昔でしたら、人を雇用したとき、口約束で結んだ給料を「はい!」と手渡しするだけで、OKだったことでしょう。
ところが今は、採用が決まりましたら、会社が行わなければならない手続きは膨大です。
自身の仕事ではありますが、もっと簡単にならないものでしょうかね。
それでは、具体的にどんな手続きが必要になるのか、見ていきましょう。
※下記記事のHPは『入社時手続一覧: http://nenkinadvice.com/?page_id=11460』
まず従業員自身が、初出勤までに持参する物があります。
代表的なものには、「雇用保険被保険者証」「年金手帳」「マイナンバー」「源泉徴収票」「通帳」といったものがあります。
今度は、会社側で必要な手続きとして、労働関係の書類があります。
ここをしっかり労使で取り交わしていないと、のちのちトラブルの原因となります。
代表的な物には、「労働条件通知書」「誓約書」「個人番号利用目的同意書」「口座振込同意書」といったものがあります。
さらに会社側で必要な手続きとして、税と社会保険があります。
先程の労働関係手続と違い、役所への申請が入ってきますので、精神的な負荷はより高いです。
テクニック的な要素もあったりします。
慣れていないと、かなり手間がかかり、まあここが、社会保険労務士としての出番の1つとなっておりますね(^^)
採用時に必要な手続きには、まだありまして、それは「法定帳簿の整備」や「社内環境の整備」です。
先程までの個別案件と違い、すでに社内体制として出来上がっておれば大丈夫ですが、案外このあたりの準備をおろそかにしている場合も、労働トラブルや不満が発生しやすいので、注意しましょう。
以上が、社員・パート・スタッフを採用したときに必要な手続き概要です。
入社手続きは本当に大変ですが、きめ細やかな対応が、現代社会では求められております。
なお当ホームページでは、オリジナル様式をダウンロードできますので、そちらもご参照いただければと思います。
入社時手続一覧:<http://nenkinadvice.com/?page_id=11460>
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