米、ついに「上位0.1%の富>下位90%の富」の格差へ!

米、ついに「上位0.1%の富>下位90%の富」の格差へ!

2014.11.12
※図は2013年の日本の富裕層
カリフォルニア大学バークレー校のエマニュエル氏、およびロンドン·スクール·オブ·エコノミクスのガブリエル氏による新たな論文では、アメリカでは、少なくとも、貧富の格差が記録的な水準に近づいていることを示唆しています。
著者は、上位と比較して、下位90%が保有する総資産の割合を調べています。
1920年代後半、下位90%が全体の富の16%を保有し、上位0.1%が総資産の25%を保有していました。
その後、1929年の大恐慌後からは、上位の富の崩壊により、下位の資産の方が上回る傾向になりました。
しかし、 1980年代初頭からは、上位の資産割合が上昇傾向に転じることになります。
そしてついに、下層90%の富を抜かしてしまったとしています。
※2014/11/8 The Economist
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富める者は、ますます豊かになっているようです。

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