資格試験受験生なら、バッチを付けることはあ・こ・が・れ! 威厳のありそうなバッチといえば、菊や桜や桐をあしらった形が多いですよね。
現在私が会員になっている社労士バッチの意味や由縁について、ちょっと調べてみました。(「月刊社会保険労務士」「連合会だより」から引用)
『会員徽章制定委員会は、昭和54年10月15日、その形状・制式および会員徽章規定についての最終結論を得、同日付で中西連合会会長に答申。これを受けた中西会長は運企委にこれを諮り(※「はかり」=相談して)、11月8日の同委で会員徽章を16弁剣菊にSR(S=社会保険、R=労務士)をあしらったものとすることなどを正式に定めた。
徽章委は、会員から募集した作品を審査した結果、そのまま採用できるものはないとの結論に達したが、日本の花として最も親しまれている菊を基調に、応募作品(清水誠三郎氏・・・東京会)にあった「SR」をあしらった試作品を数点、専門家に依頼していた。
15日の徽章委は、これら8作品について投票を行い、その結果16弁菊(菊花弁の先が丸い)を選出して答申した。
これは、菊花部分の肉盛りが厚く(横から見ると かまぼこ型)、花弁の境界線がぼけているため、同委でもその点の指摘があったが、その後の運企委でもこれをすっきりさせた方が良いとの意見が多く、結局、花弁を平面にして境界線を谷堀(横から見ると三日月型)とし、同時に剣菊八重とデザインを一部変更したもの。
この会員徽章の大きさは直径13ミリで、台は銀、花弁は純金張(金箔の厚さは6ミクロン・・・普通は3~5ミクロン)、中央部はプラチナ。裏面には「社会保険労務士会員徽章」と刻まれる。』
【現在の社労士バッチの仕様】
台地金・・・純銀
花 弁・・・純金張(10ミクロン)
中央部・・・プラチナ
直 径・・・14.5mm
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記録によると、社労士バッチって、すんなりデザインが決まらなかったようですね。
ところでこのバッチ、黄金に輝いているので、かなり目立ちます!!
なのでバッチを付けると、誰が見ているわけでもないが信号機に気をつけたり、身が引き締まるような感じにはなります。
「俺は先生なんだゾ~」という雰囲気を出さないために、普段は付けていない先生も結構いらっしゃるようですね。