公的年金の運用 とGPIF

公的年金の運用 とGPIF

gpif「GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人」など、資産規模が全体で160兆円に上る公的年金の運用機関について、政府の有識者会議は近く取りまとめる報告書で、収益性をより高めるため、国債など国内の債券を中心とした運用を見直すよう求める方針です。

政府は、厚生年金や国民年金など全体で160兆円に上る公的年金の積立金を有効に活用しようと、有識者会議で検討を進めていて、今月20日にも最終的な報告書を取りまとめる見通しです。 この中では、今後デフレ脱却で物価の上昇が見込まれるなか、年金の運用利回りを高めていく必要があるとして、現在運用の中心としている国債など国内債券の比率を見直し、リスクは増すものの、より高い収益が期待できる株式などの運用割合を増やすよう求める方針です。 その際、これまで運用対象ではなかったREIT(=不動産投資信託)や未上場株などの運用も検討するべきだと指摘する方針です。 特に公的年金の大部分を運用している独立行政法人の「GPIF」については、リスク管理を徹底しつつ運用実績を高めるため、専門の人材を十分に確保すべきだとして、大胆な組織改革に踏み込むよう提言する見通しです。 GPIFは運用資産の総額が単体で120兆円に上る世界最大級の機関投資家で、その動向はほかの年金運用機関にも大きな影響を与えるだけに、報告書の内容が注目されます。※11/10 NHKニュース

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<GPIFとは?>

Government Pension Investment Fund の略で、直訳すると「政府年金投資基金(=年金資金運用基金)」です。

<公的年金の積立金とは?>

国民年金や厚生年金の保険料のうち、年金給付に充てられなかったものが「年金積立金」となります。この年金積立金を運用していきます。

<なんで年金積立金を運用する必要があるの?>

【運用する理由①】

日本の公的年金制度(厚生年金保険及び国民年金)は、サラリーマン、自営業者などの現役世代が保険料を支払い、その保険料で高齢者世代に年金を給付するという「世代間扶養」の仕組みとなっています。つまり、(納付記録は残すけど)貯金をしているわけではないんです( ゚д゚)!

日本は、少子高齢化が急激に進んでいます。現役世代の保険料のみで年金を給付すると、将来の現役世代の負担が大きくなってしまいます。そこで、保険料のうち年金給付に充てられなかったものを年金積立金として運用し、その運用収入を年金給付に活用することによって、将来の現役世代の保険料負担が大きくならないようにしています。

【運用する理由②】

現金を持っているだけでは、将来物価や賃金が上昇すると、実質的な価値が目減りしてしまいます。そこで、運用によって価値を補っていく必要があるのです。

<運用の管理・しくみは?>

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<運用成績は?>

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<運用するのはいいんだが・・・>
やはり気になる点はただ1つ!
後になって、こういう「いいわけ」だけは聞きたくないし、してほしくないです。それと年金資産をブラック投資家の「カモ」にされませんように。。。
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