09月

2013年10月から変わる暮らし

こちら名古屋では、まだまだ暑い日がありますが、10月になりますと、お財布に早くも全国的に「涼しい」空気を運んできます\(-o-)/ では、どのように暮らしが変わるか見ていきたいと思います。

<①年金額が1%減額されます>

bukkasuraido 実は、現在支給されている年金は、2.5%も余分に払っているんです(^o^)

平成12年からずっと余分に払われているんですよ~。最初は「いずれ物価が上がるから、今は年金を物価と連動して引き下げず、物価が上がったらチャラにしよう!」なんて考えていたら、前代未聞のデフレ経済。。。どんどん物価が下がっていきます\(-o-)/ 一向に本来水準の年金額との格差が縮まりません(>_<) ついにシビレを切らして、3年かけて2.5%の差を縮めることとなりました。その第1弾が、10月からやってきます。(※ちなみに年金は、2ヶ月ごとの支給なので、10月11月分の年金である12月支給分から減額されますよ・・・)

<②今年も厚生年金保険料が上がります>

nenkinhokenryohensen平成29年まで0.354%ずつ値上がりしている厚生年金保険料。。。

今年も9月分から値上がりします(※恐らく翌10月支払いの給与から値上がりしているので、給与明細書で確認してみてね!)

給料は上がらないのに、保険料はどんどん値上がりしてます。

<③児童扶養手当0.7%減額されます>

母子家庭とかで、児童扶養手当を受けているご家庭にも、上図の年金グラフに連動するように、減額されます。

<④自動車保険料を一部値上げ>

「じどう」つながりで、もう一つ、大手損保3社の自動車保険料が値上げされます。

<⑤牛乳・小麦・豆腐・清酒・ごま油・ガス料金・海外旅行の値上げ>

円安や原材料価格の高騰で、値上げが予定されています。消費者にとっては大変だけど、生産者にとってはコストが上昇しているのでしょうがない。。。

 

そして、近づく「消費税UP」・・・・・なんとか少しでも収入を増やす手段を考えないと。。。(T_T)

 

平成24年の民間企業給与:平均は408万円 非正規は168万円

H24 kokuzei NHK(NHK NEWS WEB 9/27)サラリーマンなど民間企業で働く人の去年の平均年収は408万円で、前の年より1万円少なく、2年連続で減ったことが国税庁の調査で分かりました。 また、今回は非正規労働者の平均年収が初めて発表され、168万円と正社員より300万円少ないことが明らかになりました。

 

国税庁が去年1年間を通して民間企業で働いた会社員やパート従業員などの給料を調査したところ、平均年収は前の年より1万円少ない408万円でした。 平均年収が減るのは2年連続で、ピークだった平成9年の467万円に比べて59万円少なくなっています。 年収別では、200万円以下の人が前の年よりおよそ21万人増えて1090万人に上り、全体の4分の1近い23.9%を占めています。 一方、1000万円を超える人は172万人、全体の3.8%でした。 また今回は、雇用形態別の平均年収が初めて発表されました。 正社員の平均年収は男性が521万円、女性が350万円で、全体では468万円でした。 これに対して非正規雇用の労働者は、男性が226万円、女性が144万円、全体では168万円と、正社員に比べて300万円少ないことが明らかになりました。 このほか業種別では「電気・ガスなど」が718万円で最も高く、次いで「金融・保険」の610万円、「情報通信」が572万円となっています。 最も低かったのは非正規労働者の比率が高い「宿泊、飲食サービス」の235万円でした。

 

増える非正規労働者

国税庁が雇用形態別の平均年収を発表したのは、非正規労働者の割合が高くなったため、全体の平均だけでは給料の実態を必ずしも反映できなくなったからです。 総務省の調査によりますと、非正規労働者の数は、バブル経済の崩壊後、急速に増加しました。 ことしに入っても増えていて、4月から6月までの3か月の平均で1881万人と労働者全体の36.2%を占めています。 正社員に比べて低賃金で、年齢や勤続年数による賃金の上昇も少ない非正規労働者は、5人に1人が正社員になれないため、望まずに非正規雇用の仕事に就いているとみられています。 雇用の問題に詳しい慶応大学の樋口美雄教授は「1度、非正規になるとなかなか正規になれず、階層が固定化する問題がある。正規になりたいという『不本意非正規』が増加しているなかで、いかに正規に転換するかが重要だ」と指摘しています。

