01月

社会保障が風俗に敗北した!

2014.1.31
<ワーキングプアに続いてガールズプアもヒット作になる?>
昔、NHKの番組で、働いても働いても暮らしが楽にならない「ワーキングプア」という特集が大反響を呼びました。
フルタイムのバイトが生活保護より悪い生活条件だということは、みんな薄々感づいていたんだけど、わかりやすく体系的にまとめたものはありませんでした。あの放送を契機として、生活保護や最低賃金の在り方がかなり注目を集めることになったと思います。

そして今回、貧困のために風俗で働くことになった若年女性の様子を「ガールズプア」としてNHKが特集しました。これもまた、みんななんとなく感づいていたんだけど、わかりやすく体系的にまとめたもので、なにか新たなヒット作の予感がします。
平成26年1月27日放送のNHK「クローズアップ現代」:特集「あしたが見えない ~深刻化する『若年女性』の貧困~」より

 

<社会保障が風俗に敗北した!>
番組内容によりますと、20代シングルマザーの80%が年収114万円未満の貧困状態にあるそうです。 子供を抱えながらですから、保育の状況が確保されたうえで働くため、なかなか厳しい状況になります。
じゃあ生活保護はといいますと、生活保護法では、役所が申請を受けて決定か却下を判断するまでの期間は「原則14日以内」と定められているものの、生活保護申請に2~3か月かかると言われ、役所窓口で申請を受け付けない「水際作戦」の被害を受けたらしい。 そこで番組内の女性は、昔経験した風俗の世界で働こうと決めたようである。
実際問題、「性産業が職や住居、保育までを含めたしっかりとしたセーフティネットになってしまっている
と指摘。公的機関ではそうした包括的なサービスが提供できておらず、
社会保障の敗北といいますか、性産業の方が、しっかりと彼女たちを支えられているという現実だと思う
としている。
※なおこういった夜の世界は、昼間の世界ではなかなかお目にかからない「悪い人、コワーイ人、くろーい部分」もあったりしますので、求人広告を鵜呑みにしないでいただきたい。

 

<建付けだけ整えても・・・>
年金・医療・生活保護など、日本の社会保障制度は、建付けとしては立派なのかもしれませんが、複雑でワンストップ化していないので、使い心地が全然よろしくない(こんな状態で、世界に社会保障制度を輸出しようとしているようですが・・・)。
社会保障制度の専門資格である「社会保険労務士」でさえ、複雑で法改正も多く手を焼いているくらいなのですから。。。
今、目の前に困っている方を救済できておらず、むしろ一部の悪いことをたくらんでいる人たちが、存分に使いこなしている感すらあります。
携帯電話でスマホが売れているのは、ものすごい革新的技術の商品で売れたというよりは、シンプルかつワンストップで、電話・ネット・メール・カメラ・ゲームなどができてしまう使い心地の良さにあると思っています。
 日本の社会保障制度が、不正受給は厳罰化しつつ、もっともっとわかりやすい制度になればなあと思っています。

派遣制度見直し=どんな仕事でも無期限の受入れ可能に

2014.1.30
労働者派遣法の改正案が今国会に提出される見込みになり、派遣労働が大幅に拡大される方向になった。企業は3年ごとに派遣労働者を代えれば、どんな業務でも、ずっと仕事を任せられるようになる。派遣の固定化が進んだり、正社員から派遣への置き換えが進んだりする可能性がある。
 厚生労働省の労働政策審議会の部会が29日午前、労使双方の意見を反映した最終報告をまとめた。厚労省は、最終報告に沿った改正法案を現在開会中の通常国会に出して成立させ、2015年4月に施行することを目指している。
 改正法案の骨格となる最終報告では、企業は働き手を交代させれば、ずっと仕事を派遣に任せられることになった。
これまでは、秘書や通訳といった「専門26業務」は期間の制限なく派遣に任せることができたが、それ以外の業務では派遣を活用できる期間は「3年」が上限だった。この規制を緩和し、すべての仕事で、3年ごとに派遣労働者を代えれば、自社の労働組合の意見を聞くことを条件に、派遣に仕事を任せ続けられるようになる。ただ、人材派遣会社には、同じ職場で3年働いた人の次の働き口を探すことを義務づける。人材派遣業者はすべて国の許可がないと営業できないようにし、悪質な業者は排除するよう制度を改める。 ※2014/1/29 朝日新聞デジタル

