11日

【年金】老後資金2,000万赤字と100年安心プラン


老後の生活不安を解消するには?(写真はイメージ)

 

 

 

 

給付金専門社労士の「ドリナビ」です。

さて今回は、”老後資金の不安をどう解消すればいいか?” について、ご紹介したいと思います。

太郎
太郎
「100年安心」って言ってたのに、今頃になって、「老後に2,000万円必要」ってどういうこと?!

 

 

 

「年金だけで悠々生活」は無いと覚悟!

まず、この段階で思考停止をしますと、前に進みません。

年金暮らしをされている戦前生まれの方と同じイメージで老後は迎えることは、もうできません。

大事なのでもう一度いいます。。。

先輩のような「老後は年金で悠々生活」は終焉したのです

【先輩方と同じ老後を過ごせない2つの理由】
①みんな長生きすることになり、国は年金を長く支払う必要があり、金が足りない
②年金を支える若者が少なくなり、金が足りない

100年安心とは、①年金支給開始時期を遅らせたり、②年金額そのものを計画的に減らしたり(マクロ経済スライド)しながら、
『(金額が目減りしながらも)年金制度は100年後も存在しているから安心してね』という意味で、
『今の高齢者のような年金生活水準が、100年後も存在しているから安心してね』
という意味ではないようですね。

 

 

 

金融審議会がまとめた報告書のポイント
100年安心とかゆうて、のんびり構えておると今後えらい目に合うからな。
今から忠告しておくで。
年金しっかり掛けただけでは、悠々自適の生活はもう無理や。退職金も期待せんほうがエエで。
『資産運用』するだとか、『つみたてNISA』『iDeCo』するだとか、『健康に気~つけて長く働く』とか考えておけよ!(金融庁より

 

【老後資金2,000万円必要とは?】
年金だけでは老後資金が賄えず、95歳まで生きるには、夫婦で2,000万円の蓄えが必要という意味です。でも・・・
ドリナビ
ドリナビ
あくまでモデルケース。会社員としてたっぷり厚生年金を掛けていた場合は、生活切り詰めれば、1円も蓄え必要無いかも。。。
逆に国民年金ばかりの自営業者であれば、2,000万円以上必要かもしれません。

ドリナビ
ドリナビ
若いうちから将来に備え、「資産運用やNISA,iDeco をしておきなさい。」というけれど、そもそも若い頃や子育中は、運用に回すお金が無いのではないかと思います。
なので、「健康で長く働く」が、まずは多くの方にとっての老後対策です。

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