08月

安倍首相、人間ドックを受診

rentogen 安倍晋三首相は31日午前、慶応大病院(東京・新宿)を訪れ、人間ドックに入った。同日午後に検査を終える予定。昨年12月の首相就任後、人間ドックの受診は1月に続き2回目となる。首相は半年に1回程度のペースで受診しており、首相周辺は「今回のドックは定期的なもの」と説明している。第1次安倍内閣では持病の潰瘍性大腸炎が悪化し、突然の退陣につながった経緯があり、健康管理に万全を期す。8/31日本経済新聞

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 私は歯医者へは定期的に通っているんですが(昨日受診)、ここしばらく、体のほうの定期検診は受けていないです。。。( ゚Д゚) 野菜をできるだけ食べたり、ピロリ菌の除菌をしたりなど、普段個人的には気を付けているつもりですが、やっぱり人間ドックなんかで、時にはしっかり診てもらったほうがいいんだろうなと思っています。

(※胃の調子が良くない方は、ぜひ一度ピロリ菌検査を受診されてみることをおススメします。除菌すると、胃のモヤモヤ感が無くなり快調になりますよ!あと歯周病の毒素も相当体に悪いので、せいぜい1,500円程度の歯科検診もおススメです)

ところで、個人的に安倍首相への一番の心配事は「健康面」です。。。「元気があればなんでもできる!」ではないですが、定期検診はもちろんのこと、食べ物や休息にも気を付けてほしいと思います(夏休み10日間取得できて良かったです)。

まだまだ値上がりするぞ年金保険料!

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【厚生年金保険料】

平成17年9月から毎年0.354%ずつ保険料率が上がり、平成29年9月で18.3%で固定!

【国民年金保険料】

平成17年4月から毎年280円ずつ保険料が上がり、平成29年4月で16,900円で固定!

※なお実際の国民年金保険料は、保険料改定率を乗じて決定されます。

 

昔は(物価上昇分を差し引いても)、もっとも~と安い保険料だったので、今のお年寄りが払った保険料との格差(世代間格差)はすごいんですよ、みなさん( ゚Д゚)!

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ブラック企業VSホワイト企業 それぞれの苦悩

black white 最近巷では、「ブラック企業」に関する問題が取り沙汰されています。

私もかつて、世間でブラックと呼ばれた企業に勤務したことがあります(体は壊しましたが、スキルが学べ世間で言うほど嫌ではなかったけど・・・)。

 国民の圧倒的多数は労働者側ですから、ブラック企業が非常に問題になっていますが、ではホワイト企業になれば問題が無いのかといいますと、これまた一筋縄ではいかぬ事情があります。ここでは非常にざっくりではありますが、ブラック企業とホワイト企業の問題点について比較をしてみましょう!

<ブラック企業とホワイト企業の比較>

【ブラック企業】

①労働者側の苦悩 ②主に労働基準法32条~41条「労働時間や休憩・休日・年次有給休暇」が問題

【ホワイト企業】

①使用者側の苦悩 ②主に労働契約法16条「解雇権濫用法理」が問題

<ブラック企業問題の苦悩>

「ブラック企業問題」とは、主に労働者を労基法32条~41条に違反して酷使することによる問題だと思います。休みなく長時間労働で働かされ、残業手当も出ないというアレです。 「労働法は昭和22年に工場労働者をイメージして作られた法律なので、実態にそぐわない」なんて話をよく聞きます。確かに第三次産業にはそぐわない一面もありますが。。。 でもね~。。。成果が出ないから長時間酷使してもいいなんてことはないわけで、労働法の趣旨としては「その分時給単価を抑えればいいのであって、長時間労働はまともじゃないでしょ!」といっているわけです。サービス残業を前提に社会が回るような状態を避けるためにも、(ポーズかも知れないけど)9月から始まる「ブラック企業へのお灸」を見届けたいと思います。

