社労士(受験、合格、開業)

商工会議所の交流会に参加してみた

2014.3.11
<交流会に参加>
本日(2014/3/11)、名古屋商工会議所が主催する、新入会員約150名ほど集めた交流会兼セミナーに出席しました
内容は、「商工会議所を使いこなそう!」ということですが、メインは、その後の交流会です。
商工会議所の食堂で、100人ほどが集まりました。

 

<士業が多い・・・>
こういう交流会には、何度か参加していますが、やはり「士業」は多いですね
(なお今回の交流会は、誰でも参加できるものではなく、今年度、商工会議所に新規加入した方だけの参加です)
弁護士9人
司法書士3人
税理士・会計士5人
行政書士9人
社労士8人
その他、中小企業診断士、弁理士、建築士等・・・
実に5人に1人は士業!(弁護士が多いのには驚きました)

 

<最初の居場所が肝心>
こういう大勢の交流会は、時間の関係で、全員にお会いすることはできません。
実は最初に、乾杯などするときの居場所が、とても重要になってきます。
(と、私には感じました)
交流会に出席した運命は、そこでかなり決まってくるのではないでしょうか?

 

<仕事による情報格差>
 ところで今思うと、「単純労働をされている方」と「事業家やマスコミ関係の方」とで、どんどん差が付いてくるのが、お金以上に人脈、さらにそれに付随する知見のような気がします。
これらは、すぐに得られるものではありません。
仕事をしながら、どんどん情報・人脈格差が広がっていくところが怖いところ。。。
(※私は「単純労働をしていた側」なので痛感)

なので「人脈」とまで言いませんが、これからも私は、時折人の集まる場所に参加していきたいなと思っています。

社労士と他士業(司法書士編)

shihousyoshi
<他士業の仕事はよく分からない>
 弁護士と違って、私の所属しています「社会保険労務士」の仕事内容は、一般の方々からはよく分からないことも多いと思います。
そもそも、労働基準監督署といった役所さえ、よくわからない方も多いことでしょう。
ただ、この業界に居る以上は、他士業を全く知らないではまずいので、一通りの業務内容は知る必要があると思います。
知っているつもりでしたが・・・よく分かっていなかったようです。はい。

 

<司法書士事務所に伺う>
やっぱり直接、他士業さんにお会いして、業務内容を知る(ワンストップのように連携できるようにしておく)ことは大事。
というわけで本日は、多忙の中お時間を割いていただきました司法書士事務所に、おじゃまいたしました
(下図をクリックすると、当該事務所HPに飛びます!)
nagoyakahoumu

 

 

<司法書士事務所にも業務ソフトが・・・>
さて、税理士や社労士のような定型業務が多いところは、業務用ソフト(会計ソフト、資格取得届作成・・・)というのがあるのは、ある意味「当然」です。
でも、司法書士が取り扱う業務に、業務用ソフトなんてあるの? と思っていましたら・・・
あるんですよね、普通にこれが!
聞いてみないと分からないもんです。
それから、社労士業界は、まだホームページを持っていない先生方も多いんですが、司法書士は(データを取ったわけではないですが)社労士よりも普及しているかなあと感じました。
また社労士は、行政協力関係のお仕事は結構ありますが、他士業はそういう意味では開業のハードルが高いです。

 

<社労士ガンバ!>
社労士業界にどっぷり浸かっていると、社労士のプラス面が(弱い面も)なかなか見えてきません。
他の士業と比較することで、見えてくることがあります。
社労士の扱う分野・・・(大変だけど)やっぱり好きですね。頑張っていこっ!



図書館で思い出す士業の幸せ

2014.2.26<図書館の情報は古いけど>
私たち社会保険労務士が扱う情報は、頻繁に制度改正されます。 また、パソコンやネット関連情報は、日進月歩です。 そのため図書館にある情報では、正直なところ役に立たない場合が多いです。
今でも図書館に出かけて、本を借りたりしますが、昔ほど図書館に行くメリットはないです。

 

 
<図書館の自習室に立ち寄る>
学生時代に通っていた「図書館」も20代の頃は遠ざかっていましたが、年を重ね再び図書館に行くようになりました。 本日は図書館で本を借りて、自習室に立ち寄りました。図書館の自習室では、高校生あたりの年代の方が、一生懸命勉強しています。

 

 

<士業に就けた幸せ>
ところで私は、今でこそスーツを着て仕事していますが、昔は「つなぎ」「安全靴」「ヘルメット」「長靴」「ゴム手袋」「吸収缶」「ユニフォーム」・・・いろんな服装をして仕事をしてきました。
そんな自分にとって、再び、静かに時間が流れる自習室に居るのが、とても信じられないのです
士業に就かなければ、図書館という場所は、とても縁遠い存在だったと思うのです。今思えば、若いころのそういった時代は、面白くもあり大変な日々でもありました。 でもそうした経験があったからこそ、スーツを着て士業をしている今の幸せをかみしめています(社労士業だって大変ですけどね)。

