海外の人気番組「アンダーカバーボス」(日本語版:覆面リサーチボス潜入)。
会社のお偉いさんが変装して、現場に潜入し、会社の課題を見つけ、最後に身分を明かすという番組です。
すでに海外版は、YouTubeなどで流れているため、私も興味深く見ていましたが、日本版も放映されることとなりました。
社労士として、参考になる点も多いですし、何よりも「水戸黄門」的なストーリーで、日本人にとっても面白い番組です。
ただし、この手の番組は、何回もやったりすると感づかれるので、あまり沢山収録出来ないのが残念ではあります。
さて日本版と海外版とを比べた感想は・・・ ①日本は現場の頑張りで会社が成り立っている感が、より強く感じられ(日本の労働者はまじめ) ②海外版のほうは、経営者・労働者とも明るい感じがし(ちょっとしたショー)、 ③たまにあるサプライズのプレゼント等が海外は派手だったりします |
ところで、この番組でぜひ潜入してほしいところ、それは「日本年金機構」であります。
年金制度については、ちょくちょくトラブルが報道されています(年金記録・情報流出・厚生年金未加入・・・)
潜入先としは申し分ない(^^)!
これまで、年金トラブルについては、色々報告書がまとめられていますが、やはりこの番組のように、洋の東西を問わず現場に潜入しないと分からない部分があると思います。
なのでぜひ日本国のためにも、潜入していただきたいと思います(^^)
私から1つ言えば、
「年金は他の法律と違い、何十年も前に終わった制度やトラブル処理も、ぜ~んぶ積み重ねて、年金支給が判断されるので、作業量や知識が年々増えること、そのことにより現場で混乱やミス生じやすいこと」
年金制度創設時の太平洋戦争頃から、現在までの、制度や改正を理解していないといけないので、そりゃもうミスが生じやすいわけです。