このブログ・動画では、暮らしに必要な「社会保障の仕組み」についてお伝えしております。
今回は、「年金と生活保護はどちらが得か?」についてお話しして参りたいと思います。
年金を納めても、将来どのくらいもらえるか不安。
一生懸命年金を納めても、生活保護があるんだから、いいこと無いじゃん。。。
今のお年寄りに比べ、私たちは年金に関して損しているよね~。
さて本当のところは、どうなのでしょうか?
こんな考えを抱く人達はおかしい、と一蹴するべき案件なのでしょうか?
国民年金保険料の納付は国民の義務ではありますが、若者たちが抱くこの問いに、答えてまいります。
【お話の流れ】
①年金と生活保護の比較(金額)
②年金と生活保護の比較(その他)
③結論:どちらが得か?
「自分の年金と生活保護と どちらが得なの?」
これはもちろん、これまで納めた保険料や、住んでいる地域によってバラバラです。
ただ、バラバラだからといって、制度の説明だけでは実感が湧きません。
ですので、結構サラリーマンとして頑張った男性の例を想定してみましょう。
※あくまで一例です。
・もし自分が受給する立場なら、お金無いなりに身綺麗だけはして、図書館で本を借りたりDVDを借りたり、公共の安い美術館・博物館・植物園・クラシックサロンコンサートなど、クルクル出かけて、楽しく人生過ごすと思います。
最終的に自己責任とはいえ、今後これまで以上に「老後格差」が起こってくることは否定できません。
ですので、頑張れるだけ頑張って、それでも老後に生活保護になった場合には、受給額の範囲内で「無理やり」でも、いっぱい楽しむ工夫をすれば、全然OK。
それまでは65歳くらいまで極力「厚生年金」という、結構頼りになる保険加入で働ければ、そんなに悪い老後にならないと思います。