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<大転換=すっきりした制度へ>
1986年(昭和61年)7月1日から始まった労働者派遣法は、徐々に対象を広げていきました。
これまで、無制限に派遣社員として任せられる26業種は何か?と悩む必要がありましたが、これでもう悩む必要が無くなります。
すべての仕事で3年ごとに入れ替えれば、ず~と会社の仕事は、派遣社員で回すことができます。
会社として引き留めたい人物だけが正社員、という時代になってくるかもしれません。
確かにボーとしていると、派遣社員のまま人生を過ごすことになり、将来設計が難しくなります。気を付けないとヤバいです。でも、「派遣社員として働いた経験」も「派遣させる側の経験」も両方してみた自分の感想としては、働く側、働かせる側双方にメリットがあり、良いと思っています。

えっ?働く側のメリットってあるの? と思われる方もいるかもしれません。確かに単純労働ですと、ず~と低賃金派遣のまま過ごすことになるでしょう。そこは自分で意識しておかないとマズイです。
ただ何とかして、スキルアップしていい会社に潜り込みたいと願っている方にとっては、新卒で正社員に潜り込めなかったとしても、チャンスが広がります。そう、入ってしまったらこっちのもの! やっぱり長くその会社に居続ける可能性が高まりますから。。。

 

<ハケンの品格パート2望む>
ところで、全然話は変わりますが、昔、「ハケンの品格」というドラマがありました。コメディタッチで描かれていますが、実は派遣社員の揺れ動く気持ちが、なかなかリアルに描かれているなあと思ってました。 主人公の大前春子は、「期間満了でいずれお別れするのがつらいので、親しくならないようにする」というのがありましたが、あの気持ちよーく分かります。 時として、布団かぶって泣きたくなるくらいで、もうこんな気持ちになるのはヤダってなります。
 すこし前、派遣制度について色々叩かれた時代があり、ハケンの品格パート2も流れたようですが、またやってくれないかなあと思っています。

国民年金保険料210円アップ 2014年4月から1万5250円

2014年度の国民年金の保険料が月額で1万5250円と13年度から210円増えることが28日、分かった。国民年金は自営業者や学生らが加入する。保険料の上昇は2年連続で、今年4月分から保険料を変更する。厚生労働省は31日に公表する

国民年金保険料は04年の法律改正で毎年280円ずつ上げると決めた。ただ、その後の物価や賃金の動向を反映して毎年上げ幅を調整している。

04年以降、賃金や物価は伸びておらず、保険料は当初予定より抑えられている。11~12年度はデフレの影響で減額され、13年度は60円増にとどまった。14年度の保険料は04年時点の想定より850円低い水準となる。

国民年金の14年度の年金支給額は0.6~0.7%減額される見通し。国民年金を満額支給している人(現在、月6万4875円)の場合、400円ほど減り、約6万4400円になる。会社員が加入する厚生年金の保険料は毎年0.354%引き上げられており、今年9月分から17.474%(労使折半)になる。 ※2014/1/28 日本経済新聞

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<一足早く公表前に表を作ってみました!>
2014.1.29