社労士受験本を改めて読んでみた感想

2014.2.24
<社労士受験本を読み返す>
社会保険労務士試験に合格された方は、たとえ合格しても、しばらくは自分の使っていたテキストは捨てずに持っている方も多いと思います。
しかし、実務に携わるようになると、受験本よりも役所のパンフレットやPDF、市販本をたくさん読むようになり、受験本から遠ざかることになります。
が、今日はわけあって、改めて受験本を読み返しました。

 

 

 

 

<つまらん&わからん・・・>
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う~、目がしょぼしょぼする・・・
私は、小説など文字を読みながら、頭で空想するのはちょっと苦手。。。
だから、小中学校の社会科や理科の時間は、教科書より写真付きの資料集などを見ながら、覚えていました。
通信簿にも「授業中よそ事(=ビジュアル化した本や資料集を読む)している」と書かれた(*_*)!

私のブログが、文字だけでないのは、もう小学校時代からのクセみたいなものですね。
そんな自分なので、文字ばかりの社労士受験本での勉強は、本当につまんなかったです(難とかムリムリ合格しましたが)。
今の社労士試験は、理論のみの試験なので仕方がないんですけどね。。。受験生の方ガンバレ!

年金の勉強 VS バイオリン練習

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<年金の勉強 VS バイオリン練習>

【似ている点】
バイオリンを練習していて、年金と似ているなあと思うことがあります。
それは何年何年も勉強(練習)し、訓練を続けないといけない点。
ず~と、ず~と、やり続ける必要があります。
ゴールは果てしなく遠いのです。

 

【異なる点】
バイオリン練習は、やればやるほど一生身に付く技となります。だから練習も意外と楽しいのです。
ところが年金の勉強は、法改正で陳腐化していきます。バイオリン練習に比べると、技が身についていく楽しみがあまりない
そういった意味では、年金の勉強をするモチベーションを保つには、何か「ニンジン」が必要。それは以外にも「感謝の言葉をかけられること」だったりします。。。


社会保険労務士の面白さの1つ

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<色々な場所に出没する>
ここ数日間、色々な職場・セミナー・お店などに出かけて、お話をしていました。
サラリーマンのときは、比較的似たような集まりに居ますが、士業なんかしていますと、色々な方々とお会いすることになり「刺激」を受けます。この刺激が視野を広くします。 だからサラリーマンの方でも、趣味などいろいろな集まりに参加して、「刺激」を受けるのは大事じゃないかなあと思います。

 

<社会的立場によるトークの違い>
私は、過去に色々な職場環境にいたことや、社労士業で経営者側も労働者側もお会いすることがあるため、そこまで、立場の違いによって会話が通じないことは無いですが、そうはいっても年齢を重ねると、生き方がどんどん違ってくるので、別世界の会話も出てきます。
いわゆる資産家と呼ばれる方々や海外勤務の多い方の会話は、私にとって結構刺激(ショック?)を受けますね。
食べ物・趣味・ライフスタイルなど、全然違ってくるんですから。。。

 

<社会保険労務士の面白さの1つ>
私が感じている、社会保険労務士の面白さの1つ・・・・・それは、労働・社会保険・年金というフィルターを通して、普段お会いすることの無い方々と接点を持つことができることです。

芸能人が、「色々な役を演じられて幸せ」なんて話をしているときがありますが、ちょっとそれに似た部分があります。

それから、年金記録を眺めれば(※年金記録には、会社名、被保険者期間、保険料納付済期間、標準報酬月額、配偶者などの情報あり)、その方の人生模様がパ~と浮かんできたりするのは興味深いです。また仕事を通じて経営者やセレブ?と沢山お会いできます。
そんな面白さが社労士にはあります。



電子申請にチャレンジしよう!

2014.2.14

<①日本のオンライン利用状況>
電子政府の総合窓口(e-Gov)は、平成20年2月から、労働社会保険関係手続のオンライン申請の受付が始まりました。
まずは、世界の電子申請と比較してみましょう。
すると日本は、オンラインで買い物することは普及してきているけど、オンラインで行政機関へ申請することは、諸外国と比べかなり遅れていることがわかります。(出典)総務省「ICT基盤・サービスの高度化に伴う新たな課題に関する調査研究」(平成25年)

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<②オンライン利用状況の内訳>
では、世界と比べ、オンライン利用状況普及率の足を引っ張っているのは、どの手続きかといいますと・・・・・
そう! 社会保険労務士の分野(労働社会保険)なのです!!!
普及が遅れている理由は、色々あるとは思いますが、書類作成や添付書類の複雑さも要因の1つだと思われます。
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<③電子申請のメリット・デメリット>
ただ、ここ最近の「労働社会保険関連の電子申請」は、かなり使い勝手がよくなったと思います。

まず電子申請のメリットとして挙げられるのは、
・会社から印鑑をもらいに行かなくて申請可能!
・台風や大雪のときも、夜中でも、祭日でもOK!
・ガソリン代や駐車場代も浮く!
・トータルとして労働時間の短縮につながる!

