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年金繰下げ受給のメリット・デメリット

★動画版もぜひご覧ください!

今回は、繰下げ請求のメリットとデメリット(落とし穴)について、お話しして参りたいと思います。

時折、「年金の繰下げ」について、報じられていることがありますが、お話しをされている方も誤解されている節も見受けられます。

まあ年金は、本当にややこしい制度ですので、無理はありません。

 

 

 

繰下げ請求とは?

年金は本来、65歳から受給開始されます(今は厚生年金部分だけ、経過的に65歳前からも支給してます)。

その65歳から受け取る年金を、67歳と5ヶ月とか、70歳ちょうどから、などと受給する制度を指します。

ちなみに、実際に繰下げ請求するには、まず65歳ハガキが届く時点で、アンケートっぽい欄に、希望の○や、そもそも返送しないという作業を行います。

(何も○を打たず返送すると、通常の65歳からの受給です)

そしていよいよ請求をしたいというときに、年金事務所に出かけて、請求手続きを行います。

 

 

繰下げ請求のメリットとは?

メリットは、年金が増えるという点でしょう。

1ヶ月あたり0.7%、70歳まで繰下げたとしますと142%増えます。

今の低金利を考えますと、「むちゃくちゃいい利息♪」と思われる方も多いのではないでしょうか?

政治家やコメンテーターの方のお話を聴くと、バラ色っぽいイメージを抱きますが、繰下げ請求は・・・

 

そんな利息の高い金融商品みたいな制度ではありません!

 

 

 

 

 

繰下げ請求のデメリット(落とし穴)とは?

<落とし穴その1(その間の年金は停止)>

例えば、70歳から受給しようとすると65歳からの5年間は支給停止されます。

停止というとぼんやりするので、私なんかは分かりやすく・・・

捨てるんですよ!

とお伝えしております。

なので、損益分岐点は約11年11ヶ月後に訪れます。

たとえば66歳から請求ですと、77歳と11ヶ月

70歳から請求ですと81歳と11ヶ月です。

約半分くらいの方が、金融商品の利息と誤解されている点です。

 

<落とし穴その2(加給年金・振替加算も停止)>

繰下げ請求をしますと、夫婦間に付くはずであった「加給年金・振替加算」も、引っ張られて支給停止されます。

加給年金はいわゆる扶養手当みたいなものですが、約39万円とかなりの額。

受給できる方が、厚生年金部分の繰下げをしますと、実際の損益分岐点は、11年11ヶ月どころか、20年くらい先になるケースもあったりします。

夫婦間で「加給年金・振替加算」が付く予定がある方は、繰下げ請求はよく考える必要があります。

 

 

<落とし穴その3(妻が遺族年金を受給するとき)>

これまた夫婦の場合です。厚生年金を繰下げ請求して、仮に損益分岐点が到来する前に、夫が亡くなった場合、遺族年金との関係で、繰下げ請求したメリットが無くなる場合があります。

ケースバイケースですが、もし「繰下げ待期中」に夫が亡くなった場合は、「やっぱりや~めた」ということで、本来請求の65歳からの受給に切替えましょう。

 

 

<落とし穴その4(在職老齢年金で停止のある方)>

65歳を過ぎてもなお「厚生年金加入中」かつ「高額給与」ですと、人によっては厚生年金部分の停止が行われます。

ここで「悪知恵」を働かせて、「どうせ停止されるんだったら、繰下げて増やした方がマシ」なんて考えられる方もいらっしゃいますが、意味ないです。

といいますのも、停止されなかった部分のみ繰下げ請求による加算が行われ、停止されている部分には、繰下げ請求による加算がおこなわれません。

 

 

 

ドリナビ
ドリナビ
いかがでしたでしょうか?
繰下げ請求の実際のイメージとは、違ったのではないでしょうか?

