このブログ・動画では、暮らしや経営に役立つ「社会保障」について、お伝えしております。
今回は、「崎陽軒のシウマイ弁当で学ぶ年金(老齢編)」についてお伝えして参りたいと思います。
日本の年金制度は、大変難しいです。
私が社労士になりたての頃、年金勉強会の講師が言っていたのは
「年金ができるようになるには、5年位修行が必要だ!」
でした。
そんなアホな・・・
と思いましたが、10年以上たずさわってきた感想は
「ホンマや」
でした。
もちろん、専門家として必要な知識・スキルでありますので、一般の方はそこまで学ぶ必要はございません。
とはいえ、ある程度の知識を得ようとしても、それでも年金制度は難しいのです。
少しでも分かりやすくお伝えするにはどうしたらよいか・・・?
長年、試行錯誤した末たどり着いた、分かりやすく年金制度をお伝えする方法は、
「崎陽軒のシウマイ弁当」
でした。
アイデアオリジナルですから、パクらないでくださいね~♪
年金制度はよく2階建てと言われます。
1階部分が国民年金で、2階部分が厚生年金です。
そして将来、掛けていた年数に応じて、老齢年金が支給されます。
「年金セミナー」なんかを受講されますと、よくこういった説明を受けるかと思います。
これでOKなんですけど、何か反応が良くないんですよね(^_^;)
私は常日頃もっとも~っと、分かりやすく表現する方法は無いかな?と思っておりました。
そこで、表題にありますテーマで、お話しすることにしました。
ちなみに崎陽軒のシウマイ弁当って有名なのと、なによりこの白飯の俵が、年金の説明にピッタリでGoodです。
皆さん、老後、どういった年金生活を送りたいでしょうか?
年金、一生懸命、掛けていらっしゃいますか?
年金生活になっても、3食きちんと、ご飯が食べられるようになりたいですよね。
将来受けられる年金を、お弁当に例えますと、すごく実感が湧くかと思います。
【国民年金】
白飯が8つの俵(たわら)に分かれておりますが、5年間国民年金を納付しますと、1つの俵が頂けると思ってください。
国民年金を20歳から60歳まで40年(5年×8俵)、まるまる納付しますと、3食お弁当いっぱいの白飯が食べられると思ってください。
【厚生年金】
厚生年金は、オカズ部分です。
白飯だけでは、基本的な生活だけですので、やっぱりオカズが欲しいですよね。
厚生年金をしっかり掛けることにより、オカズが増えてきます。
ちなみにオカズを増やす作業は、本人だけでなく会社負担という形で会社も手伝ってくれます。
いかがでしょうか?(その場の雰囲気で色々アレンジしながら話しております)
年金の仕組みが、多少分かりやすくなったら嬉しいですね(^^)
この「崎陽軒のシウマイ弁当で覚える年金」は、遺族年金の仕組みをご案内するときにも、非常に役に立ちます。
遺族年金編については、次回お話してまいりたいと思います。
[quads id=2]