<追加データ(国全体の「給与総額」は棒グラフのとおり、右肩下がりです)>

H24 kokuzei3

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<今回出されたデータで、重要なことは次の2点です>

①長らく右肩下がりの給与で、特にリーマンショックで大きく下がった給与水準がまだ挽回していないこと。

②平均給与は408万円であるが、あくまで「平均」であって、「雇用形態」「男女」「年齢」「業種」によって、大きく違うこと。(「宿泊飲食の女性非正規」と「電気・ガスの男性正社員」とでは、同じ労働時間でも5倍くらいの所得格差があるということです)

 

「いかに正規に転換するかが重要だ」という文章で締めくくっていますが、もし正社員が単に「期間の定めの無い雇用契約」という以外、非正規とあまり変わらない労働条件なら、こんな考えは出てこないだろうと思います。「いかにスキルを身につけるか」とか「いかに付加価値の高い仕事や業種に就くか」という話にならず、正社員という雇用形態に重点を置いているのはなぜでしょうか?

それは正社員というのが、解雇はされない、ボーナスはもらえる、退職金は支給されるという「身分」状態だからです。身分制度という考え方になっているということは、おのずと数に限りがあります。

現在、正社員化をするめるために、①国は助成金を出したり(※雇用保険から用意されている正社員へ転換するための助成金で、「キャリアアップ助成金(正規雇用等転換コース)」なんてのがあります)、②労働契約法を改正したりしています。(※5年雇止めブログ参照

しかしながら、根本的に現在の解雇規制が緩まない限り、「経営者がリスクを負って正社員を増やせ」といっても、土台無理な話です。解雇規制が厳しい正社員を守るために、雇用の調整弁として非正規を増やしてきた側面があるんですから。。。

9月のクマゼミ

kumazemi ここにきてようやく名古屋も、夜は涼しく(ちょっと肌寒く)なってきました。

 いや~夏も終わったなあ。。。と思っていたら、夏を代表する「クマゼミ」が今日9/27に鳴いていました(‘Д’)

 人通りの多い名古屋の金山(かなやま)で、1匹だけ威勢よく鳴いていたもんだから、通り過ぎる人が振り返る、振り返る。。。

 ちなみにクマゼミはミンミンゼミと違って、とにかく暑いのを好みます(ミンミンゼミは28度前後、クマゼミは30度くらいがお好みのようです)だから、東京と名古屋では蝉の種類が全く逆で、名古屋は「クマゼミ派」東京は「ミンミンゼミ派」で、それぞれすみ分けています。(詳しくはブログ「ミンミンゼミの不思議」参照)

だからこんなに涼しくなってから、クマゼミが鳴いていたのは、余計にびっくりしました!

恐らくこの蝉、夜の涼しさに耐えるのは厳しいような気がします。なんとか彼女(蝉が鳴くのはオスです)を見つけられることを祈るばかりです。。。

平成25年度 雇用関係の助成金一覧

今日(9/25)は、社会保険労務士会の支部が開催した、雇用保険関係の助成金研修会に出席しました。社会保険労務士会では、研修会というスキルアップのための勉強会を時折開催しています。

本日は『助成金』ということなんですが、まあいっぱいメニューがありますわ

\(◎o◎)/! 雇用保険関係の助成金ということで、簡単に言ってしまえば、

「雇用の維持・安定に貢献したら、無料で事業主にお金を差し上げますよ!」というもの(^^)。 だから、どちらかというと雇用状態の厳しい「高齢者」「障害者」「母子家庭」「パート・非正規労働」の方々に対して、採用したり、正社員へ転換したり、環境を整えたりして、お金がもらえるようなメニューです!(※裏を返せば、そういう方々には何か助成金があると思ったほうがいい)

国の施策として「雇用」というのは、古今東西と~ても大切なテーマです。特に土地も資源も少ない日本が、「ええ生活(^^)しよう♪」思ったら、フツーに考えても、良い商品やサービスを提供する「人」への投資は必要ですからね。。。

それで一応、平成25年度の雇用関係の助成金一覧(3個+1個)を載せておきますが、これがまた目が痛くなること(>_<)(>_<)(>_<)。 そういうわけで詳しくは、各都道府県の労働局やお近くの社労士さんにおたずねくださいね。。。(画像をクリックすると、少し大きくなって見やすいです)

 

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「きんきん」 新たな使われ方が定着 文化庁

onomatope甲高い声や鋭い痛みを表現するときに使われていた「きんきん」ということばが、「きんきんに冷えたビール」などと新たな使われ方をして定着してきていることが文化庁の調査で分かりました。

