昨日、「13日の金曜日」( ゚Д゚)は、年金事務所にてWM(ウィンドウマシン)を叩いたりしてました。
WMというのは、日本年金機構のコンピュータに記録されている年金情報を、年金事務所の端末で確認するためのシステムです。
社会保険労務士試験に見事合格し、社労士として仕事できるようになるためには、まだまだ勉強や経験を積む必要があるんです(;´Д`)
士業(弁護士、税理士、社労士・・・・・)をする以上、常にある程度の勉強は欠かせません。その中でも、年金分野の勉強は、かなり難易度が高いと思います。その理由は3つあります。
<①制度そものもが複雑で法改正も多い>
国民年金、厚生年金、共済年金、基金、確定拠出年金など、色々な制度がありますので、まずその制度を理解するのが非常に大変です。また、働きながら年金をもらう(「在職老齢年金」といったりします)場合、雇用保険制度も理解しておかなければならず、周辺知識もあわせて必要です。 さらに頻繁に法改正しますし、経過措置といった途中経過で運用されている知識も必要です。
<②昔の制度も知る必要がある>
上記①の通り、現在運用されている年金制度を覚えるのも十分大変ですが、実務をちゃんとこなそうと思ったら、「年金の歴史」も覚える必要があります( ̄▽ ̄)。 そう、すでに廃止している年金制度も、知識として必要なのです! 例えば「脱退手当金」、「農林漁業団体職員共済組合」といった制度は今はありません。でも実務上知っていないといけないんです。 時代を重ねるごとに増えてくる勉強・・・・・ ますます年金をマスターするのは大変になることでしょう。
<③WMの画面の見方なども必要>
年金は、①②のように制度を覚えるだけではダメです。「65歳になったらいくらもらえるの?」「旦那が亡くなったらいくらもらえるの」「繰上げしたらいくらになるの?」「働きながら仕事したらいくらになるの?」といった金額を算出してナンボです。その際、参考になるのが、年金事務所が打ち出すWMの画面。
ところが、画面を打ち出した紙(ハードコピー)を見ても、暗号だらけで、さっぱり分かりません\(-o-)/ こんなのは社労士試験に出てきません。 つまり、年金制度①②とは別に、「ハードコピーの見方」について勉強する必要があります(端末を叩く人なら、合わせて端末操作の仕方も)。あと当然ですが、書類についての知識(書き方、添付書類、ねんきん定期便)も必要です。
<最短最速でマスターするには・・・>
このように、年金に詳しくなるには「たっぷり」時間がかかりますので、人と差別化はしやすいかな、とは思っています(あとはどれだけお金が儲かるか・・・)。 とはいえ、何とか最短最速でマスターしたいところ。。。
そこで私は、「年金アドバイザー試験の受験」「年金講座の受講」「行政協力」がいいんじゃないかと思い、少しずつですが行動しております。