27日

【社保】韓国籍の男ら健康保険証を不正入手

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※2016/1/26 NHKニュース
 日本年金機構にうその届け出をして健康保険証をだまし取ったとして逮捕された、韓国籍の男らが、実在しない人物が次々と転職したかのように装い、大量の健康保険証をだまし取っていた疑いのあることが、警視庁への取材で分かりました。調べに対し、2人は黙秘したり、容疑を否認したりしているということです。
 この事件は、去年8月ごろ、日本年金機構に、実在しない男性を雇ったとうその届け出をして、全国健康保険協会から健康保険証4通をだまし取ったとして、韓国籍で無職の李虎稔容疑者(53)と、福岡県田川市の河野誠容疑者(42)が、詐欺などの疑いで警視庁に逮捕されたものです。
その後の調べで、李容疑者らが、北九州市などに実体のない会社を十数社設立し、実在しない人物が、転職で、それらの会社を渡り歩いたかのように装い、そのつど、健康保険証をだまし取っていた疑いのあることが、警視庁への取材で分かりました。
健康保険証は転職のたびに返納することになっていますが、社員と連絡が取れないなどとして返納に応じなかったということです。
 これまでの調べで、李容疑者の自宅からはおよそ360通の健康保険証が押収され、一部は不正な口座の開設などに使われていたということで、警視庁は、ほかにも悪用されていないかなど捜査を進めています。
警視庁によりますと、調べに対し、李容疑者は黙秘し、河野容疑者は容疑を否認しているということです。
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<なぜ健康保険証が大量に作成する必要があったか?>
  写真から推認すれば、マイナンバー導入前、健康保険証だけで身分証明になる今のうちに、銀行口座を大量に開設しておこうとしたからではないでしょうか。
なお、健康保険証を作成するためには、手続時に年金手帳の添付が必要です。(これによって、厚生年金に加入し、また健康保険証が作成されます)。

 

<こんな悪い事ができる背景>
 日本年金機構の職員が、しっかりチェックしなかった、というのはもちろんあるのでしょうが、もっと根本的なことは・・・

年金手帳の紛失が何ら珍しいことではない」というところです。

不正手続きの関門、年金手帳の添付は、皆さんよく年金手帳を紛失するので、再交付をあまり疑わないのです。

数年前の、宙に浮いた未統合の年金記録問題も、そこから発生しています。

年金制度は、今でも記録誤りの危険にさらされています。

ただ、将来マイナンバー制度(個人情報カード)が浸透すれば、こういったトラブルは減少してくるかもしれません。

【業務】ジャパネットの視聴が面白い

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  昔から、セミナーに参加するのが好きで、今も週に1回位は、何らかのセミナーや講演会などを申し込んでいます。

 最近、TVショッピングのプレゼンを見るのが、私の中でちょいブームです。

 その中でも「ジャパネットたかた」のテレビショッピングが面白いです
(長崎県で制作なんですよね)。

 

 看板であった創業者の高田明氏は、今後時折テレビ出演があるかもしれませんが、2016年1月15日がテレビ見納め(レギュラー終了)となりました。
 ちょっと訛りのある、独特の言い回しなどが多くの視聴者を引き付け、モノマネもYouTubeにアップされています。
ただ、残った高田氏以外のMCも、スキルが高く、ジャパネットらしい活気あるプレゼンで、数ある娯楽番組を差し置いて、時折見入ってしまってます。

といいますのも、私たち社労士の仕事(労務管理・年金相談)は、分かりにくい上に、経営者や高齢者など年齢層が高めです。

ちょうど、ジャパネットさんがターゲットとしているだろう年齢層に近いので、プレゼンに役立てる思いで見ています。

【業務】福祉施設にてセミナーを行いました

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2016/1/26 福祉施設にて、「年金生活不安解消セミナー」を行いました。

私のほかにも、

 司法書士(相続・遺言書作成)

アロマテラピー(匂いの記憶で認知症対策)

お買い物(買い物弱者向け)

