さて、社労士試験も終了しまして、どう過ごそうか?
大きく次の3パターンに分かれるかなと思います。
<①合格しそうな(合格した)人>
●現実問題、仮に合格しても、開業も、勤務社労士にもならず、ペーパーのまま終わる方も多いと思います。
でもそれでもOK!合格した「自信」を今後の人生に役立てられれば十分だと思います。
●勤務社労士の予定なら、その「自信」を今後の業務に役立てていただきたいと思います。
●まかり間違って?開業を目指そうとする方は・・・
これは大変(^^) 特に実務経験が全く無い方は。社労士試験は、理論だけですもん。
合格後、事務指定講習を受けるという手段はありますが、全然足りないです。
○そこで、一つの方法は、社労士会や同業者からお話がある「行政協力」。
行政協力って勧めない方もいらっしゃるかと思いますが、本物の実務が学べるし、大御所になったらできないので、今のうちに裏側を体感しておくのも良いかと思います。社労士って元々行政書士から分離したように、やっぱり行政とのかかわりが大きいですからね。それから商工会議所や異業種交流会などの集まりに1つ2つ登録しておくと、グッと顔が広がります。
○また、パソコンや携帯(SNS)が全然ダメという方は、今の時代必要ですので、そこはある程度習得しておいてほしいと思います。
○なお、年金を将来専門的に扱っていきたい方は、先ほどの行政協力の道はもちろん、年金アドバイザー試験(社労士の理論と実務の中間)は、勉強しながら実務の世界も多少垣間見れ、受かれば名刺にも記載できおすすめです。
<②不合格しそう(不合格になった)人で再チャレンジする人>
来年再チャレンジされる方は、10日程休んだら、勉強を少しずつ始めて欲しいと思います。また0(ゼロ)近くまで知識を減らしてから回復させるのは難儀です! 時間の大幅ロスです! 1回は一通り回したわけですから、現状維持するだけでも、初学者と比較して有利なので、勉強を継続してほしいと思います。
<③不合格しそう(不合格になった)人であきらめる人>
「あきらめる」とは、勇気がある人です。
時には潔くあきらめることも、良い人生を歩むには大切と思ってます。
踏ん切りがつかない方のために、写真のような書物をご紹介しておきます(クリックして拡大します)。
社労士試験は難しい試験です。人生の大事な時間を割いて勉強し、受験されただけでも、向上心のある真面目な方だと思います。次の新しい人生を応援したいと思います!