<ホワイト企業問題の苦悩>

では、ブラック企業を改めて、ホワイト企業になれば問題が無いのかといいますと、そこがなかなか難しいところでもあります。「ホワイト企業問題」(※勝手に命名)とは、主に労働契約法16条に関する問題だと思います(+残業手当関係)。つまり「クビ」が難しいというアレです。「目の前いる可哀想な労働者を救済する」というスタンスで判例が積み重ねられた結果、日本の正社員は、会社が倒産しそうだとか犯罪を犯したぐらいでないと解雇が難しい状態になりました。『いやそれ普通でしょ?』と思われたあなた・・・ 人間は感情を持つ動物です。 数値化するのは難しいけれど、その人が居るだけでモチベーションが下がったり、業務に支障が出たり、他の社員に悪影響が出たりすることってありませんか? そして労働者側も「会社が倒産しても知ったこっちゃない\(-o-)/」スタンスで抵抗するケースもあります。ホワイト企業であればあるほど、人のいい社長であればあるほど、解雇する際の悩みが深くなります(いっそブラック企業になっちゃおうかな~( ̄д ̄)なんて思いが頭をよぎる・・・) その反動もあってか、安倍首相の「世界で一番企業が活動しやすい国を目指す」ということで、企業側視点の労働法改正が進みつつあります。

 

私の超遠回り社労士合格体験記

shikenbenkyo 前々回:「社労士試験終了後の過ごし方」ブログ

 前回 :「社労士試験合格に必要な3要件」ブログ

 

前々回、前回と社労士試験合格に必要なことについて述べてきました。

じゃあ、あんたはどうだったの?。。。

そうですね、、、一言でいえば、人生賭けて壮大な「社労士合格実験」をしていました( ̄▽ ̄)! 

(※でも検証結果を基に、その後受験した資格は・・・・・すべて一発合格です)

ただ、恥ずかしながら、私の失敗談とそこから得た必勝パターンを、ざっくりとではありますがお話しして、何か勇気やヒントを得てもらえれば幸いです・・・

 

 

<5回も受けた社労士試験>

私は平成9年~13年にかけて連続5回受験し、13年度に合格しました。 いや~今思えばホントバカでした。。。 何がおバカかというと、独学にこだわっていたことでした。 3年間独学で勉強していたんです。 ちっとも合格ラインに届きません( ̄д ̄)。  半年独学で勉強しただけで合格した強者もいると聞いておりますが、私はダメダメでした。一番もったいなかったのはその間の「時間」ですね。。。もう2度と戻ってきません。 4年目は、サッと切り替えて、通信講座と直前講座を受けてみることにしました(この時点でも通学講座やDVD講座は受講しなかったけど)。 やっぱり受験予備校はすごいですわ。みるみる効果が出ました。でもこの試験によくありがちな、「足切りの1点」で落ちました。でも感触は得ていたので、翌年度は順調に勉強して合格しました。

※「私の合格体験記」ブログはこちらをクリック

 

 

<時間をお金で買え!>

そこから学んだのは、「お金を出して人から学ぶ」ことでした。 決して受験予備校の回し者じゃないですよ。。。痛い思いをして出した結論がこれです。過去問を繰り返し解く」「直前は試験時間に合わせて問題を解くことはもちろん重要ですが、最短最速で合格するには、多少投資しなきゃいかんということを学びました。 もちろんお金をかけたからといって合格するとは限りませんし、湯水のごとくお金があるわけではありません。 1個良さそうな講座だけでもいいと思います。 私はそれ以降の資格試験を受験する際は、すべて市販のテキスト以外に、予備校などが提供するDVDや生講座を必ず1つだけ並行して受講するようしていま


社労士試験合格に必要な3要件

goukakudaruma  このブログをご覧の皆様は色々なところで、資格試験合格に必要な心構えを聞いたことがあるかと思います。 一昔前ですと精神論中心の話が多かったように思います。 私自身、これまでいくつかの資格(社労士・行政書士・AFP・年金アドバイザー2級、全経工業簿記1級、情報処理検定1級・・・・・)を取得してみて、私なりに必要だと感じた3つの要件についてお話ししたいと思います。ご参考になれば幸いです。

 

<①どんな困難があっても取得したいものかどうか自問自答する>

試験に合格するには、この先色々な困難が待ち受けています。それを何度もクリアしていかなければなりません。今一度、その試験をどうしても受験しなければならない理由を考えてみましょう。 また1回だけでなく、勉強をしていく時々で見直してみてみましょう。 あきらめずに続けられた者だけが合格することができます。

