人手不足深刻化とパワハラ・セクハラ

人手不足深刻化とパワハラ・セクハラ

2014.6.27
【記事①有効求人倍率】
仕事を求めている人1人に対し企業から何人の求人があるかを示す先月の有効求人倍率は、1.09倍で、前の月と比べて0.01ポイント上昇し、平成4年6月以来、およそ22年ぶりの高い水準となりました。
厚生労働省によりますと、先月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除き、1.09倍で、前の月を0.01ポイント上回りました。
これは、1.10倍だった平成4年6月以来、21年11か月ぶりの高い水準です。
都道府県別で見ますと、▽愛知県が1.57倍で最も高く、▽東京都が1.54倍、▽福井県が1.51倍などとなっています。
厚生労働省は、「消費税率の引き上げによる大きな影響は見られず、景気の緩やかな回復によって改善傾向が続いている。ただ、求人の条件と求職の条件が合わない、いわゆる雇用のミスマッチが見られるので、対策により一層力を入れていく」としています。
※2014/6/27 NHKニュース

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【記事②パワハラ・セクハラ】
パワハラやセクハラでうつ病になるなど精神障害に関する労災申請の数が、昨年度は1409件で過去最多となりました。
 厚労省の担当者:「(精神障害の労災請求は)5年連続、1000件を超えるという状況です」
 厚生労働省によりますと、昨年度、精神障害に関する労災申請の数は前の年度より152件増え、過去最多の1409件でした。一方、労災認定された436件のうち、原因は「パワハラなどの嫌がらせやいじめ」と「業務量が急に増えた」が最も多く、いずれも55件でした。セクハラに関するものは40件で過去最多となりました。厚労省は、企業に対して、パワハラ防止のためのセミナーを開くなど対策を進めています。※2014/6/27 テレビ朝日
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<人手不足とパワハラ・セクハラの関連性>
たまたま同じ日に、労務関連のデータが発表されました。人手不足の原因は、「雇用のミスマッチ」と厚労省では分析されていますが、もう一つ、パワハラ・セクハラ感を出さない企業イメージも、昨今の募集には大事かな・・・と思います。


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