08月

2時間迷子の末・・・

2014.8.30
本日は、社労士業務とは打って変わって、名古屋駅周辺でインターネット関連のセミナーに参加しました。
周りは誰も知らない方ばかり20人程。
しかも、15時~19時という長丁場でした!!

セミナーが終了し、懇親会に参加することになりました。
そこで事件は勃発!

女性陣3名がトイレのため取り残され、先に皆さん出かけてしまいました。
私も残っていましたが、私は自転車で来ていたため、急いで追いかけて待ってもらい、
事なきを得ました。

しかし・・・
その後皆さんは、地下に降りて出かけていきます。
私は、自転車を置きに(名古屋駅周辺は自転車が置けなくなった)その場を離れたら、見失うことに(>_<)

たしか主催者が、「シダックスがなんたら」「笑笑がなんたら」と言っていたので、スマホで探すと栄(=隣町)!
名古屋駅から栄まで自転車を漕いで探すもわからず、再び名古屋駅周辺の「笑」の付く店を探すも見つからず。。。

21時になっても分からなかったので、トボトボ帰ることにしました (T_T)

ついに、最低賃金>生活保護になったけど・・・

2014.8.28
 厚生労働省は8月28日、2014年度の地域別最低賃金の改定結果が出そろい、全国平均で時給16円増の780円になったと発表した。2桁の増額は3年連続

 最低賃金で働いた場合の手取り収入が、生活保護を下回る逆転現象があった5都道県全てで逆転の解消が確定した。この結果、両者の比較を始めた08年度以降で初めて、全地域での逆転解消となった。

 全国平均の16円増は、7月に中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)が示した増額の目安と同額で、地方審議会での平均の上積みはなかった。改定後の最低賃金は、都道府県ごとに10月1日から順次適用される。 ※2014/8/28 東京新聞

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<最低賃金の根拠条文>
最低賃金とは、最低限支払わなければならない賃金の下限額のことです。
日本国憲法第25条、第27条の趣旨に基づき、最低賃金法によって最低賃金が定められています。

(憲法25条第1項)
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

(憲法27条第2項)
賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。

(最低賃金法第1条)
この法律は、賃金の低廉な労働者について、賃金の最低額を保障することにより、労働条件の改善を図り、もつて、労働者の生活の安定、労働力の質的向上及び事業の公正な競争の確保に資するとともに、国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。

 

<最低賃金法が適用される「現場」>
ここ数年は、生活保護との兼ね合いもあり、最低賃金が上昇してきておりますが、以前は、もっと低い額でした。
「こんな低い賃金の現場、ホントにあるの?」ていう感じ。
「オレ、サービス残業含めると、最低賃金下回ってる!あはは・・・」
ではないです。
ホントに最低賃金の現場。それ自体は違反しておらず、問題無いのですが、
 昔(ネットの無い時代)は、もっと酷な話、低い最低賃金をさらに下回る賃金で働いている、高齢女性もいた記憶あり。。。
いくら働いても、手取りが少ないです。
もちろん最低賃金法違反ですが、そういう契約で働いていらっしゃる。
 周りの環境や自分の置かれた立場、景気の動向で、法律なんてどこ吹く風、そんな処遇を受けることだってあるんだと体感しました。
それでも・・・最低賃金法は、最後のよりどころ、心の支えです。

労働法の無料冊子公開中!(&使用上の注意)

2014.8.27
※2014/8/27 朝日デジタル
 販売のノルマを達成しないと自費で買い取り、授業や試験の予定を無視したシフトの設定……。そんな理不尽な働き方を学生アルバイトに強いる「ブラックバイト」への対処法をまとめた冊子ができた。全50ページ。7月からインターネット上で公開されており、無料でダウンロードできる。
 ブラックバイトという言葉は、中京大の大内裕和教授(教育学)らが昨年から使い始めた。昨年7月に学生約500人のバイトの実態を調べたところ、長時間労働などの「ブラック化」が明らかになったためだ。大内教授によると、「学生であることを尊重しないアルバイト」が定義で、低賃金なのに、正社員並みの義務や学生生活に支障が出るほどの重労働を強いられることが多いという。
 背景には、正規雇用の減少に加え仕送りが減って学生が簡単にバイトを辞められなくなったり、辞めるとフリーターとの競合で次のバイトが簡単には見つからなかったりする事情がある。全国で問題化していることを受け、大内教授と「ブラック企業被害対策弁護団」の鈴木絢子弁護士らが冊子をまとめた。⇒http://bktp.org/news
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<用法・用量を守って正しくお使いください>
労働局のHPや、都道府県のHP、その他各種団体HPには、労働法に関する無料冊子が掲載されております。
しかし、今回ご紹介する「ブラック企業対策プロジェクト」から公開されている無料冊子は、もっと噛み砕いた、分かりやすい冊子です。
この冊子を活用するにあたって「良い点」「注意点」を述べてみたいと思います。

