同日に出たうつ病支援記事について

同日に出たうつ病支援記事について

2015.3.18
<職場のうつ病社員支援、日本は最下位 16カ国調査>※2015/3/18 朝日新聞07時44分
 うつ病の社員への企業支援への満足度が、日本は主要国で最も低いとの結果が、デンマークの製薬会社の調査で出た。うつ病の同僚がいても「何もしない」という回答も最多だった。専門家は、「国際的に日本の対応の遅れが明らかになった」と指摘する。
 調査したのは、うつ病薬で大手のルンドベック社。2013年から14年にかけ、日本を含む16カ国で、16~64歳の会社員、1千人ずつを調べた。
 調査結果によると、日本でうつ病と診断されたことがある人は全体の10%で、中国、韓国に次ぎ3番目に低かった。最高は英国の27%だった。

 

<うつや障害者の職場復帰支援 企業向け助成金>※2015/3/18 共同通信17時01分
うつ病や事故などによる障害で休職した人の職場復帰を支援するため、厚生労働省が新たな助成金制度を設けることが18日、分かった。復帰する人向けの仕事を用意するなど雇用継続の環境を整えた企業に対し、復職者1人当たり最大70万円を支給。4月から始める。
 新設するのは「障害者職場復帰支援助成金」(仮称)。働く人が病気や事故などで障害者になったり、うつ病にかかったりして3カ月以上休職したケースが対象となる。
 助成金は、復職から6カ月間雇用が続いた場合、1人当たり35万円(大企業は25万円)を支給。さらに6カ月後にも同額を支給する。

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