「日本年金機構ですが。。」架空制度の偽メールに注意

2014.1.28<フィッシングメール注意報!>
「こんにちは、日本年金機構の武田と申します。。」このような文面から始まり、日本年金機構をかたる不審なメールが確認されている。日本年金機構がサイト内で報告している。
 日本年金機構のウェブサイトに公開されている不審メールでは、「今回ご紹介する新しいタイプの年金プログラムはこちらです」と続き、「自己年金制度」なる架空の制度が案内されている。「高齢になるのを待たず、30歳から受け取る事が可能」などと案内した上で、フィッシングサイトと見られるサイトに誘導する手口だ。
 このメールに関しては、スロヴァキアのセキュリティーソリューション「ESET」関連製品を取り扱うキヤノンITソリューションズでも「セキュリティニュース」欄で取り上げている。同社によれば、リンク先は偽の年金機構のサイトで、ユーザーIDやパスワードを入力する項目があるという。同社では「決してアカウント情報を入力しないように」と注意を呼びかけている。
 日本年金機構でも、「このようなメールを送っていません」「自己年金制度なる年金制度には、一切関与していません」と、不審メールが偽のメールであることを明示している。  ※2014/1/27 アスキーデジタル
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<日本年金機構をかたるフィッシングメールに注意!>
このメールは、日本年金機構の偽サイトへ誘導するフィッシングメールというものです。
「自己年金制度」という架空の制度を案内する内容が書かれています。 こうしたメールを受け取っても、本文内のリンク先には絶対にアクセスせず、添付ファイルも絶対に開いてはいけません!

①うっかりIDやパスワード、クレジットカード情報を入力すると、そのデータが盗まれます!
②うっかり興味本位で添付ファイルを開くと、ウイルスに感染します!

 

みなさん、ご注意を!!!

日本人が読み間違えやすい漢字

2014.1.27
<日本人が読み間違えやすい漢字>

1. 月極 ×げっきょく ◯つきぎめ
一か月にいくらと決めて契約することが月極です。
明治時代には月ごとの契約という意味で月極という言葉が使われていたそうで、今でも駐車場などの契約は「月極」が一般的になっています。
※月極というチェーン展開をしている会社があるわけではないです。

 

2. 代替機 ×だいがえき ◯だいたいき
携帯電話や家電などを修理するとき、修理中だけ貸し出される代用品のことをいいます。
「代替燃料」という場合にも「だいたい」と読みますが、「代替輸送」「代替バス」などは「だいがえ」と読まれることもあります。 

3. 年俸 ×ねんぼう ◯ねんぽう
一年単位で支払われる給与、または一年分の給与の総額を「年俸」といいます。
「年俸」の「俸」の字に「ぼう」という発音はありません。
「棒」の字と似ているため「年棒」と書き間違える人も多いので注意しましょう。 

4. 依存心 ×いぞんしん ◯いそんしん
「依存心」とは、他力本願で人任せ、他人を当てにした精神を表わす言葉。
正しい読みは「いぞん」のように濁りません。
「依存心の強い人」は、「依頼心の強い人」とも呼ばれますが、どちらも人に頼り、自立心のない人のことです。 

5. 河川敷 ×かせんじき ◯かせんしき
「河川敷」とは、河道と堤防を合わせた区域で、治水工事が施された河川の中で、
普段水が流れていない平坦な土地のことをいいます。
正しい読み方は「かせんしき」なので、「かせんじき」のように濁って読まないようにしましょう。 

6. 建立 ×けんりつ ○こんりゅう
寺院やお堂、塔や大仏殿などを建てることを「建立」といいます。「寺を建立する」「五重の塔を建立する」などと使われます。
建立するために金品を奉納して助力することを「建立奉加」といいます。

7. 漸次 ×ざんじ ◯ぜんじ
「漸次」とは、段階をおって次第に、徐々に、という意味です。たとえば、「子どもの数は今後も漸次減っていくだろう」
といった使い方をします。なお、「ざんじ」の漢字は「暫時」で、「少しの間」という意味です。

8. 壊死 ×かいし ◯えし
やけどや凍傷、血行障害、感染症などによって、体の組織や細胞の一部が死んでしまうことを「壊死」といいます。
「壊」を「かい」と読む人が多いのですが、「壊」は呉音で「え」と読みます。

9.諸刃の剣 ×もろはのけん ◯もろはのつるぎ
「諸刃の剣」とは、相手に打撃を与える一方、自分もそれと同等の衝撃を受ける恐れがあること。または、良い結果を
もたらす可能性を持つ反面、多大な危険性も併せ持つというたとえです。
「剣」は「けん」ではなく「つるぎ」と読みます。