将来は、繰下げ請求も75歳まで可能となったり、在職老齢年金制度にも変化があるんでしょうが、令和元年時点では、このような制度となっております。

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「カラダで覚えた」私のクレーマー対処法

今回は、私が実体験で「カラダで覚えた」、クレーマー対処法について、お話しして参りたいとおもいます。

 

日頃、相談業務や電話応対をされている方、

クレーマー対策に悩んでいらっしゃる方も多いことでしょう。

本日もお仕事、お疲れ様でした。

 

世の中に、色々クレーマー対策の指南マニュアルはございます。

ところどころ、他の書籍や講師とは、考え方や対処法が違うかもしれませんが、私自身の実体験をもとにしたリアル対処法です。

※なお分かりやすく理解していただくため、くだけた表現で記述しております。

 

 

少しだけ私の過去から・・・

 

私自身が大学卒業したころは、いわゆる就職氷河期の始まりの頃でした。

そのため、学生時代のアルバイトも含め、業種を問わず結構色々な仕事をしてきたんですよね。

 

例えば、パチンコ店員や、ゲームセンター店員時代では、荒れているお客さんやトラブルを起こしているお客さんを、まさにその現場でなんとかしなければなりませんでした。

また、派遣請負時代(派遣させる方もする方も体験)には、色々なお方とも接触する必要がありました。

さらに、年金問題や年金相談では、国のトラブルや不満に対しても、末端の自分らが対処して(なだめて)おりました。

 

そんなこんなで、「こんな言葉を投げかけたら、うまくいった」「こんな発言をしていた同僚は、火に油をそそぐことになった」などを「カラダ」で覚えていきました。

 

そうしていくうちに、自然とどの職場でも、トラブル解決役が回ってきたと感じております。

繰り返しますが、あくまで私オリジナルの対処法です。

ですが自分自身は、これがベターだと思っており、いまでも現場でアレンジを加えながら行動しております。

 

 

 

クレーマー対処法の流れ

 

実はほぼ初対面の対応で、5割方、早期解決の流れが決定します。

初期対応は、要は「もっとお客の憤りに同情しましょう」ということです。

<その1>

クレーマー指南では、悪いお客の分析は多いのですが、実はそもそも店員(社員)側の初期対応のミスが、クレーマー化するケースが多いのです。

実際にクレームトラブルが起こっちゃった場合は、店員側の精神的ケアはめちゃくちゃ大事ですよ。起こったもんはしょうがありません。

でも平時のときは、そもそも火に油を注ぐトークや、お客の揚げ足を取るようなトークをしない術を磨く必要があるんだと思います。
最初の15秒間ほどの表情とトーク大事です!

ヤバそうなお客さんだな・・・と体のセンサーが感じたら、「堅苦しすぎず、かといって馴れ馴れしくもない、丁度良い塩梅のトーク」をする必要があるのです。

 

 

<その2>

あともう一つ、「(みかけ上でも)あなたの主張は100%聴いてます」

いや弱いな・・・

「(みかけ上でも)あなたの主張は100%同情しています」

というテイで、話を遮らず「なるほど」などと相槌打ちながら聴きます(同意でなく同情)。

「聴いてくれた」「分かってくれた」というだけでスーと、多くのお客は気持ちが落ち着きます。

また、こちらに非があったときは、「そうであったとしましたら申し訳なかったです・・・」

などと、仮定の枕詞をいれつつも詫びを入れたほうがいいです。

「詫び」の一言にこだわる人もいるからです。

 

ただし特段非が無いのに、詫びを入れたら、それなら「金をくれ」「トップを出せ」の主張がきたら、

やんわ~りとお断り。まったく受け入れませんけどね。。。

ここで理不尽な要求に屈して押し込まれると、泥沼にハマります。

 

 

 

多くの場合、気持ちがスーとすれば、だんだんと主張が弱くなってくるもんなんですが、長時間拘束したり、多額の金銭などを(とりあえず言ってみただけもあるので)しつこく要求する場合には、

<その3>

ここで初めて、杓子定規的な決まりを持ちだしつつ、

でもまだ、あなたの気持ちは理解してます風を醸し出しておきます。

 

 

 

ここまでしても、長時間拘束したり、おかしな要求を突き続けてくるようである場合は、

<その4>

これ以上、お話しすることはございません。

(上司とも)検討した結果、これ以上居座る場合は、営業妨害で警察へ連絡いたします、

などと丁重に対応。

 

 

 

おおっ、結構強気に出てきたな、と思われた方もいらっしゃるかと思います。

あくまでこれは最後の切り札です。

でも、どうしても出さざるを得ない場合もあることでしょう。

この効果を発揮するために、前段階の「」「黄色」枠で、相手の話を、充分時間をかけて傾聴しておくのです。

そしてここもポイントです。

フリでなく、マジで警察呼ぶ!

