厚生年金基金についてよくある勘違い

厚生年金基金についてよくある勘違い

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来年(平成26年)年4月、財政難の厚生年金基金に対し、解散を促す法律の施行に向けて、すでに解散議決をした基金が2割ある報道がされました。もう約2割の基金が施行前に解散に動き出したことになります。

<厚生年金基金についてよくある勘違い>

①ところでよく、「厚生年金基金は3階建て」なんていわれます。2階の上にちょこんと加算されるイメージです。

しか~し、上の図を見ると、そうではないことが分かります! そう、厚生年金の一部(代行部分)を頑張って運用しながら、なんとか基金分のプラスアルファを捻出しているのです!(※ただし、純粋にちょこんと乗る「加算部分」もあります)。今問題になっているのは、プラスアルファどころか、元本を保証しなくちゃいけない「代行部分」まで赤字になった基金(=代行割れ)があるということです。

②また、「年金」と名前が付いているので、なんとなく日本年金機構の手続きだけで基金分がもらえるイメージがありますが、別物です! 基金や企業年金連合会へ問い合わせる必要があります(^^)。

「そんなこと知ってるわい<(`^´)>!」という方も大勢いらっしゃるとは思います。とはいえ、厚労省のHPによると、こんなにも未請求者がいらっしゃるので、ブログにしてみました。

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