 

<②身の回りの環境を整える>

たとえ①をクリアできる、強烈な意気込みがあったとしても、環境(=勉強できる環境)を整えないと合格できません。

【お金があること】お金があまりないと仕事などに費やされ、勉強時間の確保ができません。 経済的なバックアップがあることは非常に大事であり、ここをすっ飛ばしている話をよく聞きます。 試験直前に集中して休暇を取れるだとか、受験予備校の直前講座を受講できるだとか、とにかくお金をかければ、確実に合格率が上がります。それが現実です。 細切れ時間を活用することは①をクリアした人なら、ほっといてもするでしょうから、できるだけ経済的な安心を用意されることをおススメします。

【健康であること】お金がある人は合格に非常に近くなることは先ほどお話しました。でも体調管理に気を付けないと、勉強が滞ったり、試験会場でバテたり、当日休んだりすることにもなりかねないので、健康であることも大切です(まあそれも、お金で買える部分がありますが・・・)

【その他】家族を持っていらっしゃる方は、家族の理解なども得ておく必要もあるでしょう。

 

<③外部環境の変化を知る>

最後に3つ目、外部環境(=試験の動向、自分の置かれている位置)を知っておく必要があります。合格率や合格水準を知ったり、社労士界の動向なども知っておきたいところです。 合格というゴールに向かって、何が足りないかを把握しておく必要があります。


社労士試験終了後の過ごし方

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社労士試験を受験された皆様、どうもお疲れ様でした。 想像以上に体力的にも精神的にもきつい試験だったと思います。 私のこれまでの経験から、試験終了後の過ごし方について、お話したいと思います。 参考になる部分があれば幸いです。

 

<まずは、数日間は体を休めましょう!> 

想像以上に体力は衰えていますし、次に向かって気分転換するためにも、しっかり体を休めてリフレッシュしましょう。

 

<解答速報で自分の合格ラインを把握し、次の道を考えましょう!>

●合格しそうな方で、ペーパー社労士でなく、社労士資格を活用したいと思っている方は、休みなく次の勉強に向かっていってほしいと思います。 1年も放置すると自信がなくなってしまいますから。。。例えば、実務知識を身につけるための勉強や仕事をするのもいいと思います。私の場合は、すぐ行政書士試験の勉強を開始し、また、派遣会社の社会保険事務へ転職しました(法学部出身の意地で行政書士試験を勉強しましたが、普通の方は、社労士で十分と思います)。なお、年金については実務上、もうワンランク上の知識が必要になってきますので、翌年3月の「年金アドバイザー試験」に向けて、勉強を始めてみるのも良いかと思います。(私の年金アドバイザー試験合格記はこちら

●残念ながら不合格になりそうな方は、①あきらめる ②再チャレンジする か決めましょう。 人生は短いです。すっぱり清くあきらめることも正しい選択肢の1つです。 この試験は、いわゆる受験予備校を活用して勉強すれば、科目数が多い関係で1年は難しいですが、2年あれば結構受かるものです。予備校を利用しても2年で合格ラインから大きく離れている(10点以上)方は、将来まだまだ勉強しないといけない「超面倒くさい資格」なので、違う道に進まれたほうがよいのではないかと思います。(法改正の勉強やら、特定社労士の勉強やら、実務の勉強やら・・・)

「あと数点で合格だったので諦めきれない」「どうしてもこの道でやっていきたい」という方は、まずは敗因分析をしてみましょう。独学にこだわっていた方は、DVD講座や通学講座を考えてみたり、勉強時間が足りなかった方は、勉強時間を作り出す方法を考えましょう。また、1人で黙々とやっていた方は、将来のためにも1人でもいいから受験仲間を持つことをおススメします

<私の失敗談です・・・>

なんでこんなアドバイスをするのかといいますと・・・それは、自分が大失敗した経験があるからです(-.-)。 独学にこだわって回り道し、1人で黙々とやっていたので、モチベーションも上がらないうえ、開業後も一苦労しました。合格後も放置してどんどん忘れ・・・・・  要は上記の内容は、すべて私の失敗談です。。。