逆に電子申請のデメリットとして挙げられるのは、
・直接持っていくより、回答が遅いときもある。
・紙で手続すると、受付印が押されるが、電子申請は無い。
・パソコンの知識が多少は必要。

 

 

 

<④電子申請はやるべきか?>
実は本日(2/14)、電子申請の研修に行ってまいりました。
そこで得た感想。。。

 

『電子申請やるべ~し!』

 

一昔前までは、正直、労働社会保険関連の電子申請は、大変使い勝手の悪いものでした。
また、対応する役所もあまり乗り気ではありませんでした。
ちょっとしたトラブルも頻発していました。
しかし、先人たちの努力の甲斐もあって(特に離職票の電子申請が可能になった契機が大きい)、社会保険労務士分野の電子申請は、かなり使い勝手の良いものとなりました。
完全に、メリットの方が大きくなったといえましょう。
オール電子申請は無理だとしても、使えるところから使っていく方がよさそうです。

まだ「社会保険労務士電子証明書」を取得されていない方、これから電子申請にチャレンジしてみてくださいね。

国家資格受験者数の比較

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ちょっと古い(平成22年)資料なんですが、国家資格の受験者数が、厚労省のHPにありましたので拾ってきました。
これを見ると、「税理士」「社労士」「行政書士」は、結構な人数が受験されています。
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ちなみに、これら難関資格に合格しても、昔に比べどこも厳しいようです(左図参照)

2013年の社労士合格率は、史上最低5.4%に絞ったのはそのためかもしれません。
たくさんの時間とお金をかけて合格されるのですから、できるだけ資格を活かしていきたいですよね。


2013年の年金アド2級を解いてみた

今年受験した年金アドバイザー試験2級を、解き直してみました。。。

※「年金アドバイザー試験合格ブログ」はこちらをクリック

nenadoshikengoukaku2014

う~ん、相変わらず難しかったですね(>_<)。

この年アド2級試験の過去問を解くと、よくわかりますが、年を追うごとに難易度がアップしています!

合格者を絞るために難易度を上げているのではなく、年金制度が複雑化しているため、難易度を上げないと実務に対応できないのです。年金制度って難しすぎるし、落とし穴いっぱいありすぎです。

 

そんな難しい年金制度ですが、果敢に年アド2級を受験される方のために、時々ですがこのブログで応援していきたいと思います!(^^)!。

2014年3月の募集は下記のとおりです!

nenadoshiken2014

 

社会保険労務士と簿記・パソコン

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<簿記とは?>
簿記とは「取引を帳簿録すること」です。
仕訳→(総勘定元帳)→試算表→決算書(B/S P/L) の流れで記録されていきます。

 

<久しぶりに簿記を勉強>
最近、「創業塾」や「創業講座」などに参加していることもあり、そこで今回は税理士さんによる、簡単な簿記講座がありましたので参加してみました。 実は自分は、日商簿記3級と全経工業簿記1級を持っているんですが、タダがむしゃらに解いた感じで、今一つ、簿記の流れや仕組み、意義が分かっていませんでした。
今回は、創業講座ということで細かい内容ではなく、一気に簿記の理論と実務の全体像を説明する内容でした。 が、それが大変良かったようで、やっと簿記の内容・意味・意義がわかりました(^^)。

 

<そうはいっても会計ソフトでOK>
事業をするには、帳簿付けは必須ですが、大変面倒です! でも今は会計ソフトがあるので、日付、取引内容、金額などを入力すれば、総勘定元帳、試算表、決算書まで作成できるので、楽な時代になりました(税理士さんに全部おまかせという手も?)。ちなみに私は「弥生会計」を使用しています。

 

<勉強ばかりしていても良くないが・・・>
あれやこれや、資格取得の勉強ばかりしていてはいけませんが、社労士だからといって、社労士科目の知識だけでは、ちょっと実務ではモノ足りません。
やはり、「多少の簿記・税務知識」、「ある程度のパソコンスキル」は必要だと思います。
私は事務系とは縁の無い仕事をしていましたので、大変苦労した覚えがあります(>_<)。 今の時代でも、職場によっては全然パソコンを使わないので、ワードで文章作成なんかできない方もいらっしゃるかと思います。
もし社会保険労務士を目指そうとしているんだけど、「簿記やパソコンには疎い」という方がいらっしゃいましたら、今のうちから少しでもスキルを身に付けられるとよろしいかと思います。

これまでのお話で、「あったりまえじゃんか!」「そんなの今更説明しなくても」と思われた方・・・あなたはすばらしいです。 でも世の中そういう方ばかりではなく、合格してから「さあどうしよう?」という方もいらっしゃるかと思いまして、簿記の復習をした機にブログにしてみました。