まもなく、社会保険労務士試験(国家資格)がやってきます。
合格するには、主要10科目を覚える必要がありますが、今日は、年金科目についてお話したいと思います。
年金科目は、2科目「国民年金法」「厚生年金保険法」です。これだけでもかなり大変なんですが・・・
それに加え年金制度や記録管理がグラついてしまって、それを修正するための関連法も次々と制定されてきております。実務の現場では追っかけるのに必死です!!
ちなみに「100年安心年金プラン」と言っていたのは平成16年のことですが・・・
①平成16年改正・・・・・・国年厚年保険料の段階的引上げ、在老の見直し、年金分割、マクロ経済スライド、ねんきん定期便
②特定障害者給付金法(H17.4.1施行)・・・受給資格が満たせず障害年金が受給できない人を救済
③年金時効特例法(H19.7.6施行)・・・・・記録訂正のための時効を無くす
④厚生年金特例法(H19.12.19施行)・・・・保険料控除が推認されれば年金記録訂正
⑤遅延加算金法(H22.4.30施行)・・・・・遡って訂正する際、年金に加え、遅延した分も支給
⑥年金確保支援法(H24.10.1施行)・・・・後納保険料の制定や確定拠出年金関連の改正
⑦年金制度健全性信頼性確保法(H25.7.1施行)・・・第3号の不整合記録問題に対応
⑧年金機能強化法(H26.4.1施行)・・・年金運用上の問題点の修正、受給資格を25年→10年
⑨年金事業改善法(H27施行)・・・第三者委員会の廃止や新たな年金訂正制度、納付猶予期間の延長
⑩被用者年金一元化法(H27.10施行)・・・厚生年金と共済年金の一元化
ここ10年で年金制度は、こんなにも改正・修正をしています。