夏の終わりの風物詩②(ど真ん中祭り)

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夏の終わりの風物詩として、名古屋の久屋大通公園で開かれるイベントで「ど真ん中祭り」というのがあります。

 昔からある祭りではなく、今年で15回目の祭りです。

 当日は、色とりどりの「はっぴ姿」と「化粧」をした人たちが集まってきて、異様な雰囲気に包まれます。

 なんて言いましょうか、別々の祭りを1か所に集めて競争する感じで、「和服版ダンス甲子園」といったところでしょうか、めちゃくちゃ活気があります。 いったいこの衣装代や練習時間はどこからねん出しているんだろうかといつも思います。

 個人的には、のんびりした盆踊りと違って、「ダンス甲子園的な集団」に参加するのは苦手ですが、色とりどりで活気があり、見ているぶんには楽しいです。

夏の終わりの風物詩①(24時間テレビ)

24TV 夏の終わりになると、名古屋の久屋大通公園は、2つのイベントが開かれます。そのうちの1つが24時間テレビ。 毎年このイベントのときは、夏の太平洋高気圧が弱まったり、スコールなんかで、3回に1回くらい雨のような気がします。ここ2年位は天気が良かった記憶があるのですが、今年は、久しぶりに雨。。。

 私の24時間テレビの思い出は、昔(20年ほど前)、東京の読売新聞専売所で、一時期新聞配達をしていたことがあり、そのとき、24時間テレビのTシャツが支給され、それを来て暑い中、新聞配達をしていました(;´Д`) あのTシャツ、結構売れているらしいですが、イベント日以外、着ている人を見たことがない代物です。。。

 ところで、今年の視聴率は歴代4位の18・1%、瞬間最高視聴率は39.3%らしいです。 が、私は仕事やDVDを見たりして過ごし、1秒も見ていません( ̄▽ ̄)。 You Tube でちょろっと様子だけ観ようかと思います。

派遣労働の改正(派遣最長3年 撤廃提言)について一言・・・

new hakenhou 労働者派遣制度の見直しを検討してきた厚生労働省の有識者研究会は二十日、企業が一つの業務に派遣労働者を使用できる期間を最長三年に制限する現行ルールを撤廃し、労働組合の同意を条件に人を入れ替えれば派遣を使い続けられるようにすべきだとする報告書をまとめた。

労働者派遣法は、派遣先企業の正社員が仕事を奪われることがないように派遣を臨時的・一時的な仕事に限定してきたが、報告書はこの原則を大きく転換する内容だ。

企業にとっては、派遣が活用しやすくなり人件費の抑制につながるメリットがある。一方、労働者側からすると、正社員の仕事が派遣に置き換えられたり、非正規雇用が固定化したりする懸念があり、労働組合などから反発が出そうだ。法改正に向けた厚労省の審議会では、年末の取りまとめに向け労使の激しい議論が予想される。

現在は、無期限に派遣できるのは通訳やOA機器操作など、いわゆる「専門二十六業務」だけ。その他の一般業務は派遣先の正社員の雇用保護を理由に原則一年、最長三年に限定されている。

報告書は、専門性の判断が難しくなったとして専門業務の区分を廃止し、一般業務との一本化を提言。一人の派遣労働者が同じ職場で働ける期間を最長三年とした。その上で、派遣先の労使協議で労働組合や労働者代表から異論がなければ、企業は、別の派遣労働者に入れ替えることを前提に、三年ごとの更新ができるとした。

三年の期限を迎えた派遣労働者については、本人の希望に応じて派遣先への直接雇用申し入れや次の派遣先の提供などを人材派遣会社に求めた。

派遣会社との間で期間を限らずに雇用契約を結ぶ無期雇用の人(正社員)の派遣は「無期雇用派遣」と定義し、業務の種類を問わず無期限での派遣を認める。

◆規制緩和に逆戻り

厚生労働省の有識者研究会が二十日まとめた労働者派遣制度見直しの報告書は、派遣期間の延長など規制緩和を打ち出した。対象業務の拡大を中心に規制緩和を繰り返してきた派遣制度に対し、民主党政権は労働者保護のための規制強化を進めたが、報告書は以前の緩和路線への逆戻りを求めた。

