厚生年金・国民年金の黒字額最高 平成26年度収支

厚生年金・国民年金の黒字額最高 平成26年度収支

gpif2014
厚生労働省は8月7日、年金特別会計の2014年度収支決算を発表した。時価ベースの収支を見ると、会社員らが加入する厚生年金が13兆390億円の黒字(前年度7兆9183億円の黒字)、自営業者らが加入する国民年金は8046億円の黒字(同5633億円の黒字)と、いずれも黒字額が過去最高を記録した。
厚生年金の黒字は4年連続、国民年金の黒字は6年連続。株価の上昇などを背景に、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による積立金の運用が引き続き好調だったことが収入増に寄与した。これまでの黒字額の最高は12年度収支決算で、厚生年金が10兆2692億円、国民年金が7226億円。
14年度末の積立金残高は、厚生年金と国民年金の合計で145兆9322億円。前年度末から13兆8692億円積み増した。残高の積み増しは3年連続で、増加額は01年度の自主運用の開始以来、最高となった。
GPIFの運用による収入額は厚生年金が14兆2754億円、国民年金が9864億円厚生年金は10年ぶり、国民年金は4年ぶりに、年金給付のための積立金の取り崩しを行わなかった
※2015/8/7 時事ドットコム
————————————————————
いつまで黒字が続くか・・・

« »