 

<ここがGood!>
①とかく役所から公開されている情報は、正確性を重視するあまり、「分かりやすさ」「使い勝手」は悪いです。
「分かりやすく情報を提供!」を標榜している私にとって、この冊子はわかりやすくて共感できるものがあります。
②私たちの若いころは、「労働法」なんて知識は、『学ぶ機会も無く』学んだとしても、『机上の空論』でした。
こうやって若者に対し、わかりやすく学ぶ機会を提供している点は、社会に大きく貢献しているものと思います。

<ここが注意点!>
①まず事業主さん、注意してくださいね(社労士として助言)。
私たちの若いころと違って、今の時代は「労働に関するコンプライアンス」が重視されてきています。
自分たちの若いころの感覚(=労働法なんて机上の空論)でいると、今は痛い目にあいますよ。
②これは余計なおせっかいかもしれませんが、でも若者は、労働法にうるさい人?になることなく、どんどん飛び込んでいってほしいと思います。
法令順守に気を取られすぎて、肝心の「仕事のやりがい」や「人との出会い」を軽視する可能性もあるからです。
人生は良い思い出を沢山作った者勝ちです
その上で、「こんなにしんどいのは変じゃない?」と思った時、参考にされると良いと思います。

5つの異業種交流会に参加予約

2014.8.26
来月9月の予定を立てていますが、異業種交流会に5つ、参加予定を立てました。
色々お誘いを受けたり、メールが届いたりで、9月にナント5つも名古屋で異業種交流会の開催があったんです。

よく5つもあったな」と思いましたが、ドンドン予定を入れました。

こんなに参加するから何?というわけでもありませんが、普段ブログやSNS、メールで用件を済ませるのが多くなった昨今、大勢の方々と直接お会いするのも、また違った刺激を受け、勉強になります。

というか昔から、○○セミナーや○○文化センターとか○○交流会とかに参加するのって、好きなんですよね。なんかちょっと視野が広くなって、賢くなった感じがして(^^)  実際どこまで賢くなったのかは、わかりませんけどね。。。


2014年社労士試験終了後どう過ごす?

goukakudaruma

さて、社労士試験も終了しまして、どう過ごそうか?
大きく次の3パターンに分かれるかなと思います。

<①合格しそうな(合格した)人>
●現実問題、仮に合格しても、開業も、勤務社労士にもならず、ペーパーのまま終わる方も多いと思います。
でもそれでもOK!合格した「自信」を今後の人生に役立てられれば十分だと思います。
●勤務社労士の予定なら、その「自信」を今後の業務に役立てていただきたいと思います。
●まかり間違って?開業を目指そうとする方は・・・
これは大変(^^) 特に実務経験が全く無い方は。社労士試験は、理論だけですもん。
合格後、事務指定講習を受けるという手段はありますが、全然足りないです。
○そこで、一つの方法は、社労士会や同業者からお話がある「行政協力」。
行政協力って勧めない方もいらっしゃるかと思いますが、本物の実務が学べるし、大御所になったらできないので、今のうちに裏側を体感しておくのも良いかと思います。社労士って元々行政書士から分離したように、やっぱり行政とのかかわりが大きいですからね。それから商工会議所や異業種交流会などの集まりに1つ2つ登録しておくと、グッと顔が広がります。
○また、パソコンや携帯(SNS)が全然ダメという方は、今の時代必要ですので、そこはある程度習得しておいてほしいと思います。
○なお、年金を将来専門的に扱っていきたい方は、先ほどの行政協力の道はもちろん、年金アドバイザー試験(社労士の理論と実務の中間)は、勉強しながら実務の世界も多少垣間見れ、受かれば名刺にも記載できおすすめです。

 

<②不合格しそう(不合格になった)人で再チャレンジする人>
来年再チャレンジされる方は、10日程休んだら、勉強を少しずつ始めて欲しいと思います。また0(ゼロ)近くまで知識を減らしてから回復させるのは難儀です! 時間の大幅ロスです! 1回は一通り回したわけですから、現状維持するだけでも、初学者と比較して有利なので、勉強を継続してほしいと思います。

 

<③不合格しそう(不合格になった)人であきらめる人>
2014.8.25「あきらめる」とは、勇気がある人です。
時には潔くあきらめることも、良い人生を歩むには大切と思ってます。

踏ん切りがつかない方のために、写真のような書物をご紹介しておきます(クリックして拡大します)。
社労士試験は難しい試験です。人生の大事な時間を割いて勉強し、受験されただけでも、向上心のある真面目な方だと思います。次の新しい人生を応援したいと思います!

