社労士(受験、合格、開業)

社労士試験合格に必要な3要件

goukakudaruma  このブログをご覧の皆様は色々なところで、資格試験合格に必要な心構えを聞いたことがあるかと思います。 一昔前ですと精神論中心の話が多かったように思います。 私自身、これまでいくつかの資格(社労士・行政書士・AFP・年金アドバイザー2級、全経工業簿記1級、情報処理検定1級・・・・・)を取得してみて、私なりに必要だと感じた3つの要件についてお話ししたいと思います。ご参考になれば幸いです。

 

<①どんな困難があっても取得したいものかどうか自問自答する>

試験に合格するには、この先色々な困難が待ち受けています。それを何度もクリアしていかなければなりません。今一度、その試験をどうしても受験しなければならない理由を考えてみましょう。 また1回だけでなく、勉強をしていく時々で見直してみてみましょう。 あきらめずに続けられた者だけが合格することができます。

 

<②身の回りの環境を整える>

たとえ①をクリアできる、強烈な意気込みがあったとしても、環境(=勉強できる環境)を整えないと合格できません。

【お金があること】お金があまりないと仕事などに費やされ、勉強時間の確保ができません。 経済的なバックアップがあることは非常に大事であり、ここをすっ飛ばしている話をよく聞きます。 試験直前に集中して休暇を取れるだとか、受験予備校の直前講座を受講できるだとか、とにかくお金をかければ、確実に合格率が上がります。それが現実です。 細切れ時間を活用することは①をクリアした人なら、ほっといてもするでしょうから、できるだけ経済的な安心を用意されることをおススメします。

【健康であること】お金がある人は合格に非常に近くなることは先ほどお話しました。でも体調管理に気を付けないと、勉強が滞ったり、試験会場でバテたり、当日休んだりすることにもなりかねないので、健康であることも大切です(まあそれも、お金で買える部分がありますが・・・)

【その他】家族を持っていらっしゃる方は、家族の理解なども得ておく必要もあるでしょう。

 

<③外部環境の変化を知る>

最後に3つ目、外部環境(=試験の動向、自分の置かれている位置)を知っておく必要があります。合格率や合格水準を知ったり、社労士界の動向なども知っておきたいところです。 合格というゴールに向かって、何が足りないかを把握しておく必要があります。


社労士試験終了後の過ごし方

sr shiken

社労士試験を受験された皆様、どうもお疲れ様でした。 想像以上に体力的にも精神的にもきつい試験だったと思います。 私のこれまでの経験から、試験終了後の過ごし方について、お話したいと思います。 参考になる部分があれば幸いです。

 

<まずは、数日間は体を休めましょう!> 

想像以上に体力は衰えていますし、次に向かって気分転換するためにも、しっかり体を休めてリフレッシュしましょう。

 

<解答速報で自分の合格ラインを把握し、次の道を考えましょう!>

●合格しそうな方で、ペーパー社労士でなく、社労士資格を活用したいと思っている方は、休みなく次の勉強に向かっていってほしいと思います。 1年も放置すると自信がなくなってしまいますから。。。例えば、実務知識を身につけるための勉強や仕事をするのもいいと思います。私の場合は、すぐ行政書士試験の勉強を開始し、また、派遣会社の社会保険事務へ転職しました(法学部出身の意地で行政書士試験を勉強しましたが、普通の方は、社労士で十分と思います)。なお、年金については実務上、もうワンランク上の知識が必要になってきますので、翌年3月の「年金アドバイザー試験」に向けて、勉強を始めてみるのも良いかと思います。(私の年金アドバイザー試験合格記はこちら

●残念ながら不合格になりそうな方は、①あきらめる ②再チャレンジする か決めましょう。 人生は短いです。すっぱり清くあきらめることも正しい選択肢の1つです。 この試験は、いわゆる受験予備校を活用して勉強すれば、科目数が多い関係で1年は難しいですが、2年あれば結構受かるものです。予備校を利用しても2年で合格ラインから大きく離れている(10点以上)方は、将来まだまだ勉強しないといけない「超面倒くさい資格」なので、違う道に進まれたほうがよいのではないかと思います。(法改正の勉強やら、特定社労士の勉強やら、実務の勉強やら・・・)

