平成6年頃から難易度がアップし、最近は合格率も下がり気味で、(H25年は5.4%!)世間で言われているほど簡単には合格しない社労士試験。。。 だからこそ、合格したらすご~くうれしいですよね(^^)v 合格通知書が届いたり、合格祝賀会に呼ばれたり、ウキウキワクワク♪ 私も合格体験記など投書したりしました。
そして、ひとしきり「合格バブル」が弾けると。。。。。社労士として必要な知識・スキルがまだまだ足りない現実を実感しちゃいます( ̄▽ ̄:)
①【労働社会保険手続】取得・喪失届、算定基礎、年度更新、離職票、36協定、変形労働、給与計算、助成金・・・・・
②【周辺知識】民法、税金・会計、パソコン・・・・・
③【年金】数字を使った実践知識、書類の見方(ねんきん定期便、ウィンドウマシン(WM)画面)・・・・・
いや~全部マスターしようと思ったらムチャクチャ時間がかかりますよ! というか、覚えた途端から法改正。。。何とかサクッと学べる方法はないでしょうか?
<実務能力アップ作戦(修行、開業講座、研修会、行政協力)>
①【修行】会社や社労士事務所で修行するパターン。お金をもらいながら実践的な勉強ができる点が○です。ただし時間がかかること、そもそも募集が少ないことなどがあります。でも税理士なんかですと、この修行が必須ですから、社労士はまだ修行が必須でないだけいいかもしれません。
②【開業講座】開業準備講座で広く浅く早くマスターするパターン。レベルにもよりますが、早く学べてしまう点が○です。やはり時は金なりです。ただし、費用がかかることと、実際に手続きするわけではないので、もう一歩、実践との乖離を埋める必要があります。詳しい方がそばにいれば、このパターンが最短最速だと思います。
③【研修会】社労士会で開催される実務修習や研修会を活用するパターン。お金がそれほどかからない点が○です。ただし上記、開業準備講座より実践力ではかなり劣るので、もう2歩、実務との乖離を埋める努力が必要です。
④【研修会】社労士会でなく民間が行っている講習・研修会もあります(社会保険手続実務講座や年金講座・・・)合格後もお金を出して、こういった講座を申し込み、勉強することもよくあります。
⑤【行政協力】行政協力という週に何回か非常勤で働き、役所でお金をもらいながら勉強するパターン。役所で勉強するので一番実践的スキルが身につく点が○です。ただし、募集が少ないことと、時間が縛られるので、どこかで線引きをして勤務する必要があります。
<どれも一長一短ですが・・・>
社労士試験は理論中心の試験ですので、実際に社労士業務をまともにやろうと思ったら、上記①~⑤の何かが必要になってくるんじゃないかと思います。 ①~⑤のどれも一長一短で、「行政協力」をしないとなかなか身につかない知識(例えば年金のWM画面)や、「修行」しないとなかなか身につかない知識(書類の綴じ方、業務の回し方)などがあります。 また当然ですが、営業活動は必要になってくるでしょう(これはいろんなところに顔を出しておくと良いと思います)。 とにかく理論中心の社労士試験では、実践的な知識・能力は全然身に付いていない!!ので、何とかして潜り込んだり、つてを頼ったり、お金をかけたりして習得していく必要があります(;´Д`)。。。
<ところで私の場合は・・・・・>
私は、これまで派遣請負会社で社会保険手続業務をしてました。一般的な会社と違って、出稼労働・外国人労働・設立廃止合併手続などバリエーション豊富だったので、手続業務には、多少自信を持つことができました。 その後労働基準監督署や総務省でも行政協力をさせていただき、この秋からは、長年の希望であった年金事務所でお手伝いをしております。。。
<ガンバ!社労士>
東京オリンピックも決まり、長年続いたデフレ経済も、ようやく終わりを迎えようとしています。景気が悪いときはどんな商売をやっても、上手くいかないときがあります。 社労士業務も先細り、なんて話も聞いたりします。 でも何とかこの「社労士」でやっていきたいなあ・・・と思われている方、お互いボチボチ頑張っていきましょう(^^)! このブログでは、実践で役立つ情報を積極的に伝えていきたいと思っています。
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【関連ブログはこちら】
「資格試験直前対策」