厚生労働省は31日、無駄遣いの象徴と批判され、2010年に閉館にした職業体験施設「私のしごと館」(京都府木津川市、精華町)を京都府に無償譲渡すると発表した。譲渡は4月1日付。雇用保険料を原資に約581億円を投じて建設した豪華施設は、開館から11年で国有財産ではなくなる。
京都府は、同館をスマート・コミュニティー(環境配慮型都市)の研究拠点施設として活用する方針で、入居する企業・研究機関などを募集する。山田啓二知事は「生活の革新につながる先端的な研究開発が次々と生み出されるよう、整備に取り組んでいきたい」との談話を公表した。※2014/3/31 時事ドットコム
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×「私のしごと館」
○「無駄なしごと館」
としての社会見学になったのかもしれない。。。
個人的には「私のしごと館」のようなワクワクするような体験で仕事を選択するのではなく、
『自分には絶対向かない仕事を知る』ことの方が重要だと思う。
【用語解説】
上記記事の雇用保険料は、全額事業主負担分です(被保険者負担なし)。
事業主負担分には「失業等給付」以外に、「雇用安定事業」「能力開発事業」という名の2事業についても保険料負担があります。
上記記事は、「能力開発事業」が原資となっていました。