2014年 社労士試験お疲れさまでした

goukakudaruma
<本当にお疲れさま>
2014年 社労士試験が終了しました。
昨年2013年と比べれば、難問・奇問が減ったようですが、でも平成1ケタ時代の問題と比べれば(古っ!)、とても同じ資格試験の問題とは思えないくらい、難化した試験です。(しかも、実務とかけ離れた、学者養成記憶試験で、面白さに欠ける・・・)。

 

試験が終わった後は、もうバテバテだと思います。
体力が大幅に消耗しています。
しばらくは(1ヶ月位?)社労士勉強から少し離れ、休養されるとよろしいかと思います。
その後は・・・
①合格しそうなので、引き続き「実務の勉強」をしたり、「年金アドバイザー試験」を受ける。
②不合格になりそうなので、自己分析をして、来年度に備える。
③あきらめて、次のステップへ進む。

①~③については、明日以降ブログに記載したいと思います。
本日は、本当におつかれさまでした!!


新しい自転車を購入

kalmore-K-120昨日のブログ謎の体調不良のため、もっと健康に気を付けようと思い、さっそく新しい自転車を購入することにしました。

これまで乗っていました、自転車(ブリジストン「アルベルト」)とおさらばし、もっと軽い自転車(車名「カルモア」)へ変更。気軽に乗って足腰の衰えを防ぎたい。

士業(しかも健康保険や労災保険を扱う社労士)だからこそ、もっと体に気を付けないとね。。。次は枕など寝具を変更しようかと思っています。


謎の体調不良

kaze
<病院へ行こう!>
このところ、やや体調不良です。
ちなみに、足がしびれています。
 定期健診は大事なんですが、つい億劫に・・・
自営業者は、体が資本!
なので、近日中に(いやすぐにでも?)病院へ行こうと思ってます。
皆さま、暑い中お忙しいこととは思いますが、くれぐれもお体には気をつけてくださいませ!

公共機関の無料相談会と士業の「おまんま」

2014.8.20
<平日夜間・土日に、無料の電話相談を9月から実施>
【厚生労働省 2014/8/20発表より】
 厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組強化の一環として、平成26年9月1日から、平日夜間・土日に、誰でも労働条件に関して、無料で相談できる電話相談窓口「労働条件相談ほっとライン」を開設します(委託事業)。
「労働条件相談ほっとライン」は、違法な時間外労働・過重労働による健康障害・賃金不払残業などの労働基準関係法令に関する問題について、専門知識を持つ相談員が、法令・裁判例などの説明や各関係機関の紹介などを行う電話相談です。電話相談は、労働者・使用者に関わらず誰でも無料で、全国どこからでも利用できます。匿名での相談も可能です。
 また、就職活動中の方・就職が内定している方など、これから就職する若者を対象に、労働基準関係法令の知識を身につけることを目的としたセミナーを、平成26年10月から全国の大学などで開催します(委託事業)。
 厚生労働省では、引き続き、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組を実施していきます。

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よく探しますと、厚労省、中小企業庁、商工会議所といった公共機関で、士業(弁護士、税理士、社労士、中小企業診断士・・・)の取り扱う情報の無料相談会が、いくつか実施されております。

本来、知識というサービスを得るには、お金が必要なんですが、上記のような無料相談会は、消費者にとっては、ありがたい話(士業にとっては厳しい話)。
ところで、この委託事業の相談員の、知識に対する「日当」が気になるところではあります。。。

 

 

持ち主不明の年金記録、2015年度から職員らの訪問調査

2014.8.19
厚生労働省は、年金保険料を支払ったのに記録が残っていない「消えた年金」問題で、紙台帳とコンピューターの記録が同一人として統合される可能性が高い約13万2000人について、個別に訪問して確認する作業を来年度から始める方針を固めた。
 関連事業費として約10億円を来年度予算の概算要求に盛り込む。
 訪問の対象者は、未解明の記録2083万件のうち、
〈1〉コンピューター記録がなく、紙台帳だけが残っている期間がある年金受給者(約12万人)
〈2〉漢字のふりがなの不一致など、該当しそうな名前で記録された期間の紙台帳がある年金受給者(約1万2000人)
――の計13万2000人。過去に確認の通知を発送したが、未回答だった。
 所管する日本年金機構は今後も通知を送ったり、電話での問い合わせを行ったりする方針だが、連絡がつかない場合は来年度から職員による訪問を始める。※2014/8/17 読売新聞
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「年金記録問題」「3号不整合」「厚生年金基金の廃止」「被用者年金制度の一元化」「マクロ経済スライド」・・・
先人たちは、年金制度について、色々な仕組みを構築されてきました。
が、残念ながら上手くいかなかった部分もあり、後世の方にしわ寄せがきています。

今回2083万件のうちの、13万件ではありますが、少しでも綺麗な年金記録になるよう期待しています。また自分もほんの僅かですが社労士業を通じ、貢献していきたいと思ってます。
nenkinkirokutyousa