晩婚化が止まらない!(2013)

晩婚化が止まらない!(2013)

2014.6.8厚生労働省は6月4日、2013年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)が1.43で、前年より0.02ポイント上昇したと発表した。アップは2年連続で、1996年(1.43)以来、17年ぶりの水準だ。しかし、出生数自体は前年を7431人下回る102万9800人で、過去最少を更新した。死亡数が出生数を23万8632人上回り、人口の「自然減」は7年連続となった。

 同出生率は05年に過去最低の1.26を記録後、緩やかに回復している。13年の出生動向を年齢層ごとにみると、20代の同出生率は前年より減少したものの、15〜19歳、30、40歳代は上昇した。中でも35〜39歳層(0.2677)は0.0151ポイント増で最も上昇。30代後半以上の年齢層は出生数も増えており、35〜39歳層(出生数22万9736人)は4256人増、40〜44歳層(同4万6547人)は4516人増だ。晩産化が進む中、第2次ベビーブーム世代(71〜74年生まれ、現在40歳前後)の出産が反映されたとみられる。

 出生数は3年連続の減少で、第2次ベビーブームのピーク(73年生まれ、209万1983人)から半減した。死亡数は126万8432人。前年比1万2073人増で戦後最多だった。23万8632人の人口自然減は、明治以降では過去最大の減少幅となる。

 「晩婚・晩産」も一層進んだ。平均初婚年齢は夫30.9歳、妻29.3歳で、前年より0.1歳ずつ上昇した。第1子出産時の母親の平均年齢は30.4歳で0.1歳上がった。※2014/6/4 毎日新聞

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<年金過払い分を現役世代に回しておけば・・・>
年金のマクロ経済スライドを発動せず、2000年度から2011年度までの累計の過払い年金給付は約7兆円となっています。2015年4月までにさらに約2.6兆円の過払いが発生し、累計9.6兆円に膨らみます。

ようやく2015年4月に特例措置が解消することになっていますが、これまでの払い過ぎの7兆円を、現役世代の起業支援や子育て支援に使っていたら、少子化対策や日本経済にもよかったのではと思う・・・ 🙁

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