 

 

 

その理由は3つ・・・

①対応した社員のメンタルや、クレーマーに恨まれないよう守ること

②この店(組織)の速やかな対応で、クレーマーも寄りつかなくなる

③今日で解決し、スッキリさせるため

 

 

 

ドリナビ
ドリナビ
絶対これが正しい、というわけではないですが、色々なクレーム現場で対処できると思い、お伝えしました。
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今更聞けない「労災の第三者行為災害」を学ぶ

社労士会支部の研修で、監督署職員が講師の労災研修がありました。

タイトル名は、「今更聞けない労災手続きのコツ 第三者行為災害」です。

個人的に第三者行為災害は、社労士試験では難儀しました(^_^;)。

 

 

第三者行為災害とは?

難しい言葉で言えば、
保険者である政府、保険加入者である事業主及び保険給付を受けるべきものである被災労働者またはその遺族以外の者の加害行為等によって発生した災害

です。

ちなみに、そもそも第三者行為になるか否かが問題になるときがありますが、

【第三者行為になる】
加害相手の名前は不明だが、本人が誰かは知っており特定できる場合。
【第三者行為にならない】
加害相手の名前はもちろん、本人が誰かも分からない。
※駅の混雑で肩がぶつかり、ケガをしたなど。

 

第三者行為災害の扱いとなって、労災保険を使うと、労働局長から加害者に対して「求償」行われます。

 

 

第三者行為災害のポイントとは?

第三者行為災害の典型的なパターンは、自動車事故です。

労災での自動車事故により、「傷害」「後遺障害」「死亡」などが発生したとき、加害者が加入していた自賠責保険(強制保険)から給付が行われます。

たとえば「傷害」ですと、治療費や慰謝料などが、最大120万円支払われます。

 

で、ここがポイントなんですが、この自賠責から支給される120万円に、労災保険や任意保険会社が「群がる」んだと考えると少し謎が解けてきます。

「自賠責」を使うか、「労災保険」を使うかという、選択関係が発生するのが、労災保険なのです。

なお労災側では、精神的損害や物的損害は、保険給付によっててん補されませんので(あくまで従前の所得保障)、慰謝料、見舞金、香典等の名目でこれらについて、自賠責保険で損害賠償を受けても、調整の対象とはされません。

さあ、あなたが受け取る120万円をどう振り分けるか?という問題が発生するわけですが、さらにここで、「過失割合」の問題もからんできます。。。

被害者の過失割合 後遺障害、死亡 傷害
7割未満 減額なし 減額なし
7割以上8割未満 2割減額 2割減額
8割以上9割未満 3割減額 2割減額
9割以上10割未満 5割減額 2割減額

 

う~んなかなかムズイですよね。

 

めったに起こらない(起こってほしくない!)労災ですが、イザ起こった時には頼りにされる、、、そんな社労士になれたら・・・と思った1日でした。

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入社手続きに必要な書類一覧

入社時には手続きがいっぱい!

昔でしたら、人を雇用したとき、口約束で結んだ給料を「はい!」と手渡しするだけで、OKだったことでしょう。

 

ところが今は、採用が決まりましたら、会社が行わなければならない手続きは膨大です。

自身の仕事ではありますが、もっと簡単にならないものでしょうかね。

それでは、具体的にどんな手続きが必要になるのか、見ていきましょう。

※下記記事のHPは『入社時手続一覧: http://nenkinadvice.com/?page_id=11460

 

 

入社時に従業員が持参する物

まず従業員自身が、初出勤までに持参する物があります。

代表的なものには、「雇用保険被保険者証」「年金手帳」「マイナンバー」「源泉徴収票」「通帳」といったものがあります。

 