調査では「きんきん」、「ざっくり」、それに「さくさく」など5つのことばについて使い方をたずねました。 その結果、「きんきん」は「きんきんした声」とか「頭がきんきん痛む」といった表現に使われてきましたが、「きんきんに冷えたビール」という言い方を聞いたことがある人は76%で、そのうち自分でも使ったことがある人は34%いました。 「ざっくりとした説明」、「気持ちがほっこりする」という表現は、いずれも71%の人は聞いたことがあり、使ったことがある人も3割を超え、新たな使われ方が定着してきていることが分かりました。一方で、「パソコンがさくさく動く」という表現は、20代や30代では使っているものの、聞いたことがない人が6割を占め、あまり広がっていませんでした。 文化庁は「ことばのイメージから新たな使い方が生まれている。その表現を使う人が3割を超えるかどうかが定着するか、廃れるかの分岐点になるだろう」と分析しています。(9/24 NHK NEWS WEB)

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Yahooのトップページは、若い方が作成しているので、何の気なしに「サクサク」という表現を使ったんでしょうね(*^。^*)

 

こうなることは目に見えている「5年雇い止め」!

<大学で広がる「5年雇い止め」 法改正で非常勤講師を直撃 産経新聞9月22日(日)13時36分配信>

通算5年を超えて勤務した非正規労働者は、本人が希望すれば期間を区切らない無期契約に転換できるとした改正労働契約法。4月の施行後、大学で非常勤講師を原則5年で契約を打ち切って「雇い止め」にする動きが広がっている。本来は雇い止めを心配せずに働けるようにするための法改正だったが、現実にはその趣旨に逆行した皮肉な流れになりつつある。「法改正が労使の間に無用な対立を生み出してしまった」との指摘すら出ている。

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<ドンドン問題になるぞ「5年雇止め」>

世間一般的に、理性的で頭の良いといわれる大学がとった行動が、この有様です。一般企業ならもっとエグイことが行われる可能性があります。非正規労働者の待遇を良くしようと作ったつもりなんでしょうが、これから先、もっともっと「5年雇止め」が頻発し非正規の雇用環境は悪化していくでしょう。 この改正労働契約法って、非常勤職員を繰り返したことのない、現場を知らない安全地帯で勤務している人たちが考えそうなことだなあと思ってます。なぜなら底辺で勤務していると、上が抜けない限りは、法律なんかで正規雇用になれるなんて馬鹿げた話だと薄々感じ取っているからです。

<正社員を雇わない問題の本質は「解雇規制が厳しいこと」>

何で、正社員にすることを極度に避けたがるのか、をもう一度よ~く考える必要があると思います。 今まで非常勤講師として勤務し、この改正法がなければ、非常勤であっても、さらに10年以上勤務できる人もいるんじゃないかと思います。長年勤務してもらって構わないと思っていても、この法律が出来たためにクビになってしまう。。。解雇規制が厳しい状態のままでは、雇う側はどうしても正社員採用に慎重にならざる負えないということがどうしてわからないのでしょうか? 

(※「整理解雇の4要件」や「解雇権濫用法理(労契法16条)」は、経営者側に与える心理的な影響を考慮することなく、目の前の可哀想な労働者を救済するために裁判例を積み重ね、それを体系化、条文化し、最終的に解雇権を無くしていったようなもんです)

<「金銭解雇」のルールをつくるべき>

やっぱり、いざとなったら「お金」で解決できるという道を作るべきだと思います。世の中うまくいかない場面・事件に遭遇したとき、最後はお金で解決するというのが、人類の知恵ではないでしょうか。 たとえクビにする気持ちがなくても、そういうルールがあることで経営側は随分、いや、めちゃくちゃ心理的に楽になるはずです。 そもそもそういう時のために、雇用保険や解雇予告手当があるので、たとえば離職時の失業手当を手厚くしてみたり、解雇予告手当の日数を増やしてみたりしてもいいと思います。「○日以上支払う」と数値化することで、「早く」「クリアに」「わだかまりを抑え」解決することができるでしょう。

そのように解雇に対する心理的不安を和らげることで、ようやく正社員として雇ってみようかな?(#^^#) という気になってくると思います。今のままでは、単に「5年でクビにされるルール」が作られるだけでしょう。

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私の野球の視聴率

giants どうやらジャイアンツが優勝したらしいです。。。

昨日、Yahooニュースで王手がかかっていることを知ったんですが、振り返ってみたら、今年1秒もプロ野球中継を見なかったです。視聴率0%(+o+)

