【趣味】元パチンコ店員の中高年への助言

【趣味】元パチンコ店員の中高年への助言

2016.5.5
日本屈指の温泉地、大分県別府市。2月26日、市庁舎の会議室で、大野光章福祉保健部長は表情を崩さず、正面に立つ県の監査担当者に軽く頭を下げた。

「今後は指摘事項を十分に理解した上で、生活保護行政を行ってまいります」

同市は25年以上前から、職員に年1回、市内のパチンコ店と市営競輪場を巡回させ、生活保護の受給者を発見した場合は文書で立ち入らないよう指導している。従わない場合には、医療扶助を除き支給を停止してきた。

待ったをかけたのは厚生労働省である。生活保護法にパチンコなどを直接禁止する規定がないことを理由に「支給停止は不適切」との見解を昨年12月、県に伝達。県は国の指針に基づいて監査を行い、この日、市側に是正を求めた。

「パチンコしか行き場がない。それ以外、生活に刺激がないんだ」。停止措置を受けた60代の男性は、市の担当者にこんな心中を語った。この男性のように社会から孤立化し、パチンコなどにおぼれる高齢受給者は少なくない

国はそれを「黙認」してはいないか。逼迫(ひっぱく)する財政事情の中で、浪費を許さない地域住民の感情は根強い。ジレンマに立たされた自治体は別府市だけではない

長野恭紘市長(40)は言葉を強めた。「生活保護法の条文には、パチンコを『だめ』とする根拠はない。だが、『良い』という根拠もない。今後は、国で議論を深め、結論を示してもらいたい」
※2016/5/3 産経新聞
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<むかし、パチンコ店員だった者からの助言>
もう20年以上前のことですが、割のよいバイトとして、パチンコ店員をしていたことがあります。

若者に交じって、年配者がふらりと立ち寄って、始められるケースも見かけました。

私はわりと、高齢者の方から人気がありました。

パチンコ・スロットの操作方法や世間話など、結構親切に話しかけていたということもあって。

世の中には、様々な余暇の過ごし方があります。

ただし基本的には、高齢者になって寂しくなっても、パチンコ・スロットはしない方がいいかなと思います。高揚感はありますが。

理由は・・・

①実態は遊戯でなくギャンブル。よって中毒性がある。

②競馬等と違って、その場に居ないといけないので、時間もロス

かといって、一日中テレビを見るのも、お金はかかりませんが、早くボケやすくなります。

また、年を取ってから、交流が少ないと、早死しやすいともいわれています。

オススメは・・・

カルチャースクールの門を叩いてみることです

violin2013「○○文化センター」「○○カルチャースクール」という名称で、今は高齢者向けにさまざまなコースが用意されています。

絵画・書道といった室内だけでなく、旅行や写真のような外に出かけるものもあります。

まだ若い方も、今のうちから人と交流のある趣味を、何か持っておくといいですよ。

私はというと・・・

大人になってから、無謀にも?バイオリンを始めました。

男って「酒・タバコ・ギャンブル」に流れ、怠惰な生活になりがちなので、あえてちょっと高尚な趣味にチャレンジ。

演奏の趣味って、教養が身に付いたり、指を動かすので脳の刺激にもなり、はじめて良かったなと思っています。

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