 

入社時の手続き(労働関係)

今度は、会社側で必要な手続きとして、労働関係の書類があります。

ここをしっかり労使で取り交わしていないと、のちのちトラブルの原因となります。

代表的な物には、「労働条件通知書」「誓約書」「個人番号利用目的同意書」「口座振込同意書」といったものがあります。

大きなお金を預かるような仕事の場合は、「身元保証書」を取ることもあります。
労基法15条が要求する会社が一方的に渡す「労働条件通知書」ではなく、従業員サインも入れて雇用契約書と兼ねるほうが、私はオススメです。

 

 

入社時の手続き(税・保険)

さらに会社側で必要な手続きとして、税と社会保険があります。

先程の労働関係手続と違い、役所への申請が入ってきますので、精神的な負荷はより高いです。

テクニック的な要素もあったりします。

慣れていないと、かなり手間がかかり、まあここが、社会保険労務士としての出番の1つとなっておりますね(^^)

 

 

 

 

その他の社内準備

採用時に必要な手続きには、まだありまして、それは「法定帳簿の整備」や「社内環境の整備」です。

先程までの個別案件と違い、すでに社内体制として出来上がっておれば大丈夫ですが、案外このあたりの準備をおろそかにしている場合も、労働トラブルや不満が発生しやすいので、注意しましょう。

 

 

以上が、社員・パート・スタッフを採用したときに必要な手続き概要です。

入社手続きは本当に大変ですが、きめ細やかな対応が、現代社会では求められております。

なお当ホームページでは、オリジナル様式をダウンロードできますので、そちらもご参照いただければと思います。

入社時手続一覧:<http://nenkinadvice.com/?page_id=11460>

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基礎年金番号の「桁数の意味」「年金コード」とは?


★上記自作動画もご参照ください!

そもそも基礎年金番号とは?
花子
花子
「基礎年金番号」についてよくわかりません。
教えていただけませんか?
ドリナビ
ドリナビ
「基礎年金番号」とは、あなたの年金記録を特定するための10桁の背番号のようなものです。
それまで加入制度(国年、厚年、共済)ごとバラバラに振られていましたが、平成9年1月から、全国民1人1番号の総背番号制がスタートしました。
基礎年金番号の確認方法はココ!
★年金手帳の色によって違いがあります。

 

 

 

基礎年金番号の桁のヒミツとは?

 

花子
花子
なぜ、この番号なのかご存じですか?
この番号にはヒミツはありますか?
ドリナビ
ドリナビ
実はこのフシギな番号には、意味があるんです。
○○○○ー○○○○○○となっている最初の2桁がどこの都道府県で払い出されたか、次の2ケタがどこの年金事務所から払い出されたかを表しています。
ハイフン以降の残りの6桁は、年金事務所で順番に振った番号ですので、深い意味はありません。
 

 

 

 

年金コードとは?

 

太郎
太郎
年金をもらっているうちの親には、基礎年金番号の後ろにも
4桁の番号がありますが、これは何ですか?
ドリナビ
ドリナビ
これは、「年金コード」といいまして、
老齢年金、障害年金、遺族年金など、すでに年金を受け取り始められている方へ振られる枝番です。
番号を見るだけで、何の年金を受け取っているか分かります。

 

花子
花子
気になっていたんですよね、番号の意味って。。。
なんか、年金のモヤモヤが少しスッキリしました!
ありがとうございました。

 

ドリナビ
ドリナビ
年金は、とても奥が深い制度です。
またいつでもお尋ねください。
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障害年金請求を社労士に依頼するメリット・デメリット

 

★上記自作YouTube動画もぜひご覧ください!

今回は、社会保険労務士に障害年金請求を依頼する「メリット・デメリット」について、お話しして参りたいと思います。

結構、このあたりのところで迷われている方が、多いのではないでしょうか?

