厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会の部会が開かれ、赤字が続いている国民健康保険の運営主体を市町村から都道府県に移すための議論が本格的に始まり、都道府県側からは、大企業の従業員らが加入する健康保険組合の負担を引き上げるなどして赤字を賄う財源を捻出すべきだという意見が出されました。
自営業者らが加入する国民健康保険の赤字が続いていることから、厚生労働省は、財政基盤を強化するため、運営主体を現在の市町村から都道府県に移すことを検討しており、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会の部会で6日から議論が本格的に始まりました。
この中では、年間およそ3500億円に上る国民健康保険の赤字を賄う財源を巡って意見が交わされ、都道府県側は「負担能力の観点から大企業の従業員らが加入する健康保険組合の負担を引き上げるなど、国が責任をもって調整に当たるべきだ」と主張しました。
これに対し健康保険組合側は「国民健康保険の支援に保険料を回す形になり、加入者の理解が得られない」として、反対の意見を述べました。
社会保障審議会の部会は、厚生労働省が運営主体を市町村から都道府県に移すための法案を来年の通常国会に提出したいとしていることから、来月いっぱいをめどに意見を取りまとめたいとしています。2014/10/6 NHKニュース
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健康保険の任意継続を忘れ、国民健康保険のバカ高い保険料を払っている・・・
たまに聞く話です。
というより、私、経験しました(>_<)
同じ日本の社会保険制度を利用しながら、0(ゼロ)が1個違う位、保険料が変わってくるのって・・・
やっぱりどっか変。