12日

週刊社労士!(25/10/12号)

weeklysr

<日雇い派遣の禁止見直しへ>
「日雇い派遣を解禁するなら・・・」ブログを参照

<解雇規制緩和は専門職限定>

安倍政権で「国家戦略特区」の検討を進める有識者ワーキンググループ(WG)の八田達夫座長(阪大招聘〈しょうへい〉教授)が4日記者会見し、特区で解雇などの規制緩和をする対象を「弁護士らの専門職と院卒者」に限ることを明らかにした。労働時間規制を緩める提案は調整の遅れで今回の検討から外し、解雇ルールの明確化と有期雇用の規制緩和を中心に、今月始まる臨時国会への法案提出に向けて調整する。

<消費税増税分6割を年金に>

厚生労働省と内閣府は8日、消費増税初年度となる2014年度の税収の増加分とその使い道の詳細を明らかにした。14年度の増税に伴う税収増を国・地方で5.1兆円とし、子育て支援策を中心に社会保障の充実策に5千億円を配分する。基礎年金の国庫負担割合を維持する経費などにも充てるため、全体の6割にあたる約3兆円を年金関連で消化する。