくちゃ体力を使います。 国家試験ならなおのこと。いやホントですよ!試験中にバテるんです。 だから栄養のあるものを食べたりして、体力もつけましょう。

それでは、このブログを読まれた方の合格を応援しております(^_^)v


タクシー事業適正化と小泉改革の光と影

taxi タクシーの過当競争是正に向け、自民党がまとめたタクシー事業適正化・活性化特別措置法改正案の全容が16日、判明した。1台当たりの売り上げが落ち込む都市部の事業者に対し、台数減らしを事実上義務付けたのが特徴だ。公明、民主両党と実務者レベルでは合意している。秋の臨時国会に議員立法で提出し成立を目指す。

 既存業者を保護する意味合いが強く、規制強化により新規参入を阻害すると指摘されかねない。利用者の利便性向上につながるか不透明だ。

 タクシー業界は02年に「小泉構造改革」の一環で新規参入や増車が原則自由化され、競争激化や運転手の労働条件悪化を招いた。2013/08/16 18:52   共同通信

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<年金記録を見ると当時の状況が見えてくる>

職業柄、年金の仕事をしていると、た~くさん勉強になることがあります。 その中の1つ、タクシーの運転手の給料が右肩下がりであったのもちょっとした衝撃でした(‘Д’)。  長年勤務していれば、給料は右肩上がりや現状維持というのが通常なのに、タクシー運転手の「標準報酬月額」は右肩下がり。。。 「昔は・・・・だった」なんて声をよく聞きますが、このように年金記録を見ると、いろいろ当時の状況について事実が浮かび上がってきます( ̄д ̄)。

<市場を自由にしておくことの大切さ>

ところで、一時期「競争すればするほど豊かになる」といった感じで、いろいろな分野の規制が緩和されました。原則として市場というのは、計画経済や規制を設けることなくできるだけ自由にまかせるべきです。人類の進化というのは競争や生命の危機があって発展してきた側面があるのですから。。。もっと別な言い方をすれば、「一発逆転してやろう」という気持ちを起こさせることはとても大事で、市場を自由にしておくというのは大切なことです。 今ですと労働市場の解雇規制を、自由とまでいかなくてもセーフティーネットとセットで緩和しようとする動きはそういうことだと思います。

<市場を自由にして結果が伴わないとき>

ただ「市場の失敗」という言葉があるように、市場原理も万能ではないです。学者さんやコメンテーターも神様ではないですから、予測が外れることがあります(失敗の責任は取りませんが)。 「司法試験合格者3,000人」や「タクシー業界の規制緩和」ついては、ここ10年ほどの壮大な実験の結果、想定していた市場原理による効果が表れなかったといえるのではないでしょうか。 「理論は正しいが結果が伴っていない」のではなく、「結果が正しく理論にどこか誤りがあった」のです。 タクシーやトラック、バスなどの運送業に関しては、サービス向上っていっても、コンビニじゃないんだから伸びしろは小さい。。。で結局、賃金や労働条件を低下して、安さを提供することくらいに走り、むしろ安全面で問題が大きくなったように思います。今回結果をみてちょこっと見直してみようという動きはよいことだと思います。

 

キリンビールCM(漁師編)VS 叱るのをやめる警官教育

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【キリンビールCM(漁師編)】

CM動画はこちら

漁師・弟子編 「怒られてると思うのか、教わってると思うのかは自分次第だ。」

漁師・親方編 「ちゃんと愛があるなら、ちゃんと叱ってやればいい。」

 

【叱るのをやめる警官教育】毎日新聞 8月17日(土)7時30分配信

仕事上で起きるミスへの対処を巡り、新人警察官らに対する教育が、失敗を戒める姿勢から「自分の弱さを認めた上で問題に向き合おう」という方針に変わりつつある。 失敗は許されないという考えにとらわれすぎ、ささいなミスを隠して重大な不祥事に至る事案が相次いでいるためだ。・・・・・警察庁が通達で「単なる叱責は職員を萎縮させ、失敗の隠蔽(いんぺい)を誘発するだけ」などとミスの対処の教育を改めるよう求めた。従来の主流は過去の不祥事を題材に再発防止を徹底させるやり方で、警察庁幹部は「真面目にやっている警察官の士気を下げるなどマイナス面が大きかった」と話す。
「方針転換」の背景には、叱責を恐れるあまり、上司に相談できない若手が増えている実情もある。ある捜査幹部は「積極的になれと言われるが一歩踏み出したら失敗するかもしれない。何よりも叱られるのが怖い」と若手から訴えられたことがあるという・・・・・
  講師のひとりの中川正浩・警察庁長官官房参事官は「失敗を恐れぬ若手を育てなければ警察の将来はない。上司も人の弱さに寄り添わなければ」と意識改革を促す。