「世界で一番企業が活躍しやすい国」を目指す安倍政権の方針に沿った内容だ。しかし派遣労働が広がれば、正社員の減少や不安定雇用の拡大などさまざまな副作用が懸念され、課題は多い。

一九八六年施行の労働者派遣法は、企業の使い勝手をよくするため、規制緩和が続いた。当初は専門性の高い十三業務に限って認められたが、九九年に建設や医療など一部を除き、適用対象業務を原則自由化。二〇〇四年には製造業務への派遣も解禁された。

しかし〇八年のリーマン・ショックで「派遣切り」が横行。派遣制度への批判が高まった。〇九年発足の民主党政権は労働者保護の姿勢を鮮明にし、一二年三月に日雇い派遣の原則禁止などを盛り込んだ改正労働者派遣法が成立した。

派遣という働き方は正社員と比べ雇用が不安定で、賃金も低いことが多い。制度見直しの議論は労使代表らが参加する労働政策審議会に移るが、労組側の懸念をどこまで解消できるかが焦点だ。(東京新聞 8月21日)

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※派遣法の改正に熱心?であった御手洗氏と安倍首相との先週の夏休みゴルフはこちら。

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派遣労働者として勤務する側もさせる側も経験した者として一言。。。

最近の限定社員や金銭解雇、派遣労働の緩和などは、正社員の解雇法制がキツイので、あの手この手で解雇が容易にできる労働形態を生み出そうとしているんだと思います。 事業を起こそうとしている人や現在経営をしている側にとって、解雇が事実上難しい労働者を抱えることは、金銭的にも精神的にもキツイです。 結婚する時よりも離婚するときのほうが何倍も苦労するというパターンと同じです(雇用を増やそうにも解雇トラブルが怖くて安眠できませんって。。。)。 時代的な流れで見れば、司法(判例)によって徐々に失われてきた解雇の自由を、形を変えて経営側が取り戻してきている流れなんだと思います。

ただ派遣って①給与面②将来への希望③職場の人間関係など、個人がいろいろ不安を抱えて働いています。もう少し経営側が、派遣や非正規労働者を容易に正社員に昇格してもいいと思える制度になればなあと思います。

 

「障がい」という表記の無言のプレッシャー

syougai最近「しょうがいしゃ」を表す表記として、これまでの「障害」や「 障碍」と違って、「 障がい」という文字を見かけるようになりました。 民間企業の求人広告はもちろん、役所のホームページもかなり「障がい」になってきております。(※自分の住んでいる名古屋市は「障害」ですが、「障がい」プレッシャーに押されてきているでしょう)

昔の年金制度を調べると「 障碍」という表記が見られますが、私が社労士受験をした平成13年頃は、「障害」のみで「障がい」表記はいろんな場所でも記憶がありません。ここ数年に出てきた話のような気がします

 

<「がい」を使わなきゃという無言のプレッシャー>

最初「障がい」と使い始めた人たちは、「害」というイメージが悪いので、そんなに深刻に考えることなく「がい」と使い始めたのではないかと思います。 しかしやがて、色々な場面で「障がい」を使いだし、そのうち「害」という表記を使っているのは、「障害者の気持ちを汲んでいない、配慮が足りない」というイメージが浸透し出して(あるいは誰かクレームをして)きたため、法律上は「害」であっても、役所までも「がい」と使い出したのだと思います。

 

<何とかしたほうがいい>

 

仮に「障がい者」に統一したとしても、やっぱり「何で真ん中に平仮名が入ってくるの?」という、日本語としての違和感が残ります。 

 

「障がい者」という日本語表記の違和感から、「配慮しろ、特別扱いしろ」という、何とも嫌な印象が文字から伝わってきます。


このまま「障がい」という表記を続けたままですと、役所や公式文書の表記に迷いが生じ、人々の心に悪いイメージも植えつけられるので、何とかしたほうがいいと思います。 障害年金の勉強をしていて、ふと思いブログにしました