10. 端役 ×はしやく ◯はやく
芝居などで主要ではない役。また、一般的に重要でない役目。
転じて、つまらない役や、それを演じる人を「端役」といいます。
「端」は「はし」とも読みますが、この場合は「は」と読みます。

11. 声を荒らげる ×声をあらげる ◯声をあららげる
声を荒々しくすることを「声をあららげる」といいます。
「ら」が二つ重なるために、一つ省略していう人が多いのですが、
「あらげる」は間違いで、「あららげる」という読み方が正解です。

12. 腹に一物ある ×腹にいちぶつある ◯腹にいちもつある
「腹に一物ある」とは、心の中にたくらみを持っていることをいいます。
「いちぶつ」と読むと一個の品物という意味になります。
悪だくみを腹の中に隠しているという意味では「いちもつ」という読み方をします。

13. 一足飛び ×ひとあし飛び ◯いっそく飛び
順序をふまずに飛び越すことを「一足飛び」といいます。
「一足飛びに出世する」などのように使います。
「ひとあし」と読む場合は、「一足お先にうかがいます」「頂上まであと一足」のような使い方をします。

14. 美人局 ×びじんきょく ◯つつもたせ
「美人局」とは、ある男が自分の妻や情婦に別の男を誘惑させ、それを言いがかりにしてその男を脅して金品をゆすりとること。
ミステリー小説やドラマなどではよく扱われる話です。

全部正解していたらすごいですね。日本人として漢字をもっと勉強しましょう!

※2014/1/26 ビーカイブ

 

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<追加:社会保険労務士が気になるもの>
社労士の受験勉強をしていたときに、予備校の先生によって、色々読み方が違っていて、「どれがホントなの?」って思ったことがあります。 結構、専門家の方でも、読み方が誤っているときがあり、気になったりすることがあります。
日本語の読み方は、時代とともに変わる場合もあるので、「これが唯一の正解!」なんてことはないかもしれませんが、一応、上記14に加えて、気になることを追加したいと思います。

①被保険者(×ひほけんじゃ ○ひほけんしゃ)
たぶん「患者(かんじゃ)」と同じ感覚で、「ん」の次に「じゃ」を付けているんだと思います。でも「感謝(かんしゃ)」というように、「ん」の次も「しゃ」を使います。

②施行(×せこう ○しこう)
工事は施工(せこう)といいますが、法律の効力を発生する「施行」は本来「しこう」と読みます。
※なお法律の世界で、執行(しっこう)と言い間違いを区別するためにあえて「せこう」と言う場合もあるようです。

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2000円でクラシック音楽を聴きに行った

2014.1.16

<たまにはこんな日も>
今日(1/26)は、普段通ってるバイオリンレッスンのところで勧められた、クラシックコンサートに行ってきました。(お値段は2,000円でしたが、内容が濃く、ものすごく得した気分でした)。
クラシックというと、毛嫌いされる方もいらっしゃるかもしれません。
かくいう私も、30半ばまで、まともに聞いたことが無かったくらいでしたから、その気持ちもよ~く分かります。

でも、バイオリンを始めたからには、クラシックも聞かなきゃと思って、少し聞くようになったら・・・
なかなかいいもんですね! 特に楽器を弾くようになると、より一層興味が出てくると思います。

<老後の趣味の1つに>
仕事中心のお付き合いから、全く離れて、趣味のお知り合いを作っておくと、すごく気分転換になります。
私は、特に趣味らしいものが無かったんですが、1個だけ作っておいておいたほうがいいだろうと思って、いろいろ悩んだ挙句「バイオリン」にたどり着きました。
年金のお仕事をしていると、「老後はそんな遠くではない」ことを実感します。
今のところ、バイオリンを選択して正解だったと思っています。

週刊社労士!(2014/1/25号)

