「ウインドウマシン(WM)」とは、年金事務所などに設置されている端末機のことです。 日本年金機構本部に保存してあるデータと通信回線で接続し、年金記録を検索します。
<WMは年金相談・調査に必須の知識>
社労士試験で一生懸命勉強し、晴れて合格してもそれは理論だけ(+o+) 実務をこなすにはまだまだです。 例えば、年金アドバイザー試験などを受験して、より実務に近い年金スキルを身に付ける必要があります。でもさらに・・・WMの「暗号解読」のスキルを身に付ける必要もあるのです!
年金記録を印字してもらうと、暗号みたいな用紙が打ち出されます。そう、このWMが出来たのは昭和60年頃なので、今風のソフトで作ったような印字ではないんです。。。最近は幾分、解読しやすい暗号に変わったものの、やはり難しい。。。でもこれを読み解かないと、年金記録についてちゃんと回答ができないんです。
<WMの検索も独特>
WMの検索方法も全く今風ではないです(^^) 。むか~し、windows95 が出る前は、白黒画面にコマンド入力してましたが、あんな感じで、白黒画面に「コード番号」を入力して情報を引っ張ってくるんです!取扱説明書も辞典みたいに分厚いし分かりにくいので、いきおい暗記するしかない。 今のiphoneやipadみたいな直感操作とは「月とすっぽん」です。
<WMの操作は職人技>
ちなみにWMが作られた当時は、膨大な情報量を改ざんされずにコンパクトに保存する、けっこう画期的なシステムだったようです。 でも今となってはなあ・・・・・ 過去に年金記録確認第三者委員会の事務室で勤務したことがあり、この特殊画面に対するアレルギー反応は無いものの、「もっと覚えなあかんな~(-o-)」と思いながら帰宅した1日でした。。。