10日

社労士試験に再チャレンジすべきか否か?

このブログ・動画では、暮らしに役立つ「社会保障」について、色々お伝えしております。

今回は主に資格試験受験者向けブログ・・・

社労士試験に再チャレンジするか否か?」について、お話して参りたいと思います。

 

 

 

社会保障制度を支える社労士

 

今年(令和元年)も、社労士試験の合格発表が行われました(合格率6.6%)

社会保険労務士という資格は、労働分野や社会保険に関する手続業務の専門家です。

社会保障制度は幅広いですが、社労士がかなりの部分を担っているといってもよいでしょう。

社労士試験を受験しようと思われた動機は、人それぞれだと思います。

①開業したいから。
②会社の総務や保険会社に在籍しており、知識を広める意味で。
③イザとなったら、独立開業もできる資格なので、人生の保険を掛ける意味で受験。
④暮らしに直結する知識なので。

 

ちなみに自分の場合は、弁護士にあこがれ、大学時代法学部に在籍していたものの、いわゆる苦学生(バイトで生活費と授業料捻出)でした。

授業で憲法や民法を勉強はするものの、日々の生活が大変で何とかしなくちゃ!ということで、もう必要に迫られ社会保障の勉強をするうち、社労士に興味が出たのがきっかけでしたね。

 

 

 

 

その資格、本当に必要?

世の中には、様々な仕事がありますし、資格試験もあります。

その中で、「社会保険労務士」にこだわる必要があるのかを、よく考える必要があります。

【人生の保険になるか?】
イザ退職となったときの備えとして、社労士試験を受験される方もいらっしゃることでしょう。
でも個人的には、ヤメた方がいいです。
名前は社会保険労務士ですが、自身の将来への保険には難しいかと思われます。

理論と実務には、大きな乖離がありますし、法改正したら覚えた知識も一貫の終わりです。

勉強せずに、よく知っている人に聞く!
人生これでいいんじゃないでしょうか?
開業予定者、もしくは現に仕事で活用できる方へはオススメしたいと思います。

暮らしに必要な社会保障の知識を得るのであれば、

FP(ファイナンシャルプランナー)の方が、より社会全般の知識が得られていいように思います(AFPで十分ですが、上位資格CFPならなお凄いです)。

 

 

 

 

足の裏のご飯粒

実際に資格を取得しますと、合格証書が届くまではウキウキしていますが、じきに現実が訪れます。

せっかく取得した資格も、すぐに陳腐化して、「お金」と「時間」が無駄になるという話は、社労士資格あるあるです。

 

経験がすべて無駄になるとはいいません。

が、資格試験全般に言えることではありますが、取得後にも不断の努力をしないと、

足の裏のご飯粒(取らないと気持ち悪いが、取ったところで喰えやしない)

になるというのが「資格」というものです。

 

 

 

 

意外にもこんな方はオススメ

サラリーマン生活で、それなりの収入や待遇を受けている方が再受験しようとしたら、名古屋弁でいえば・・・

「やめときゃ~!」

ですかね。

 

逆にどうしても集団生活やサラリーマン中では、うまく生きていけない方が、世の中にはいらっしゃいます。

 

いっつも社内で「いじられキャラ」だったり、パワハラを受けるような、そこのあなた!

 

そういう方は逆張り戦略で、個人事業主、フリーランス、そして士業といった、リスクがあるため皆が手を出さないような仕事を、目指される方がいいと思います。

というか、そうでないと生きづらいと「DNAレベル」で感じてますよね~(^^)。

 

もし(社労士に限らず)国家資格で不合格だった方は、今一度、自分の適性を見極めてほしいと思います。

そしてやっぱり再チャレンジ!という方でしたら、そのときは心からエールを送りたいと思います

 

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<【補足】社労士合格者や年金の勉強をしたい方向け>

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