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<国民年金滞納者、所得400万円以上で差し押さえ>
 厚生労働省は23日、自営業者らが加入する国民年金の納付率向上に向けた対策をまとめた。所得400万円以上で、保険料を13カ月以上滞納している人を対象に資産を差し押さえるなど強制徴収に踏み切る。失業者など低所得者向けには納付を猶予する制度を拡充する。4月から順次実施する。
強制徴収の対象者は推計で約14万人に上る見通し。これまでも日本年金機構の職員は滞納者の資産を差し押さえる法的な権限を持っていたが、年金記録問題への対応に追われて人員が不足していることなどを理由に、滞納保険料全体の0.2%程度しか強制徴収を実施していなかった。
 年金記録問題への対応が今年度で一区切りを迎えることもあり、2014年度からは全国の事務所で対応要員を大幅に増やして取り組みを強化する。高止まりしている未納率を引き下げ、公的年金への信頼を取り戻す狙いがあるが、人員の規模などは未定で実効性には不透明感もある。
電話や戸別訪問などで納付を催促しても応じない滞納者には、まず督促状を送り、納付時効を停止させる。その後さらに納付を求めても応じない場合は、年金機構の職員が銀行口座や有価証券、自動車など財産を調査し、処分できないよう差し押さえる。厚労省は15年度以降、年収基準を引き下げるなどして強制徴収の対象者を拡大することも検討する。 ※2014/1/23 日本経済新聞

 

<国交省/社会保険未加入の1次下請業者排除へ>
 国土交通省は、建設技能労働者の社会保険加入を徹底するため、公共工事を受注した元請業者と直接契約関係にある1次下請業者から未加入業者を排除する措置を検討する。「17年度に建設業許可業者の加入率100%」という目標を達成するための追加策に位置付ける。公共工事で施工体制台帳の作成・提出を義務付ける対象工事の範囲を拡大。未加入業者が施工に関与している場合の指導も強化する。
 社会保険未加入問題をめぐっては、行政、元請・下請企業など関係者が一体で加入促進に取り組む体制として社会保険未加入対策推進協議会を設け、総合的な対策を進めている。昨年9月には、同協議会の申し合わせにより、加入原資となる法定福利費の内訳を明示した標準見積書の一斉活用が始まった。追加策は、21日に開いた中央建設業審議会と社会資本整備審議会合同の基本問題小委員会でまとまった「当面講ずべき施策」に明記された。
国交省によると、建設業の社会保険加入割合は、企業が87%、労働者が58%。基本問題小委は、東日本大震災の復興事業や財政出動による公共工事の増加、2020年東京五輪に向けた施設整備などを建設投資回復の好機と捉え、官民一体で社会保険加入の徹底を加速すべきだと提言。特に、法定福利費が国民の税金で賄われる公共工事での対策を一段と強化するよう求めている。 ※2014/1/22 日刊建設工業新聞
↓図をクリックすると、拡大して見れます!
2014.1.25

 

対象は年金280万円以上 介護保険の2割負担
厚生労働省は22日までに、介護保険サービス利用の自己負担を2割に引き上げる対象を、年金収入が年280万円以上ある人にする方針を決め、自民党に提示した。自己負担は2000年の制度創設以来、一律1割だったが、高齢化の急速な進行で介護保険財政が悪化しているため、利用者の負担増に踏み切る。15年度からの実施を目指す。
厚労省は、年間の年金収入で「280万円以上」と「290万円以上」の2案を検討してきたが、幅広く負担を求める必要があると判断した。
65歳以上の5人に1人が該当し、利用時に実際の影響が及ぶのは40万~50万人の見通し
※2014/1/22 共同通信

対象は年金280万円以上 介護保険の2割負担

2014.1.24
厚生労働省は22日までに、介護保険サービス利用の自己負担を2割に引き上げる対象を、年金収入が年280万円以上ある人にする方針を決め、自民党に提示した。自己負担は2000年の制度創設以来、一律1割だったが、高齢化の急速な進行で介護保険財政が悪化しているため、利用者の負担増に踏み切る。15年度からの実施を目指す。
厚労省は、年間の年金収入で「280万円以上」と「290万円以上」の2案を検討してきたが、幅広く負担を求める必要があると判断した。
65歳以上の5人に1人が該当し、利用時に実際の影響が及ぶのは40万~50万人の見通し
※2014/1/22 共同通信
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「年金収入280万円(1ヶ月23万3,000円)」・・・そもそも今の現役世代は、もらうことができる年金額だろうか?