「あと数点で合格だったので諦めきれない」「どうしてもこの道でやっていきたい」という方は、まずは敗因分析をしてみましょう。独学にこだわっていた方は、DVD講座や通学講座を考えてみたり、勉強時間が足りなかった方は、勉強時間を作り出す方法を考えましょう。また、1人で黙々とやっていた方は、将来のためにも1人でもいいから受験仲間を持つことをおススメします

<私の失敗談です・・・>

なんでこんなアドバイスをするのかといいますと・・・それは、自分が大失敗した経験があるからです(-.-)。 独学にこだわって回り道し、1人で黙々とやっていたので、モチベーションも上がらないうえ、開業後も一苦労しました。合格後も放置してどんどん忘れ・・・・・  要は上記の内容は、すべて私の失敗談です。。。


資格試験直前対策

shikenbenkyo 私自身は、これまで数々の資格試験を受けてきました(社労士、行政書士、FP、簿記、パソコン・・・)

今年3月には、年金アドバイザー試験(2級)を受けました

(内容はこちらを参照)

来週日曜日(25日)には社労士試験があるので(私はH13合格)、 私なりの試験直前対策3か条をお話したいと思います。

 

<①手を広げず、これまでやったことを復習すべし!>

理由はですね。。。「新しいことを覚えるよりこれまでやったことを復習したほうが効率がいい」というありがちな話はもちろんですが、もう1つ、、、やったことができない(思い出せない)ときの試験会場でのダメージがめちゃくちゃ大きいからです!!! なお、これまでサボりすぎて(^^)一通りの知識を学んでないというピンチな方は、新しいところでも出題率の高い箇所だけは、山を張ってやってみてもよいかと思います。

 

<②試験に合わせた起床と勉強をすべし!>

直前に1日中休みを取れた場合は、試験と全く同じように起床し、勉強を開始・終了してみましょう。 これ、何回かやると本番で異様に自信を持って望めます! ポイントは全く本番と同じ時間どおりにやることです。 本番は、鉛筆を持つだけでもブルってくるときがありますが、これをやっておくとだいたい解消できますよ。

 

<③体力をつけるべし>

試験ってめちゃくちゃ体力を使います。 国家試験ならなおのこと。いやホントですよ!試験中にバテるんです。 だから栄養のあるものを食べたりして、体力もつけましょう。

それでは、このブログを読まれた方の合格を応援しております(^_^)v


年金アドバイザー試験合格

 

n2adviser<合格しました!>

平成25年3月3日に行われた、銀行業務検定の「年金アドバイザー2級」試験。

 

本日(4月26日)、合格通知が届きました(^^)。(合格率22.43%)

 同じ年金の試験でも『社会保険労務士試験』は、年金の「理論」を中心に学び、マークシートで回答します。それに対して『年金アドバイザー2級試験』は、電卓で計算したりするなどして、記述で回答します(銀行業務検定試験はなぜか1級が無い)。

 

<この試験は意外と使えるゾ!>

世の中の資格試験って、実務に直結していなくて、肩書だけだったりするのも実は多いです。社労士試験も、そういう側面があります。でもこの年金アドバイザー試験は、『実践的な年金スキルを身に付けることができる一石二鳥の検定』という印象を持ちました。 

 

年金相談をしようと思ったら・・・

①年アド2級知識

②書類作成と添付書類が一通り分かる

③ウィンドウマシンの用紙が読み取れる

以上のスキルがあれば、基本的な年金相談はできそうですね。

※逆に言えば、社労士試験の年金だけでは、実務で使えません(>_<)

それにしても、難解な日本の年金制度、なんとかならないもんですかね~。