社労士試験合格者減について思うこと

社労士試験合格者減について思うこと

H25 goukakusyasu
自民党司法制度調査会(会長・丸山和也参院議員)は9日、年間2000人程度で推移している司法試験の合格者を、2016年までに1500人程度にする緊急提言をまとめた。合格者を減らすことで法曹の質の向上を図る狙い。谷垣禎一法相や下村博文文部科学相に近く提出する。
緊急提言は、若手弁護士の現状について「先輩弁護士の指導や弁護士会の組織的OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を受けることがかなわず、経験者から学ぶことが困難な事態も生じている」などと指摘し、教育環境を整える必要性を強調している。 ※2014/4/9 時事通信
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<壮大な実験の結果・・・>
2002年頃でしょうか?、どんどん規制緩和するんだ、という風潮があったように思います。
しかし結果、上記の記事のとおり、現在は司法試験合格者は減らそうとしているようです。
「タクシーや運送関連の規制緩和」や、この「司法試験合格者3,000人」を推進してきた方々は、今どんな心境でしょうか?
規制緩和したほうがいい分野はあるでしょうけれど(個人的には解雇規制)、上記2つに関しては、参入障壁を緩くして得られるメリットよりデメリットが多かったんだろうと思います。

 

<社労士合格者数は・・・?>
ちなみに、社労士試験合格者数は、グラフを見ると徐々に減ってきています。


社労士合格者も司法試験同様、やっぱり多すぎたのでは?

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