【情報】社労士合格率4.4%と今後の予想

【情報】社労士合格率4.4%と今後の予想

2016-11-13
先日、2016年社会保険労務士試験の合格発表が行われました。

今年は、昨年の『史上最低合格率2.6%』からの揺り戻しで、6%位になるのかな?と思っておりました。

ところが・・・

『史上2番目に低い合格率』

となりました。

 

平成25年の合格率5.4%のときも、当時はかなりのショックでしたが、それをも下回る合格率です。

この5.4%をも下回ったメッセージを読み解く必要があると思います。

つまり・・・

もう、一昔前の8%前後の合格率から決別し、社労士試験は「もう一段難易度が上がった試験」とみるべきでしょう。

 

実際問題、社労士で取り扱います労働社会保険制度は、理論も実務も覚えることが膨大です。

社労士試験に合格すれば、箔がついたり自信をもてるようにはなりますが、とても実務には対応できません。「36協定」「離職票」「老齢年金請求書」のどれも、作成や案内をすることは難しいです。

 

これから、社会保険労務士試験を受験される方は、合格後も「たくさん勉強をしないといけない」と覚悟が必要です。

でも・・・

ヒトと向き合う、社会保険労務士の扱う内容は、とても奥深く、また勉強しがいのある分野ですよ。

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