09日

社会保険労務士と税金

2014.2.9
<周辺知識の必要性>
士業の仕事をしていると、時々「あ~、なんて世界に足を突っ込んでしまったんだ!」と思う時があります。
それは、エンドレスに続く勉強・・・。

実は私自身、学生時代そこまで勉強は嫌いではありませんでした(特に理科や社会が好きでした)。
なので、社会保険労務士試験の勉強も、大変でしたが、「社会の仕組みが分かる」という知的好奇心もあり、そこまで苦になりませんでした。

ただ、士業の世界は、あまりにも勉強することが多い(>_<)。
社会保険労務士試験の科目だけでは、全然ダメダメです。実務能力も必要ですし、周辺知識も必要です。
周辺知識の中で必要と思われるのが、①パソコンやネットの知識、と ②税金の知識 です。

 

 

<結構必要になる税金知識>
情報収集や連絡には、今やパソコンやネット知識は必須です。電子申請といったものにも必要ですし、ブログ書くのにも必要です。
さらに残念ながら? 社会保険労務士科目に関連する分野だけに限定であっても、ある程度税金知識が必要になってくる場合があります。
たとえば、
①「扶養」の捉え方の違い(収入or所得、非課税収入に含むor含まない、起算方法)
②「内縁」の捉え方の違い(事実婚を認めているor認めていない)
③高額な医療費がかかったときの処理方法
④年金受給者に送られてくる書類の税の記載について
⑤所得税や確定申告について

など・・・・・

 

 

<明らかに時代は専門化・高度化している>
昔とくらべて、現代のあらゆる職業は、知っておかなければいけない知識・身に付けるべきスキルは、専門化・高度化していると思います。
このあたりのことは、以前「夏目漱石の言葉と社労士業」というブログでちょっと触れました。
夏目漱石が専門高度化について語っていた時代より、さらに専門高度化しているわけですからね
というわけで、雪の降る昨日(=東京は大雪)に「社労士と税」というセミナーを受講して、感じた点をブログにしてみました。また明日から頑張らねば・・・
とても便利で、高度な文明を支える裏では、昔とは比べ物にならないくらい、高度な付加価値をつけて、大勢働いている方がいるというわけです。
現代を生きる職業人の方々、お疲れ様です。。。