あくまで私個人の見解ではありますが、依頼する「メリット・デメリット」お伝えしていきたいと思います。
(※すべての社労士には当てはまりません。個人的見解です)

 

 

 

メリット①速い

ごく普通に、一般の方が手続きをされますと、

①自分(あるいは家族)で障害年金手続をするため、まず多少なりとも事前に年金の勉強をされるかと思います。

②そして、いよいよ予約等して年金事務所に出かけ、

③制度の説明および用紙など受理し、

④病院から資料の取り寄せや、病歴・就労状況等申立書の記入をし、

⑤予約を入れて年金事務所に出かけて申請するも・・・

⑥慣れていないので、不備がありいったん持ち帰る・・・

 

こんなような経緯をたどるケースが多いです。

このような迷いも、障害年金をよく扱っている社労士さんであれば、大幅にショートカットします。

速く手続きを始めることがなぜ大事かと申しますと、

①事後重症請求は、請求した翌月から支給のため、早く手続したほうがよい。
②認定日請求で5年以上遡る場合は、すでに時効が発生しており、これも早く手続したほうがよい。

このように、受取額に変化が起こってくるため、「早く」したほうがイイのです。

 

 

 

メリット②楽(ラク)
①障害年金を請求するとなりますと、病院から「診断書」等を取り寄せたり、訪問したりすることになります。
②また、「病歴・就労状況等申立書」の記入(or入力)をする必要があります。
③さらに、請求するために年金事務所等に出かける必要もあります。

これらについての一部について、社労士が代行したりしますので、その部分で楽になります。

さらに、(特に「精神」や「重度の障害」の方は)

④役所との面談ストレスから解放

ということもあります。

 

 

メリット③得(トク)

社労士に依頼すれば、支給された後の「更新手続き」や「書類の見方」「就労支援」

さらには、「生活設計」などのアドバイスも受けられる可能性があります。

 

 

デメリット(費用がかかる)

それに対して、デメリットは?といえば、報酬(費用)がかかることでしょう。

社会保険労務士さんにもよりますが、

受給される年金額の2ヶ月分
遡及して支給される場合は、さらにプラスアルファ

といった感じの社労士事務所が多いようです。

 

本来、全額自分が全額受け取る年金額を、報酬に充てるというのは、なんとも言えないもどかしさがあるのですが・・・・・

 

もし手続が長引きそうだとか、

複雑な案件になりそうだ

 

というときは、むしろ報酬を支払ってでも、社労士に委託したほうが、むしろ得(トク)するケースがあります。

 

といいますのも、障害年金を請求される方は、制度の難しさや自身のご病気のこともあり、なかなか手続きを前に進めることが出来ず、

数か月(時には数年)迷ってしまっているケースが散見されるからです。

 

こうなってきますと、先程の「事後重症請求」や、「5年以上経過した認定日請求」などは、むしろ早く社労士に委託したほうが、受取額が多いということにもなるのです。

 

社労士に相談といっても、最初の数十秒~数分のお声掛けで、あとは世間話をしていくなかで、色々お尋ねしていくかと思いますので、お気軽にご相談していただければと思います。

障害年金の受給モレが多い中、最初のきっかけに社労士を活用いただければと思います。

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障害年金受給への第一歩、役所相談マニュアル

★上記自作YouTube動画もぜひご覧ください!
今回は、無料で障害年金相談ができる方法について、お話しして参りたいと思います。

※それでも困ったときには、お近くの「障害年金が得意な社労士」へ♪

 

 

そもそも障害年金を受給できる方とは?

障害年金と言いますと、一般的に想像されるのが、目が見えにくい、耳が聞こえづらい、あるいは、手足が不自由だ・・・・・こういったケースで受給できると思われていると思います。

 

しかし、精神(うつ病、統合失調症、・・・)や、糖尿病、人工透析、心疾患、そして癌といった病名であっても支給されます。

つまり障害年金は、病名で支給されるのではなく、

日常生活にどれだけ支障が出ているか

この点で支給されます。

実は結構、「自分は該当していない」「そもそも制度が分からない」ということで、障害年金を受給されていない方、いらっしゃるんですよね。

 

では実際、どの位日常生活に支障が出ている病気なら、支給されるのかと申し上げますと・・・
(日本年金機構から「障害認定基準」というのがありますが、ザックリ図解)

