高校の公民などでは、1日8時間、週40時間労働と学習します。
しかし、
社会に出ると普通に残業がある!
おかしい・・・
実は、この法律違反を無くさせる(免罰)効果をするのが、A4サイズで労働基準監督署に提出する通称「36協定」という届出です。
さて、読売オンラインのタイトルからしますと、「36協定が非人道的」と読み取れます。
しかし、実際の放送では、
「36協定の中の特別条項って、これ本当によくよく考えると非人道的でありまして、半年間が上限なしで、まあ設定できるという話で、わたし、大臣のとき、何とかこれを変えたい、ということでチャレンジしたんですが、なかなか難しかったんです。ただその後、安倍総理みずからがですね、これに乗り出すということで、わたくし、感慨無量なんですけども・・・」
ということで、知る人ぞ知る「特別条項」について、なかなか熱い回答をされています!。
つまり、「36協定(=残業)が非人道的」ではなく、「36協定の中に盛り込むことが可能な、特別条項という上限無し規定が非人道的」だとしています。
「36協定、よくよく考えると非人道的」
というタイトルは、やや行きすぎ感があるかなと思います。
なお、この「特別条項」は、使い方を誤りやすく、長時間労働の元凶なっているのは、元厚労大臣の言われる通りです。