【日本】
<文系>
マイナビは2014年3月27日、「大学生就職企業ランキング」を発表した。現在就職活動をしている大学3年生(大学院1年生を含む)に働いてみたい会社を聞いたところ、文系では「JTBグループ」が7年連続でトップ。同社を選んだ学生からは「やりたい仕事ができそう」「業界上位である」「国際的な仕事ができる」といった声が目立った。「『旅のチカラ』を未来の価値へ――をキャッチフレーズにした採用広報戦略も大きなインパクトがあったようだ」(マイナビ)
<理系>
一方、理系のランキングをみると、「カゴメ」が前々年の3位、前年の2位からトップに。「採用ホームページの『カゴメの人』では研究部門の23人中10人が女性で、今注目のリケジョが活躍する企業であることがよく分かる。理系女子でも2年連続のトップとなっている。学科系統別の『数・物・農・その他系』でも前年に引き続きトップだった」(マイナビ)
インターネットまたは郵送などによる調査で、現在就職活動中の大学生(大学院生を含む)1万2655人が回答した。調査期間は2013年12月1日から2014年2月28日まで。
【アメリカ】
【5月25日 AFP】米国の求人・キャリア情報サイト、グラスドア(Glassdoor)は、労働者が「最も働きたい国内企業」のランキング上位25社を発表した。
給与額が高く、福利厚生が最も充実した企業は1位から順に、インターネット検索大手グーグル(Google)、会員制倉庫型店コストコ(Costco)、交流サイト(SNS)最大手のフェイスブック(Facebook)だった。3位のフェイスブックは、従業員の自主性を重視している点が高く評価された。
4位はソフトウェア企業のアドビ(Adobe)で、上位5社に入ったのは、福利厚生が突出して充実していたコストコを除き、すべてハイテク関連企業という結果になった。
トップのグーグルは1年の基本給が11万9000ドル(約1210万円)。従業員はジムやコインランドリー、ビリヤード台、ペット預かりサービスなどを無料で使用することができる。ただし、同社に8年勤務したという元従業員によると「週末に休んだり、休暇を取ったりした人を1人も知らない」という。
発表された順位の最下位となる25位は、国内で従業員5000人以上を抱えるインターネット競売大手のイーベイ(eBay)だった。この調査では各企業について、少なくとも75人の従業員(元従業員を含む)が回答した。