【労働】10月の完全失業率 約20年ぶり低水準と非正規労働者

【労働】10月の完全失業率 約20年ぶり低水準と非正規労働者

先月の全国の完全失業率は3.1%で、前の月に比べて0.3ポイント下がって改善し、およそ20年ぶりの低い水準となりました。
総務省によりますと、先月の就業者数は、6432万人で、前の年の同じ月に比べて42万人増えて、11か月連続で増加しました。
一方、完全失業者数は208万人で、前の年の同じ月に比べて25万人減って、65か月連続で減少しました。
季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は3.1%となって、前の月に比べて0.3ポイント下がり、改善しました。
全国の完全失業率が3.1%になったのは、平成7年7月以来で、20年3か月ぶりの低い水準となりました。
これについて、総務省は、「有効求人倍率がこのところ高い水準で推移していることから、人手不足の状況が続き雇用に結びついているのではないか」としています。
また、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者は、前の年の同じ月に比べて17万人増えて、1997万人でした。
※2015/11/27  NHKニュース
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<グラフで見る失業率と非正規労働者の割合>
リーマンショック以降、近年は、失業率の低下が続いています。
また、非正規労働者の割合は、右肩上がりです
(現在約4割が非正規労働者です)。
20年前と失業率は同水準ではあっても、非正規労働者の割合に変化が出ていることには、気を付ける必要があります。
(※図をクリックすると拡大して見れます)

2015.11.27.2
2015.11.27.1

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