厚生労働省は、自営業者などが加入する国民健康保険について、来年度から所得が高い世帯が年間に支払う保険料の限度額を引き上げる方針で、今後、対象となる世帯の範囲や引き上げ幅などを議論していくことにしています。
厚生労働省は、先にまとまった社会保障制度改革国民会議の報告書を踏まえ、経済力に応じて負担を求めることを基本に、医療制度などの見直しを進めています。 このうち自営業者などが加入する国民健康保険については、来年度から所得が低い世帯の保険料の軽減措置を拡充することにしていて、夫と専業主婦の妻、それに子どもの3人の世帯の場合、▽保険料が5割軽減される年収の上限を今の147万円から178万円に、▽2割軽減される年収の上限を今の223万円から266万円に、それぞれ広げ、対象の世帯を増やす方針です。 一方、所得が高い世帯は、より多くの負担を求める観点から、年間に支払う保険料の限度額を現在の65万円から引き上げる方針で、今後、対象となる世帯の範囲や引き上げ幅などを議論していくことにしています※NHKニュース10/13
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