【職場教育に対する日本人の葛藤の表れ?】

日本の土着的な教育方針は、きっと「キリンビールCM」のほうでしょう。だからこのCMができ、そしてCMを見て「そう、それでいいんだ」とうなずく人もいらっしゃるだろうと思います。

一方、今風の? 教育方針が、最近できた「警察庁通達の方針」なんだと思います。 徒弟的関係で働く時代から、組織的運営による働き方になってくると、「キリンビールCM」みたいではマイナス面があるということなんだと思います。

「警察」という、ある意味では「叱る」ことに寛容であるところで、CMとは違う考えが同時に出てきている点が興味深いと感じブログにしてみました。

ちなみに、少し話がずれるかもしれませんが、厚生労働省が出している「パワハラ」に関するホームページはこちらをご参照ください。

 

 

スタバで女性1人のまったり空間・・・

staba今日も暑いので、スターバックスでアイスコーヒーを飲みながら、ふと思ったこと・・・・・ 

他の喫茶店と比べて、スターバックスが全然違うところは、「女性1人で勉強したりスマホいじったりしている光景」のような気がします(そもそもコーヒーで何時間も粘られて、よく経営できるなと思ったりもしますが・・・)

女性1人というのがそもそもハードルが高い。。。ましてや勉強していても大丈夫。。。この人目を気にせずまったりした空間を提供するという発想は、日本人(のオヤジ上司)ではなかなか難しいことだろうなあと思います。が、他の業界でも応用できるような気がします。

それにしても、スタバで勉強している方は、図書館で勉強している方より熱心に勉強している方も多いので、俺も頑張らなあかん!と刺激を受けました( ̄д ̄)!。

戦後日本の社会保障の歩み

syakaihosyou昭和20年8月14日、日本はポツダム宣言を受諾し、翌15日玉音放送(終戦の詔勅)となりました。  (※欧米では、ミズーリ号で降伏文書に調印した9月2日が対日戦勝記念日。なお15日以降もソ連だけは侵攻が続き、9月1日までに択捉・国後・色丹を占領、降伏文書調印後の3~5日に歯舞群島を占領)

日本の社会保障制度は健康保険だけは先行していましたが、 戦後になると急速に制度が充実していくことになります。。。

 

日本国憲法(昭和21年11月3日公布→翌22年5月3日施行)

※第27条第2項「賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める

※第25条1項「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する

↓ ↓ ↓ ↓ ↓(これを受けて・・・)

労働基準法(昭和22年4月7日公布、同年9月1日に大部分の規定が施行され、11月1日には残りの部分が施行)

労働条件の原則は「人たるに値する生活」を保障するものであり、労働条件の決定は労働者と使用者が対等の立場で決定すべきであるという総則を掲げた上で、週48時間労働、年次有給休暇、女子・年少者の深夜就業禁止、労災補償など労働条件の最低基準を全般的に設けました。

労働者災害補償保険法(昭和22年4月7日公布)

失業保険法(昭和22年12月1日制定、11月に遡って被保険者へ)

生活保護法(昭和25年5月4日制定)

厚生年金保険法(昭和17年6月(労働者年金)→昭和19年10月(厚生年金)→昭和29年5月改正)

健康保険法(昭和2年1月全面発足→昭和13年7月国民健康保険→36年4月国民健康保険が全国に普及し皆保険

国民年金法(昭和34年4月制定→適用事務は35年10月からスタート、36年4月保険料徴収が開始され皆年金

 

非正規労働者数の増加とその身分

hiseikiroudou総務省が13日発表した労働力調査の詳細集計によると、パートや派遣社員など非正規労働者の数は、平成25年4~6月期平均で前年同期比106万人増の1881万人となり、統計を取り始めた14年以降、過去最多を更新した。

正規と非正規を合わせた雇用労働者(役員除く)の総数は5198万人で過去4番目の水準に増えたが、正社員雇用は53万人減った。非正規の割合は1.7ポイント増の36.2%だった。産経ニュース2013.8.13 19:20(図を参照)

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 非正規労働者がまた増えました(「男女による違い」「年代による違い」あり)。今や3人に1人以上は非正規労働という雇用形態です。

単純に「非正規労働者の増加=悪」と考えてしまいがちですが、掘り下げて考えると、「正規労働者になりたいんだけど、非正規労働者のままでいる方がどれくらい居るのか?」がキモなんだろうと思います(もともとパートを希望する場合もありますからね)。 統計によれば、男性の30.7% 女性の14.5%が該当しています。

