10月ともなると、ここ名古屋でも、「さぶっ、冬が来た!」っていう感じで、木枯らしが吹く日があるんですが、今年はそれが全然感じられませんでした。
それもそのはず、今年は記録的な高温の10月だったようです。
※天文や気象情報が大好きなので、ブログに載せてみました(^^)。
厚生労働省は29日、企業年金の一種である厚生年金基金で、2012年6月から今年10月21日までに解散の議決をした基金が全国に95あると発表した。政府は来年4月に財政難の基金の解散を促す法律を施行する。全国551の基金のうち、約2割の基金が施行前に解散に動き出したことになる。施行後はさらに増加する可能性がある。※10/29日経ニュース
<育児休業給付の引上げ検討>
厚生労働省は29日、育児休業を取った人に雇用保険から賃金の50%を支給する「育児休業給付」を半年間に限って3分の2(67%)に引き上げる案を労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)の部会に提示した。経済的な理由で育休をとることに消極的な男性の取得率(平成24年度で1・89%)を向上させる狙い。26年度中の実施を目指す。政府は32年度までに男性の育休取得率13%を目指す。ただ「周囲の目が気になる」という男性の不安は根強い。※10/30産経ニュース
<高齢者雇用の整備、大幅に進む>
希望者全員が65歳以上まで働ける企業は、66.5%(前年比17.5ポイント増)と、大幅に増加した。※10/30厚労省プレスリリース
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来年(平成26年)年4月、財政難の厚生年金基金に対し、解散を促す法律の施行に向けて、すでに解散議決をした基金が2割ある報道がされました。もう約2割の基金が施行前に解散に動き出したことになります。
<厚生年金基金についてよくある勘違い>
①ところでよく、「厚生年金基金は3階建て」なんていわれます。2階の上にちょこんと加算されるイメージです。
しか~し、上の図を見ると、そうではないことが分かります! そう、厚生年金の一部(代行部分)を頑張って運用しながら、なんとか基金分のプラスアルファを捻出しているのです!(※ただし、純粋にちょこんと乗る「加算部分」もあります)。今問題になっているのは、プラスアルファどころか、元本を保証しなくちゃいけない「代行部分」まで赤字になった基金(=代行割れ)があるということです。
②また、「年金」と名前が付いているので、なんとなく日本年金機構の手続きだけで基金分がもらえるイメージがありますが、別物です! 基金や企業年金連合会へ問い合わせる必要があります(^^)。
「そんなこと知ってるわい<(`^´)>!」という方も大勢いらっしゃるとは思います。とはいえ、厚労省のHPによると、こんなにも未請求者がいらっしゃるので、ブログにしてみました。