05月

【年金】障害年金申請の流れとは?


障害年金を受け取る方法とは?(写真はイメージ)

 

給付金情報を提供しております「ドリナビ」です。

今回は、心身にご病気を抱えた方への給付金である ”障害年金” についてご紹介したいと思います。

 

まず、障害年金とはどのような制度なのでしょうか?

【障害年金(しょうがいねんきん)】
年金制度(老齢年金・遺族年金・障害年金)の中の1つ。ハンディキャップを抱えた方に直接、現金で生活をサポートする制度です。
現金給付以外のサポートを受ける場合は、障害年金請求ではなく、障害者手帳の申請を行います。

 

 

あなたも障害年金の該当者かも?

 

障害年金と聞くと、次のように認識されている方もいらっしゃるかと思いますが、実はあなたも障害年金を受けられるかもしれません。

太郎
太郎
うつ病では支給されないんじゃない?
花子
花子
働いていたら、障害年金は難しいですよね。

【障害年金はこんな方にも受給可能】
●病気の種類によって、障害年金の受給が決まると思っている方もいらっしゃると思います。
実のところ、病気の種類はなんだっていいんです。
眼や耳、手足が不自由な場合だけでなく、うつ病や統合失調症、てんかん、癌、糖尿、難病、さらには過去のお酒の飲みすぎによる肝障害も。。。
それらにより「日常生活にどれだけ支障が出ているか?」で決まります。
それではざっくり、どの位の支障があるなら受給できるかといいますと、、、

1級 部屋から出るのが、なかなか難しいなあ。(寝たきりなど)
2級 付き添い等が無ければ、家から出るのがなかなか難しいなあ。
3級 フルタイムで仕事するのは、なかなか難しいなあ。

※ただし、納付要件不該当や故意で障害になったなどにより受給不可はあります。

●また、収入があったらもう絶対もらえないかといいますと、そうでもありません。「働いていても受給できる場合」はあります。
※ただし、特に内部障害(外から見えにくい うつ病など)は、働いていることが認定や等級に影響されやすいです。

障害年金請求⇒原則3つの添付書類を整える!

当事務所のHPでは障害年金請求について、動画も交えながら、極力分かりやすく解説してみました。
ご参考くださいませ。

障害年金請求は、原則、下記3つの添付書類を整えていく作業です。
用紙は年金事務所で取り寄せたり、ホームページからダウンロードすることとなります。
【添付書類①】
初診日の病院で、『受診状況等証明書』を書いてもらいます(費用は3,000円~5,000円ほど)。
【添付書類②】
初診日から1年6ヶ月間、様子見期間を経過すると「認定日」が到来します。
このとき、障害等級1~3級に該当しているか?を判断するわけです。
該当しておれば、『(3ヶ月以内の)診断書』を病院で書いてもらいます(費用は1万円~2万円ほど)。
【添付書類③】
上記①②は、すべて病院の先生に書いていただきますが、③『病歴・就労状況等申立書』は、自分やご家族が書くことになります。
※①②は「点」での証明、③はそれまでの経過である「線」での証明ですね。

 

障害年金請求をしようと思ったものの・・・

以上が障害年金請求のおおまかな流れです。
色々書籍等で調べたが、このブログで、「少し理解できた!」という方がいらっしゃれば作成したかいがあり幸いです。

ただし障害程度は人により様々であり、提出する時期により、添付書類も変わったりします。

よく聴くお悩みとしては次のようなものです。

【添付書類① 受診状況等証明書】
●そもそもどの時期の病院で取り寄せればよいか?
●長期経過によりカルテが保存されておらず、書類作成できない。
【添付書類② 診断書】
●病院で書いてもらった診断書内容で、本当に認定は大丈夫か?
●診断書用紙は1枚、それとも2枚必要?
【添付書類③ 病歴・就労状況等申立書】
●自分(家族)が記入する書類なので、上手に記入できるか不安。

障害年金請求は、残念ながら思ったほど簡単ではなく、調べてもなかなか分からないため、結局のところ、次の2つのうちどれかに落ち着くかと思います。

●方法①⇒ 年金事務所で一生懸命聴いて、また何回か足を運んで完成させる(無料)。
●方法②⇒ 障害年金請求に詳しい専門家(社労士)に依頼する(有料)。
ドリナビ
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請求が遅れますと、受給額もその分少なくなる場合もあります。
障害年金の受給が可能かどうか、お近くの年金事務所や社労士にご相談されることをおすすめします。
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【年金】繰下請求は「得それとも損」?


繰下請求は、ほんとうにお得なのか?(写真はイメージ)

 

給付金情報を提供しております「ドリナビ」です。

今回は、”年金を増やす” 方法としての繰下請求について、ご紹介ししたいと思います。

 

まず、繰下請求とはどのような制度でしょうか?

【繰下請求(くりさげせいきゅう)】
本来65歳から受け取る年金を、66歳~70歳に受け取るというもの。
遅く受け取る代わりに、年金額が増額して支給されます。
※なお60歳~64歳に支給される年金は、繰下請求ができません。

繰下請求は誤解が多いです

日頃年金相談を受けていますと、半分近くの方が次のような認識でしょうか?

太郎
太郎
銀行で預けるより利息がいいから、繰下請求だよね~!
【誤解その①】
●繰下げた期間の年金は「捨てている」!
たとえば、70歳から年金をもらうとなると、年金額が142%になります。
おおっ!これなら銀行で預けるよりいいぞ、と思いがち。
ただし、その間の年金はもらえません。
「もらえません」ではなかなかピンとこないので、私は捨てている」と、言い方を変えて伝えたりしています。
捨てているので、まず取り返すのに81歳11ヶ月までかかるんです。
利息とは、全然意味合いが違います(下記の動画参照)。

自分は長生きするから、取り返せるよ!大丈夫!と思った方。。。
まだあるのです。

【誤解その②】
●加給年金や振替加算も「捨てている」。
配偶者がいる場合、自分の年金以外に「扶養手当的な年金」が付いている方がいます。
※加給年金・振替加算の説明は今回は省略。
この年金は「将来増額して戻ってくる」なんてことは無く、本当に捨ててしまうことになります。
ですので、先程70歳まで繰下げた場合、81歳と11ヶ月でトントンになるとお伝えしましたが、これらの年金がある場合は、取り返すのはもっと先です。

それでも、繰下請求をしたいと思った方。。。
最後にトドメとして次のこともお伝えしておきましょう。

【誤解その③】
●税金や住民税・保険料の負担が増える
せっかく年金額を増やしても、税金や住民税・国民健康保険料などが増える可能性が高いです。
そうしますと、81歳と11ヶ月でトントンにはならないです。

こうしてみますと、年金の繰下請求というのは、そこまで旨みがある制度ではないことがおわかりいただけるかと思います。

あえて繰下請求をオススメするとしましたら、女性(=長生きする)で、年金を使わずとも資産がある方でしょうか?

 

ちなみに繰下請求するつもりで、しばらく年金を受け取らなかった方が、上記のことを理解して、途中で「やっぱり繰下げせずに、65歳からもらいます」
ということは可能ですので、ご安心ください。

ドリナビ
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「増える!」との報道が多い繰下請求ですが、現状は、思ったほど旨みのある制度ではないようです。
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