都知事選スタートと田母神氏の労務管理

2014.1.23

<有権者ではないが・・・>
今日から都知事選がスタートしました。
といっても、私は愛知県民です。選挙には全く関係ありません。
よくテレビ番組で、「東京グルメ」なんてやってますが、ずっと地方に住んでいる方なんかは、ほとんど関心無いです。
ただ、私は約8年間、東京で過ごしていたこともあり、なんとなくですが東京情報も関心があります。

 

 

<日本でトップに立つのは大変>
猪瀬知事は(いろいろあったかもしれないけど)、あっというまに辞任してしまいました。
日本の政治家は、ちょっとでもスキャンダルがあると、すぐ足元をすくわれ、首が飛びます。
なので、なんか落ち着かないんですよね。
上に立つ方が落ち着きが無くカリカリしていると、下で働く方もカリカリしてしまいがちです。
日本もエリート教育や帝王学みたいな勉強会が盛んになるといいなと思います。

 

 

<田母神氏考える人事労務管理>
ところで、あくまでこのブログは社労士情報ブログ。。。
何か候補者の中で、社労士に役立つネタは無いかと思っていましたところ、田母神氏が、含蓄のある発言をされていましたので、ご紹介したいと思います(※選挙とは関係なく、あくまで人事労務ネタです)。

 

 

『人間は、美しい心と美しくない心と同居しているんです。
 上に立つ者は、部下たちの美しい心が前面に出てくる様に人を使わなくてはいけません。
 それは、その人に対して、「言葉」と「どういう態度をとるか」によって決まるわけです。あなたたちが頑張ってくれるから良くなるんだという話し方をすれば、みな頑張ろうとするわけです。人間は動物と違って自尊心があります、プライドがあります。ですから、バカにされたと感ずると人間は、全力をもって反発します。「あなたの言うことは100%正しい。でも、あなたが言うから私は全力をもって反対します。」ということが、ありうるんです。ですから、上司・上に立つ者は、部下からある程度尊敬を得てなければダメだと思います。
「おいA君はいないか?」
「A君は外出中です」
「じゃB君でもいいよ」
といったら、B君はどう感ずるか?ということですね。こういうことは、組織の中で往々にしてありがちです。でも本当に上に立つ者は、そういうことを注意しておかなければいけないと思います』

SNSで歳の差を感じる

facebook
<SNS使ってますか?>
皆さんは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使いこなしていらっしゃいますか?
世間では、LINE、Facebook、Twitter といったものを使ってコミュニケーションを取っている方が実に多いです
私も美容院へ行ったときに、SNSについて、美容師の方々に色々話を聞いてみました。すると、「使う頻度は人それぞれだけど、違和感なく使っている」という印象を受けました。若い方々には、もはや生活の中に溶け込んでいるようです。

 

<パソコンは得意な方だったが・・・>
このホームページやブログ、仕事で使うワード・エクセル・パワポ、タイピング速度 など、同年代の中では、私はパソコンは使えるほうだったと思います。 しか~し!!「SNS」は、まだすんなりとは馴染めない状態。。。
これまでメールオンリーでしたが、最近フェイスブックでも連絡が届くようになり、悪戦苦闘しています。
・・・と、ちょうどいいタイミングで、名古屋商工会議所のパンフレットの中に、フェイスブック無料講習会を見つけたので、さっそく申し込みました。

 

<SNSで歳を感じる>
色々な場面で年齢を感じることはあるんですが、自分にとってSNSは、特に歳の差を感じますね。
連絡としてのメールまでは昭和40年代生まれの自分でもなじめるんですが、直接会わずワイワイ交流を前提とするSNSは、まだそこまで馴染めていませんね。 ホント歳の差を感じます!
とはいうものの、ある程度時代の波に乗ることも大切!
少しずつですが、仕事や私生活に役立てるよう、努力していきたいと考えています