【労働】男性の育児休業 過去最高でも3%未満

【労働】男性の育児休業 過去最高でも3%未満

2016.8.1
男性の育児休業の取得率は、去年、これまでで最も高くなったものの、3%未満にとどまりました。

これは、厚生労働省が毎年、従業員5人以上の事業所を対象に行っている調査で明らかになりました。調査には、全国3958の事業所が回答し、去年、育児休業を取得することができる男性のうち、取得した人の割合は2.65%でした。これは前の年を0.35ポイント上回り、これまでで最も高くなっています。
ただ、政府が掲げる、4年後の平成32年度に男性の育休の取得率を13%にするという目標に比べて、依然として低い割合にとどまっています。
また、女性の育休の取得率は81.5%で、前の年より5.1ポイント低くなりました。短時間勤務の制度が広がり、育休を取らずに働く人が増えたこともありますが、小規模な事業所で取得が進んでいないということです。
厚生労働省は「上司や同僚を気にして、育休を取りにくいと感じている人もいると思うので、企業への助成金を活用するなどして職場の環境を整えていきたい」としています。
※2016/7/31
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そもそも、有給休暇取得率がこんな状態では、育休はムリでは?
2015.12.14.1

まず有給取得率100%目指すことが、結果的に育児休業取得率上昇に繋がるようにも思います。

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