そして、なぜ非正規労働者が正規労働者にあこがれるのかといえば、正規労働者は単に契約内容の違いにとどまらず、判例等により、非正規労働者を差し置いて待遇の低下に触れることはできない身分保障が出来上がっているからです。

変な例えかもしれませんが、参議院選挙の非拘束名簿式と衆議院選挙の拘束名簿式の違いを思い浮かべてください。 解雇や給与低下しようとするリストを並べたとき、参議院方式なら頑張っている非正規労働者だと助かる見込みはありますが、判例は衆議院方式で、問答無用で非正規労働者は正規労働者よりも順位を下にされるため助かりません(逆をいえば正社員は助かる確率が上がります)。

ねんきん定期便(ハガキ)が来た!

nenkinteikibin 今日(8/13)ポストを覗くと、「ねんきん定期便」が届いていました。

<「ねんきん定期便」とは・・・>

 『日本年金機構では、厚生労働省からの委託を受け、毎年1回、誕生月に、国民年金及び厚生年金保険の被保険者の方に対して、年金加入記録をご確認いただくとともに、年金制度に対するご理解を深めていただくことを目的として「ねんきん定期便」をお送りしています。』※コスト削減のため、節目年齢(35歳、45歳、59歳)以外は、H24年度からハガキ様式で届いています。

ちなみに「ねんきんネット」で見れば、もっと詳しく見れるんですけどね。。。

年金記録って、年配の方に限らず若い方でも結構誤っているので、気を付けてくださいね( ゚Д゚) 特に会社勤めの方は、ねんきんネットで自分の標準報酬月額・標準賞与額と給与明細を見比べてみることをおススメします。

nenkinkirokudvd 現在、日本年金機構では、「気になる年金記録再確認キャンペーン」を実施していますのでそちらもご参考に・・・。

★日本年金機構ホームページはこちら

★当事務所オリジナルページはこちら

 

世代間格差は大きいです・・・

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上の図は、保険料(国民年金・厚生年金・健康保険)の変遷です。(図をクリックすると大きくなります

昭和36年国民年金制度スタート時の国民年金保険料は、35歳以上は月額150円。現在は15,040円。その差100倍! もちろん当時と物価は違うけど、100倍なんてことはない。 厚生年金保険料率も昔と比べ2倍~4倍位違う!(1種が男、2種が女です)

そのうえ、受給開始年齢も遅れ、受給額も引き下がっています。

世代間格差は想像以上に大きいです

大ハズレの1か月予報

20130719 昔と比べて、数日後の予報精度は上がっていると思います。でも・・・梅雨明け後の中期予報でこんなに外れるのは、まだまだ天気予報は難しいのかなあと思います(図をクリックすると大きくなります)

7月19日発表時(猛暑一転低温多雨か)

気象庁は19日午後、この先1か月の天気の傾向を発表した。

 この先1か月は、北日本と、南下する梅雨前線などの影響を受ける東日本、西日本では、曇りや雨の日が続き、気温も低めに推移する見込み

7月31日11時発表時(やっぱり普通に暑いです)

西日本では、7月上旬から、南からの暖かい空気に覆われたことや強い日射の影響で気温の高い状態が続いています。
今後2週間程度は、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多く、気温の高い状態が続く見込みです。

8月11日時点(近年に無く記録的に暑いです)

 日本列島は11日も太平洋高気圧に覆われた影響で猛烈な暑さに見舞われ、甲府市で40.6度、高知県四万十市で40.4度を記録した。両市は10日にも40.7度を観測しており、2日連続で40度を超える猛暑となった。

気象庁によると、このほか、千葉県茂原市で39.9度、浜松市で39.8度を記録し、それぞれ観測史上最高気温を更新。東京都大田区でも観測記録となる38.2度に達するなど、37の観測地点で記録を更新した。

8月12日時点(日本記録を更新するほどの暑さです)

日本列島は12日も太平洋高気圧に覆われて関東以西で気温が大幅に上昇し、高知県四万十市では午後1時42分に41.0度を観測して、全国の史上最高を更新した。最高気温が40度を超えたのは3日連続。

巷では「あまちゃん」「半沢直樹」が高視聴率らしいが・・・

amachan見たことがない・・・

それどころか、今年まだドラマを見たことがない・・・

避けているわけではないが、最近テレビ自体あまり見ないので・・・。

こんな日本人は何%位だろうか?

いずれDVDになったときにでもみようかな( ̄▽ ̄)。