国民年金保険料ってすごく高くないですか?
学生やバイト生活だと大変で・・・
学生さんや自営業、会社を退職して失業中だったりすると、国民年金保険料を自分で(振込や口座引落などで)納めることになります。
なお会社員で厚生年金加入中の方は、厚生年金を納めますが、その中に国民年金保険料が含まれています(これを専門用語で「国民年金第2号被保険者」といいます)。
そういえばあるとき、「ぎょうざの王将」でご飯を食べていると、学生さんどうしが「年金払っとる?」なんて話をしていました。
また別の場所では、おばちゃんどおしが、保険料の話をしていました。 耳をそばだてていると、たまにですが保険料の話を聞くんですよね。。。
学生さんや失業中で毎月約1万6,410円(令和元年価格)は、かなりしんどいです・・・
どうしたらいいですか?
免除制度を活用したらいいですよ。
市区町村役場または年金事務所に、ちょっと頑張って足を運びご相談すれば、前年度の所得などによって、「全額免除」「半額免除」など、ご案内してもらえますよ!
ちなみに、お金に余裕がある方は、「2年前納」が超オススメです。
なんと、約1ヶ月分くらいの保険料が得になるんです!!(下図参照)。
ところで、こんな高い国民年金保険料を支払うと、結局、「年金がいくら増えるの?」「何年で元が取り返せるの?」といった疑問が湧いてきます。
では、分かりやすく図解にしてみましたから、ご覧ください。
このように国民年金は、20歳~60歳まで納付して、65歳から受給開始ですので、それに10年ほど足した75歳位以降からお得になります。
さらに前納や口座振替にして、安く保険料を納めたとしたら、74歳とかになるかもしれません。
ただし物価の変動や、将来年金額が下がったり、68歳とかから受給開始に改正されたりしたら、逆に損益分岐点が悪く変わっていきますね。
もう1つ聞いていいですか?
1年納付すると、どれくらい年金額が増えますか?
うん、これは先程の計算より簡単ですよね。
単純に780,100円÷40年=19,502円(1年分)です。
私は年金相談の際は、「ザックリ 19,500円くらい増えますよ」とお伝えしております。
国民年金保険料の不安が解消できました。
ありがとうございました!
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