＜総務省調査が終了し、厚労省で記録調査へ＞
●年金事務所での回答に納得がいかず、年金記録が間違っていると思われる方は、これまでは総務省への年金記録の「確認申立て」という形で手続きを行っていましたが、平成27年2月末に「確認申立て」は受付を終了し、同年3月より厚生労働省に対して年金記録の訂正請求をすることができるようになりました。

●総務省への年金記録の確認申立てのときは、間違った記録が見つかった場合、「あっせん」（＝年金記録を訂正したほうがええんちゃう？）という命令ではない形で厚労省に対して行われていました。「あっせん」とはいうものの、事実上は強制力のあるものでそれに従って訂正をしていました。

●今回、厚生労働省の新たな年金記録の訂正請求手続きでは、訂正請求を国民の皆様の権利として位置づけ、訂正決定や不訂正決定などの処分に不服がある場合には、審査請求や訴訟提起をすることができるようになりました。

●厚生労働省への年金記録の訂正請求の受付は、総務省への年金記録の「確認申立て」と同様、お近くの年金事務所で行われます。

※日本年金機構HP
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=29269