テレビニュースのダイジェスト版で、一瞬視界に入ったことはあったかもしれないけれど、少なくとも、中継は見ていないし、球場へも足を運んでいません。

昔(20年以上前)は、中日戦にかじりついて、延長したときなんかは、ラジオで聞いたりしましたが、最近はそこまでしなくなりました。

本当は世間話として、多少野球中継を見たほうがいいのかもしれませんが。。。野球って、流れがゆっくりしているので、見ていてもつい「休んでいたらダメだ、仕事仕事・・・」って思ってしまいます(T_T)。 来年は仕事に追われないよう、時間的余裕を作って、2時間くらい、のんびり野球でも見たいなあと思います。

 

2013年バイオリン演奏会に向けて練習

violin 男の趣味の定番といえば、ゴルフや釣り。。。

 でも、「人の行く裏に道あり花の山」の格言にしたがい、「バイオリン」という変わった趣味の道を選択して、はや4年。。。 12月に行う合奏とソロの演奏会が近づいてきました。

 ここ数か月は、ビジネスのほうでドタバタして、なかなか練習ができませんでした。が、そうも言ってられなくなってきた今日この頃( ̄▽ ̄;)

 大人になってから始めたので、譜読みや手の柔軟性など、結構キツイものがありますが、自分のためと思って、しぶとく頑張っています。

 【予定の曲】

①ブーレ(ヘンデル)

②ロングロングアゴー(ベイリー)

③荒野のはてに&牧人ひつじを(クリスマスメドレー)

ひょっとしたら、初心者でも子供なら1年もかからず、マスターできそうな曲です(^^)v

こんな簡単な曲でも、自分で弾くと難しいですが、生の音ってホント癒されるんですよね(#^^#)

仕事の合間をぬって、練習していきたいと思ってます。


新iphone 3社の女優陣が発売PR

iphone5s 新しいiphoneが発売されました。今回はドコモも参入し、3社が女優を「携えて」、スマホをアピール!

正直なところ、機能面ではiphoneの優位性は徐々に薄れてきています。お財布携帯もワンセグも無いし、カメラ性能も実は他社のほうが良かったりします。デザインも、圧倒的優位というわけでもありません。

でも・・・・・人は機能だけで購入しているのではないんでしょうね。「この商品なら、時流に乗り遅れたり大ハズレを掴まされたり、嫌な扱いを受けることは絶対無いはず、という安心感」が購買意欲につながっていると思います。

さて、今回の5s、5cは、①ドコモでずっとiphoneを使いたいと思っていた ②とにかくスマホデビューしたい学生 ③バッテリーがへばってきたので変えたい ④ドコモへMNPする 方はおすすめです。 それ以外は、iphone6まで待つのもアリかなと思います。

ウインドウマシンに、もがき苦しむ!

pcwindowmachine<ウインドウマシンとは>

「ウインドウマシン(WM)」とは、年金事務所などに設置されている端末機のことです。 日本年金機構本部に保存してあるデータと通信回線で接続し、年金記録を検索します。

<WMは年金相談・調査に必須の知識>

社労士試験で一生懸命勉強し、晴れて合格してもそれは理論だけ(+o+) 実務をこなすにはまだまだです。 例えば、年金アドバイザー試験などを受験して、より実務に近い年金スキルを身に付ける必要があります。でもさらに・・・WMの「暗号解読」のスキルを身に付ける必要もあるのです!

年金記録を印字してもらうと、暗号みたいな用紙が打ち出されます。そう、このWMが出来たのは昭和60年頃なので、今風のソフトで作ったような印字ではないんです。。。最近は幾分、解読しやすい暗号に変わったものの、やはり難しい。。。でもこれを読み解かないと、年金記録についてちゃんと回答ができないんです。

<WMの検索も独特>

WMの検索方法も全く今風ではないです(^^) 。むか~し、windows95 が出る前は、白黒画面にコマンド入力してましたが、あんな感じで、白黒画面に「コード番号」を入力して情報を引っ張ってくるんです!取扱説明書も辞典みたいに分厚いし分かりにくいので、いきおい暗記するしかない。 今のiphoneやipadみたいな直感操作とは「月とすっぽん」です。

<WMの操作は職人技>

ちなみにWMが作られた当時は、膨大な情報量を改ざんされずにコンパクトに保存する、けっこう画期的なシステムだったようです。 でも今となってはなあ・・・・・ 過去に年金記録確認第三者委員会の事務室で勤務したことがあり、この特殊画面に対するアレルギー反応は無いものの、「もっと覚えなあかんな~(-o-)」と思いながら帰宅した1日でした。。。