【1級】
日常生活に著しい支障がある
(寝たきり等、部屋から出ることが困難)。

 

 

【2級】
日常生活に多くの不自由がある
(おおむね家の中で外出は付き添いが必要など)。

 

 

【3級】
就労に制限を受けている(一般的なフルタイム勤務が困難など)。

 

 

障害年金の相談方法

いきなり社会保険労務士へ障害年金手続きを依頼される方もいらっしゃるかと思いますが、一般的には、役所へのご相談でしょうか(ケースワーカーに相談も)。

そうしますと、どうやって役所で相談したらいいか?という不安がよぎります。

そこで、役所での相談方法について、以下、ご紹介していきたいと思います。

相談場所はこちらです。
(初診日時点で加入している保険によって変わります)

市区町村役場 年金事務所、年金相談センター
●20歳前障害

●国民年金(第1号)

●厚生年金加入者(=国民年金第2号)

●厚生年金加入者の配偶者(国民年金第3号)

ポイントがあるとすれば、国民年金第3号の方が、市区町村役場ではないという点ですかね。

 

 

ただ障害年金でいう「初診日」がいつなのか分からないときもあります。そんなときは、とりあえず年金事務所でご相談されるのもよろしいかと思います。

 

 

障害年金相談の予約とは?

本当は思い立ったときに、年金事務所に行き、相談したいところですが、現在、「予約」を薦められます。

この年金事務所の「予約制度」はちょっとどうかな?と思う節もありますが、まあ、老齢でなく、障害年金相談に関しては時間もかかりますので、予約されるほうがいいかなと思います。

 

ところで障害を抱えている方は、気弱になっている方も多くいらっしゃいます。

一般の方のように、「予約してね!」

では、ドキドキして前に進めない方もいらっしゃいます。

そこで、順を追って、予約の入れ方をご紹介いたしますね。

①年金手帳を自分(配偶者がいれば配偶者も)用意する。
※基礎年金番号を聞かれるため。
②電話番号を確認
③電話をかけ、「日本年金機構です」と出たら、「障害年金相談の予約をいれたいんですけど」と言った感じで予約入れる。 基礎年金番号や、希望する日時等を聞かれるので、その都度回答。

 

 

障害年金請求を何年も放置されている方は大勢いらっしゃいます。

まずは、「相談」という第一歩を踏み出してほしいと思います。

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起業前後に活用したい補助金・助成金

★上記自作YouTube動画もぜひご覧ください!
今回は、起業前後に活用したい補助金・助成金についてお話して参りたいと思います。

 

起業しよう!

と思った際に心配になるのは、

「お金」と

「経営ノウハウ(経理・労務など)」

 

です。

 

今回はそのうち、「お金」についておして参りたいとおもいます。

 

お金の調達方法は?
①自己資金
②融資(日本政策金融公庫・地方自治体の融資制度、銀行)

そのほかに国等から給付される

③補助金(経済産業省・地方自治)
④助成金(厚生労働省
といった方法で資金調達する方法があります。

 

 

 

起業向けの補助金・助成金

【補助金】

①地域創造的起業補助金
②小規模事業者持続化補助金
③IT導入補助金

なお補助金には、「採択率」というのがあり、どんなに良い事業内容でも、事業内容を上から順に並べて、一定以下は予算の関係もあり、採択されません。

 

 

【助成金】

①中途採用等支援助成金(生涯現役起業支援コース)
②キャリアアップ助成金
③特定求職者雇用開発助成金

 

 

補助金・助成金で資金調達する際の注意点

国から支給される給付金で、資金調達をお考えの方には、注意していただきたいことがあります。

それは、膨大な書類等を提出する必要があるということです。

(※しかも結構細かい。。。)

 

そのため、補助金・助成金が入金されることを前提で、事業計画を立ててしまうと、実際はかなり厳しい役所側の資料添付などにより、仮に「採択」や「計画届受理」されたとしても・・・

 

途中であきらめる!

