政府は26日の臨時閣議で、年金の受給資格を得るのに必要な保険料納付期間を25年から10年に短縮する関連法案を決定した。
同日開会の臨時国会に提出、成立すれば、来年10月から支給を始める。
新たに約64万人が年金を受け取れるようになる。来年10月に9月分を支給し、それ以降は偶数月に2カ月分を一括支給。予算は年間約650億円を見込む。
年金受給資格の短縮は消費税率の10%への引き上げと同時に実施する予定だったが、引き上げ延期で一時実施が不透明になっていた。安倍晋三首相が7月の会見で「無年金問題は喫緊の課題」と表明し、実現が決まった。
2016/9/26 時事通信
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<デフラグ>
年金は、他の法律と違って、廃止された過去の制度も、覚えていないといけません。
年金は、その時々の制度の積み重ねで、支給されるから。。。
みなさん、パソコンを使い続けると、「デフラグ」やら「ファイルの削除」をしないと、恐ろしく遅くなりませんか?
まさに年金は、過去全くデフラグ等をしていないパソコン状態で、どんどん法改正事項が溜まっています。
正解にたどり着くまで、制度開始から70年間の色々なチェックをクリアしないといけません。
年金制度の難しさやトラブルは、そんなところにあります。。。