の事業の方々と、一緒に行いました。

こうしたワンストップで、色々なイベントを行うと、勉強になりますね。

【情報】「サークルK」と「サンクス」が「ファミリーマート」に

2016.1.27

大手コンビニのサークルKとサンクスについて親会社のユニーグループは全国に6000余り展開するすべての店の名前を経営統合するファミリーマートに切り替える方針を固め、ことし9月から店の改装を始めて3年程度かけて完全に統一することになりました。
流通大手のユニーグループ・ホールディングスはコンビニ業界3位のファミリーマートと経営統合し、新たに設立する持ち株会社の傘下に両社のコンビニ事業を統合した会社を置くことで合意しています。
関係者によりますと協議の結果、統合後の新たなコンビニの名前はファミリーマートに統一する方針が固まりました。これを受けてユニーグループは北海道から九州まで全国におよそ6300店を展開するサークルKとサンクスでことし9月から改装を始め、3年程度かけて完全にファミリーマートに切り替えることになりました。両社はこうした方針を来月にも発表することにしています。
これで昭和55年に第1号店がオープンして以来、36年にわたって続いてきたサークルKとサンクスのブランドはそろって姿を消し、新たにファミリーマートとして業界首位のセブン-イレブン・ジャパンと並ぶ規模の巨大チェーンに生まれ変わることになります。
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コンビニ業界の動きが激しい。。。
ついこの間、「Rポイントカード」を作成したと思ったら・・・
地元の「サークルK」がついに消えることになりました。

【労働】ワタミ「もっと早く和解すべきだった」

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※2016/1/26 日経ビジネス
法的責任をめぐって争っていた過労自殺訴訟にピリオドが打たれた。その間、ワタミは「ブラック企業」のレッテルを貼られ業績も低迷。
遺族との和解を決断した創業者がその胸の内を明かした。
提訴から和解まで2年もの時間がかかってしまいましたが、ご遺族との争いを長く続けたくないという思いは、正直申し上げて、ずっと持っていました。
入社2カ月で命を絶たれたということは、すべて私の責任です。道義的には100%認めていました。
ワタミの理念として「地球上で一番たくさんの『ありがとう』を集める」ことを掲げ、社員が共有すべき価値観・使命感を理念集にまとめていました。
この理念が独り歩きしてしまったことが、従業員の死という今回の大きな過ちを引き起こしてしまったのではないかと思っています・・・・・(略)
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一昔前と大きく違うことがあります。
それは、「ネット社会が世代の隅々まで浸透してきている」ということ。

たとえ、テレビ・新聞で報道が小さく(又は意図的にしない)場合であっても、「まとめサイト」や「SNS(facebook twitter…)」などで噂が広まると、マスコミも無視できなくなってきています。

例えばいわゆる「ブラック企業」との評判がたってしまいますと、企業の商品購入を控えたり、新入社員が集まらなくなり、じわじわダメージを与えていきます。

一昔前まで労働法は、守られない法律の代表格でした。

しかし使用者側の方々には、「時代は変わって、今は労働法令順守をする方向を目指さないと、ダメージが大きい」ということを、察知していただければと思います。

【労働】労災認定 退勤8分後に出勤も

2016.1.25
※2016/1/25 神戸新聞NEXT
西日本高速道路第二神明道路事務所(神戸市垂水区)で道路の施工管理を担当していた男性社員(34)の自死について、神戸西労働基準監督署が労災認定していたことが分かった。
遺族によると、男性の時間外勤務は最大月178時間に達し、退勤から次の出勤まで8分しかない異常な勤務記録もあった。同事務所は残業代の未払いで労基署から是正勧告を受けていたことも分かった。
男性は2014年10月、九州の道路事務所から赴任し、第二神明の補修、改良を担当。15年2月、神戸市内の社員寮で自死しているのが見つかった。転勤後から「仕事が忙しく時間がない」「体調がよくない」と家族に漏らしていたという。
遺族が第二神明道路事務所から提供されたセキュリティーシステムの入退室時刻やパソコンの使用時間から労働時間を算出すると、転勤直後の14年10月の時間外労働は150時間、11月178時間、12月152時間、15年1月108時間だった。
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 ※自死とは
公文書などで自殺を「自死」と言い換える自治体が相次いでいる。「『自殺』には命を粗末にした、という印象があり、残された者が一段と傷つく」との声が一部の遺族から上がっているため。ただ、支援団体などからは「イメージを和らげることになり、予防の観点からは良くない」との意見もあり、議論が続いている。

最近話題になっている「勤務間インターバル規制」の導入も必要かもしれません。

2016.1.25.1