 

ケースがあり、資金ショートの可能性があるのです。

 

 

 

それでも補助金・助成金をオススメするわけ

起業時は、なかなか自分の思い描くような事業展開は起こりません。

しかし、補助金や助成金申請のフォーマットを記入していく過程で、ぼんやりとしていた自分の事業がクリアになってくるのです。

 

当初は、お金を得ることを目的にしていたとしても、自然と「経営計画」が出来上がってくるというわけです。

 

できれば、補助金・助成金にチャレンジしていただきたいと思います。

 

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年金って大事なのに難しい!

★上記自作YouTube動画もぜひご覧ください!

人生100年時代の年金

年金制度って本当に難しいですね。

年金には、
「老齢年金」・・・年を重ねたことによる所得保障
「障害年金」・・・体に障害があることによる所得保障
「遺族年金」・・・一家の大黒柱が無くなったことによる所得保障

があります。

人生100年時代を迎えた今、年金制度を知ることは、よりよく生きることにもつながります。

 

私も社労士になってから、長年、年金相談に関わっていますが、

 

本当に難しい制度です。

 

例えば、老齢年金では・・・

●繰上請求したほうがいいのか、繰下請求したほうがいいのか、それとも通常通り受け取るほうがいいのか?
●働きながら年金をもらう(在職老齢年金)には、どうしたらいいのか?
●加給年金、振替加算ってどういう制度?
といった様々な疑問点が、頭の中でフツフツと湧いてきます。

 

また障害年金では・・・
●そもそも自分の病気で障害年金が受給できるのか?
●実際に請求できるとなると、「受診状況等証明書」「診断書」「病歴就労状況等申立書」などの添付が求められますが、どういう風に記載したら(お医者さんに頼んだら)いいか?
社会保険労務士試験や、ファイナンシャルプランナー試験などで、年金の勉強はしますが、実際のところ、

 

実務を知らないと年金制度は全然分からない!

 

です。
(私もそうでした。実務をやると凄いスピードで分かります・・・)
人生設計で大事な年金制度なんですけどね。

 

あと余談ですが、もし年金で、相談員をやったり仕事にしたい方は、1日も早く実務をさわったほうがいいです(^^)

 

60歳を超えて、年金を覚えようと思っても、なかなか厳しいものがあります。

 

また実務をやったとしても、ブランク期間を置くと、法改正であっという間にスキルが落ちます。 なので絶え間なく勉強、そして実務を行っていく必要があります。

 

年金を仕事にしているとはいえ、個人的には、今の半分くらいの知識で理解できる位まで「優しい制度」になればなあと思います。
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助成金ってなに?

★上記自作YouTube動画もぜひご覧ください!
今回は、「そもそも助成金ってなに?」についてお話して参りたいと思います。

 

助成金が支給されるケースとしましては、大きく2つございます。

【ケース①】
就職が困難と思われる「高齢者・障害者・母子家庭・就職氷河期世代の引きこもり」といった方々を雇用した場合。
【ケース②】
現在在籍されている社員の、待遇や職場環境を改善した場合。

またよく似た資金調達の方法として、補助金、融資がありますが、次のような違いがあります。
(こうしてみると、助成金はありがたい制度です・・・)

 

助成金 補助金 融資
お金の使い道 ○(自由) ×(補助目的に沿ったもの) △(多少融通がきく)
返済義務 ○(無し) ○(無し) ×あり
書類作成難易度 ×(かなり難しい) △(難しい) △(難しい)

 

 

 

助成金申請は激ムズ?

パンフレット等には、
「○○になったら××円」
結構簡単そうに記載されていますが、一度でも助成金申請をされた方なら分かると思いますが、実はかなり難しい申請手続です(しかも年々難化)。

 

申請書類作成そのものが難しいというよりは、

 

添付する帳簿類が正しいかキッチリ調査(賃金台帳、出勤簿、就業規則、申立書の「間違い探し」を受けます)して、問題が無い状態にするのが難しいのです。

※なお、間違い探しついでに、令和元年は、急な用紙の変更がたびたび行われました。

 

お金だけを目的にしますと、帳簿や労務管理を整備する手間に、気持ち的に大変さを感じますので、

助成金を活用して、「今まで放置していた帳簿・労務管理を改善する」位の気持ちで臨まれる方が楽かと思います。

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