【情報】欧米化すすむ日本の美意識

【情報】欧米化すすむ日本の美意識

2015.12.14
※2015/12/14 読売新聞
世帯の所得が低い人ほど、健康診断を受けない割合や喫煙率が高いなど、健康作りに積極的ではないとする国民健康・栄養調査の結果を厚生労働省が発表した。
 厚労省は、低所得層は健康管理を意識する余裕がないことが背景にあると分析、生活習慣の改善を後押ししていく考えだ。
 調査は、昨年11月に全国の5432世帯を対象に実施。回答のあった3648世帯を、世帯所得別に200万円未満の低所得層、200万円以上600万円未満の中所得層、600万円以上の高所得層の3群に分け、生活習慣を分析した。
 低所得層では健診を未受診の人の割合が男性で42%、女性で40%と、高所得層のそれぞれ16%、30%よりも高かった。
①習慣的に喫煙する人の割合も男性で35%、女性で15%と、高所得層のそれぞれ29%、5%を上回った。
②さらに歯が20本未満の人や
③肥満者の割合も、低所得層は男女ともに高い傾向があった。
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※2015/12/10 日本経済新聞
2014年の国民健康・栄養調査によると、習慣的に喫煙している人の割合は19.6%で、前年に比べ0.3ポイント増加した。喫煙に関する質問には男女7626人が答え、男性(3560人)の喫煙率は前年と同じ32.2%で、女性(4066人)は0.3ポイント増の8.5%だった
 年代別では、男女ともに30代の喫煙率が最も高く、男性は44.3%、女性は14.3%だった。
 喫煙率は10年前は男女合計で26.4%だった。その後低下傾向だったが、たばこ税が大幅に引き上げられ前年より約4ポイント下がった10年(19.5%)からはほぼ横ばいになっている。
 一方、喫煙者のうち、たばこをやめたいと考えているのは男性で前年比3.1ポイント増の26.5%、女性は同9.6ポイント増の38.2%、合計では同4.6ポイント増の29.2%だった。
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<「タバコぐらい吸えんでどうする・・・」>
昔は、工場など肉体現場に勤務していたころ、リアルにこのように言われたものでした。
今は肉体現場で若い方が、飲酒や喫煙をしないのも、受けいれる風潮が出てきましたが、ちょっと前まではこんな感じでした。
当時の(現在も?)現場では、飲酒や喫煙の時間は、非公式の情報交換の場となり、半ば必須のような感じでした。
そう、出来ないことは、仕事に影響が出ていたんです。
喫煙率を引き下げるためには、喫煙をしなくても仕事が進められる土壌づくりも大事だと思います。

 

 

<欧米化してきた美意識>
①タバコを吸う
②デンタルケアを意識しない
③肥満である

これらは、一昔前までは、日本ではあまり気にならないことでした。
でも、徐々に美意識が変わってきています。
若い方の
「タバコ吸わない」「飲酒(宴会)が少ない」「歯(並び含む)が綺麗」「健康的な体型」
の割合が、増えてますね。
将来は欧米と同様、トップビジネスマンの必須の「外見」になってくるかと思います。

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