総務省が「こどもの日」に合わせて、2016年5月4日発表した15歳未満の子どもの推計人口(4月1日現在)は、前年より15万人少ない1605万人で、1982年から35年連続の減少となった。
比較可能な50年以降の統計で、過去最少を更新。政府や地方自治体は少子化対策に力を入れるが、少子化に歯止めがかからない実態が改めて浮き彫りになった。内訳は男子が822万人、女子が782万人。
総人口に占める子どもの割合は、前年比0.1ポイント減の12.6%で42年連続の低下、65歳以上人口の割合(27.0%)の半分を下回る。人口4000万人以上の主要国と比べても、米国、英国、中国、韓国、ドイツなどを下回る最低水準が続いている。
※2016/5/4 時事通信
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社会保険労務士としては、将来の社会保障制度が心配になります。
「少子化対策に力を入れるが・・・」とありますが、チャンスであった団塊ジュニア世代が30代の頃はそれほどでもなく、ここ数年、本格的に少子化対策を打ってきているような気がします。
年金・医療・介護を、今後どのように支えていくことになるのでしょうか?