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国民年金納付率59%、7年ぶり改善 平成24年度
2013.6.24 19:47 産経ニュース
厚生労働省は24日、平成24年度の国民年金保険料納付率が59%となり、7年ぶりに改善したと発表した。過去最低だった23年度の58・6%からわずかに上昇した。滞納者に差し押さえの可能性を指摘する「特別催告状」を送付する取り組みを24年度から全国で初めて一斉実施したため改善したとみられる。24年度の滞納者の資産差し押さえ件数は6208件。前年度比で1196件増えた。
ただ、同省が目標としていた60%台には届かなかった。また、所得が低く納付の全額免除や猶予を受けている人(計587万人)を含めた実質的な納付率は39・9%で、過去最低となった。
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実は、H23年度とH24年度と比較すると、免除の方が増え、納付対象者の割合は1.66%も減っています(単位:万人)
H23・・・1336÷1904=70.17%
H24・・・1277÷1864=68.51%
「納付率が改善」というと、まじめに納める人が増え、年金制度に明るい兆しが出たような印象を持ちますが、単に、免除に人が流れて未納者扱いが減り、%が上昇した部分もあると思われます。
※でも「未納」にせず、大変なときは、積極的に免除申請をしてくださいね(^^)