労働基準監督官とは
全国では、約410万の職場で約5,300万人が働いています。
働く人にとって安心・安全な職場環境を実現するためには、労働基準法などで定められた労働条件が確保され、その向上が図られることが重要です。
労働基準監督官は、労働基準関係法令に基づいてあらゆる職場に立ち入り、法に定める基準を事業主に守らせることにより、労働条件の確保・向上、働く人の安全や健康の確保を図り、また、不幸にして労働災害にあわれた方に対する労災補償の業務を行うことを任務とする厚生労働省の専門職員です。
働く人にとって安心・安全な職場環境を実現するためには、労働基準法などで定められた労働条件が確保され、その向上が図られることが重要です。
労働基準監督官は、労働基準関係法令に基づいてあらゆる職場に立ち入り、法に定める基準を事業主に守らせることにより、労働条件の確保・向上、働く人の安全や健康の確保を図り、また、不幸にして労働災害にあわれた方に対する労災補償の業務を行うことを任務とする厚生労働省の専門職員です。
昔は、公務員の中でも、それほど人気の無かった職業だったかと思います。
が、現在は非常に活躍が期待されているお仕事です。
試験科目は?
労働基準監督官として働くためには、「労働基準監督官採用試験」に合格して、国家公務員として採用される必要があります。
難易度は比較的高い試験です。
募集内容を見ますと、「労働基準監督A(法文系)」と「労働基準監督B(理工系)」という募集区分があります。
将来、労働基準監督署や労働局に配属されます。
労働基準監督署の中では、「監督(方面)」「安全衛生」「労災」の3つに部署が分かれており、この3つのどれかでずっと過ごすことになります。
待遇は?
公務員の平均よりは良いと思います。
そして何より・・・・・労働基準監督というくらいですから、他の国家公務員や民間にくらべて、労働時間には気を使っています。
私(社労士)も、色々見聞きした話では、残業は少ない感じがしました。
※本来残業は違法で、36協定で罰を無くしているだけなんですけどね。
公務員といえども、長時間労働の部署もあります。
個人的には、給料が多少良くても、毎日遅くまで残業があるお仕事よりは、比較的毎日、早く帰宅できるお仕事のほうが、充実した職業生活を送れると思います。
ですので、社労士の私が言うのもなんですが、個人的には、監督官はオススメしたいお仕事だと思っています。
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