「共通番号法案」、いわゆる「マイナンバー法案」は、年金や失業手当の受け取り、それに確定申告などの際に、国民一人一人に割りふられた番号を利用することで書類の添付が不要になるなど、手続きを簡略化するものです。
平成19年に年金記録問題が発生した頃、申立てをしてから調査するまで、すごく時間がかかった時期がありました。「年金1つ調査するのになんでそんなに時間がかかるんだ」と思った方も多いと思います。 あの当時情報を集めるのって、かなりのボトルネックだったんです(ホント歯がゆいくらい)。 年金って申請するにしろ調査するにしろ、「課税証明書」や「住民票」「戸籍謄本」「雇用保険被保険者証」それから、「紙台帳」「健康保険記録」「オンライン記録」「厚生年金基金」などなど、あっちこっちに散らばっている情報をかき集めて、ようやく1つの事実が見えてきます。震災後のときも、情報が一元化されていれば、もっと住民サービスがうまくいったと思います。携帯だって、電話、メール、ネット、カメラ、地図、テレビ、お財布・・・一元化です(^^)。便利なのはもちろん、それだけ時代はスピードが要求されています。ぜひ導入してほしいと思います。
ただし、導入にあたって情報漏洩の問題をどうするかはありますが・・・。
これまで、住基ネットワークや電子申請などでいくつか機能不全なところもあったので、(アップルのユーザインターフェースなんか参考に)ぜひ良いシステムを作っていただきたいと思います。